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73 お・し・お・き!!

「うぷっ…マチルダ、キョーコペアの勝ち。これが決闘じゃなかったらその場で衛兵に囲まれて、斬られてますね。でも衛兵皆殺しにされるかも…」


 女性衛兵のメイビスさんがそんな感想をのべていた。キョーコが初手で投げたメイスと槍を回収しないと。


 まずはメイス。これは殴ったときに威力が集中するように放射状につけられている金属が取れてしまっていた。ちょっと曲がってるな。うーん。要修理だ。


 次に槍。柄はパッと見は大丈夫そうだ。穂先が根元から折れていた。これも要修理だね。


「なぁ?どうやったら武器がそんな風になるんだよ?」


 ギルドマスターが汗を滴ながら聞いてきた。


「普通に投げただけですよ?」


「はぁ…普通はメイスなんてまず壊れないし、槍も折れるとしたら穂先の先の部分か柄だな。そして普通は投擲する武器じゃねぇよ?」


 キョーコなら離れた所にいる怪我人にポーション投げて回復できるかも。試してみよう!


「キョーコ?この初級ポーションを……そうだね、あの槍が胸を貫通した男に投げてみて?」


「うん。わかったよ?」


 私からポーション瓶を受け取ったキョーコが構えて振りかぶり、腕を振り下ろした。レザービームだ!


 真っ直ぐ進むポーション瓶は頭に辺り、頭と共に破裂。辺りにポーションと脳を撒き散らした。あわわわわわ。惨事だ。


「…見なかったことにするが、一応言っておくな?これ以上散らかさないでくれるか?お願いだから。受付のコムギ泣きそうだぞ?」


「すみませんでした」


 私はすかさずの土下座。片付けの係りが受付のコムギさんなのね。ぐちゃぐちゃのネトネトの片付けは嫌だよね。勝手になくなるわけないもんな?ほっとくと臭そうだし。


「お詫びをかねまして、クリーン!エクストラクリーン!!」


 流石に死体まではなくならないけど、ネトネトのぐちょぐちょな血だとか飛び散ったモロモロが消えてなくなった。死体も私もピカピカ。


「はわわわわ!ありがとうございます!」


 コムギが驚きながら感謝してくれた。土下座から見上げると顔が見えない。く、この人はメロンスイカ協定だ。激しく揺れている。


「それじゃあ、こいつらの装備品って言っても、防具は使い物にならなそうだな?じゃあ金と道具だな。パーティー口座及び、敗者個人の口座から、そちらの口座へ入金と、持ち物…ろくなのないな。マジックバッグ位か。これをそちらへ渡してこの決闘は終了だな」


「あとは、痴漢へのお仕置きだ!」


 ギルドマスターが決闘の処理をアメリに説明してきた。今回はうまくいって良かったよ。初手キョーコ、メイス投げ。キョーコもこっちに慣れてきたのか戸惑わないな。そして衛兵さんのメイビスさんがお仕置きだと言ってくれた。メイビスさんはこちら側だ。ようこそ。こちら側へ。美乳特選隊は貴女の入隊を歓迎します。


「ギルドマスター、そこの気を失ってる奴はお願いしていいですか?」


 そうか。とどめ指してなかったな?腕が肩から千切れたから長くなさそうだけど。誰もポーションかけないや。


「あと腐れなくしておく。どうせ助からない。なら楽にさせてやらなきゃな」


 そういうとギルドマスターはギオルの心臓を刺した。それだと苦しいよ?首落とそうよ?


「ギルドマスター!誰が掃除すると思ってるんですか!!折角綺麗にしてくれたんですよ!!」


 コムギさんが胸をぶるんぶるん揺らしながら怒っていた。セクシーだな。悔しくなんてないよ?


 訓練所からギルドに戻るとメアリーがいた。


「お前ら長すぎだよ?3話も使いやがtte…?…??…あばばば?エペペペぺ?うきょきょきょきょ?エペペペペペぺペペへ!?あれ?どこ行ってたの?探しちゃったよ?」


 メタなこと言ったからメアリーがバグった。ごめんよ。お土産あるから許してちょ?


「メアリー拷問は好き?」


 キョーコがシンプルにドストレートとにぶつけていく。


「もちろん!なに?マチルダでしていいの?」


「いいわけあるか!!」


 キャッキャと騒いでいたら、衛兵さんのメイビスさんがマークを連れてきた。目隠しされて、猿轡されてる。もうメアリーが興奮してるよ。


「お待たせしました。あの会議室使っていいそうですよ?汚したらクリーンしてくれれば問題ないそうなんで…後学のため見学させてください!」


 拷問を学ぶの?メアリーの後輩ができた。年上っぽいけど。会議室にはすでに衛兵のメイビスさんによって、いろいろと持ち込まれていた。うわぁ。私は外にいようかな。キョーコも外にいるのね。メアリーとメイビスがマークを連れて会議室へと入る。


「アイアンバージンと三角木馬が!!使っていいの?ねえ、使っていいのぉ??」


「メアリー先生、用意しておきました。ご自由にお使いください!」


 会議室の扉が閉まった。悲鳴、うめき声、喘ぎ声などが聞こえる。しばらくすると中から油が切れた重たい扉が閉まる音が響き、叫び声が聞こえた。そして静寂が訪れた。次に扉が開く音がすると湿ったものが地面に落ちる音が響きいた。そして会議室の扉が開いた。そこは血の海だった。


「先生!!お疲れ様でした!」


「チミはなかなかセンスがいいね?」


 メアリー?チョビヒゲつけてどうしたの?似合わないよ?でも先生か。ちょっと羨ましいぞ?


 引き摺られ会議室から出てきたマークは穴だらけだ。アイアンヴァージンに入れたんだ。あんな感じに穴だらけになるんだよ。でも死ねないんだ。可愛そうだね。マー君。


 *血塗れの会議室はキョーコがクリーンをかけました。

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