回想編⑰ 戦闘態勢
いよいよ、熊との戦闘開始です
突如、何かから湧き上がった炎の様な闘志を漲らせた楓は、力強く忍者刀を握りしめ、構えだした。
「しゅ、秀! 戦うわよ!あの熊と」
「お、おう! 当たり前だぜ! 楓」
(ありがとう秀、あんたのおかげで闘う決意が出来たわ)
と、楓は、その赤いショートボブヘアの毛先を指で振り払った。
それは、彼女が戦闘態勢に入ったと言う、意思表示でもあった。
後ろに崖が控え、一歩も後退出来ないこの状況下!
「もう、やるしかないわね!」
一つギヤーを入れたあたし達は、低い体勢で忍者刀を構え、迫り来る恐怖を息を殺して、静かに待ち侘びていた!
一瞬に全てをかける為に、、、
ヒューーーー!
谷から吹き上げてくる風の音のみが、その場を支配した。
!!!
そして、遂にその時を迎えたのだった。
目の前のご馳走に、血走って狂気と化した熊が、行く手の森の木々を倒して、遂にあたし達の目の前に、その巨体を現したのだった。
「行くわよ!秀」
「おぉぉぉ」
ダダダダダダァァァァァァ!!!
合図と共に、先に攻撃を仕掛けたのは、楓と秀だった!
忍者の素早さを活かした速攻を仕掛けたのだ!
その襲撃に気付いた熊は、極太な二足で立ち上がり、両手を高々と挙げて、威嚇の雄叫びを上げた!
「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
こうして、命をかけた幼い忍者達の闘いが始まったのだった。
この度は、数ある作品からお読み頂きましてありがとうございます(*´ω`*)
これからも、楓ちゃんや秀が活躍出来ます様に、『ブックマーク』『いいね』『評価』『ご感想』を頂けましたら、作品意欲に繋がります
( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧
是非とも、ご記入よろしくお願いいたします♪




