1異世界転生!?(モブ)
こんにちは!孤狼なつきです。
拙い文章ですが、どうか最後までお読みください!
トラックのブレーキの音が大きく聞こえる。
轢かれて最初に思ったのは、やっと解放される、というバカみたいにネガティブなことだった。
まあでも、この世界に未練なんてクソほどないし、別に死んでもいいか。
そう、思ってたのにーー!!!
目覚めて目にした天井は、見慣れない部屋のもの。
ココハドコ?ワタシハダレ?
死んだはずだよね?
え?
ここ病院?
辺りを見回す。
天蓋ベッド。
はい確定ー!病院じゃないー!
え?
ってか今の時代天蓋ベッドなんてそうそうあるか?
「お嬢様、おはようございます。って、またそんな格好で寝てー!淑女失格ですよ!」
部屋のドアが開いて、メイドのルナが入ってくる。
三十二歳。独身。今一番欲しいもの=彼氏。
ーーん?
なんで私この人の情報こんなプライベートなことまで分かるんだ?
知らない人のはずなのに。
「ッツ!!」
急な頭痛。
なんか知らない人の記憶が流れ込んでくる!?
脳が張り裂けそう!
あ、違う頭が張り裂けそう!
いや、どっちでもいいわ!!痛い痛い痛い痛い!!
んん??
いや、もしかしなくてもこの世界私の推しがいる『星学』の世界!?
あ、やべ、意識がーー
あいるびーばっく!
情報過多?で、強制的な二度寝をすることになった私なのでした。
私は、レイナ・トライト。
男爵家の娘。
顔は中の上~上の下。
そしてこの世界は『星の降る学園で』という乙女ゲームの世界。
なんで分かったかって?
国の名前、ほかの貴族の家名、そして私の最高の推しの悪役令嬢、アイリス・シャークロッド様がいるからだよ!!
ちなみに私はこのゲームには全く関わらないモブ中のモブ。
いやー。しかし現実感ないね。
何回自分の頬をぶっ叩いたことか。
ほらほら、こんな真っ赤になっちゃって。
ルナに怒られちゃうね。
「やっと起きたのですか?お嬢様。
ーーって、何やってるんですかー!!??」
あら、噂をすれば。
「こんなに顔を真っ赤にして。何故こんなことを?
そもそもお嬢様はいつもいつもいつもいつもーー」
怒られました。
はい、話を戻します。
えー。
ここは乙女ゲーム、星学の世界で私はモブ中のモブ。
そして今私は十歳で、推しのアイリス様は十四歳。
ゲームの舞台の魔法学園に入学する一年前だね。
ん?
社畜5年目の私の脳が最強抜け道プランを考え出した。
魔法学園に連れて行けるメイドや侍従は一人ずつ。
それ以外は親でも許可が必要。
全寮制で、外へ出られるのは長期休暇だけだから、一緒に入学しないとアイリス様が卒業する三年後まで推しに会えない!
でも、同行するメイドや侍従の年齢は問われない!
ん?
ゲーム内ではアイリス様は一番の新人で仕事が一番できない出来損ないを連れて行って、学園での憂さ晴らしに虐めてたはず!
つまり!!!
その学園に連れていかれるはずの新人の子よりも後にメイドになって、『不遇な新人メイド』枠に収まれば、十歳の子供だろうがなんだろうがアイリス様に学園に連れて行ってもらえる!?
というかヒロインやヒーローと立ち向かうアイリス様を特等席で拝められるってことーー!?
これはグズグズしてられないね。
希望的観測すぎて笑えてくるけど、オタクとして賭けてみる価値はある。
いざ、推し活のために、!
「ルナ様、いや、ルナ師匠!
メイドの極意を教えてくださーい!」
三十二歳独身、彼氏募集中メイドに土下座するのだった。
気がノった時に投稿しようと思います。
連載を辞めることはないと思うので、ぜひ楽しんでください。
誤字脱字報告あればお願いします。
感想、評価も待ってます!




