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カウントダウンとストップウォッチ(旧ver)  作者: wacca
六章 動き出す黒点
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8話 雷

 「一応今日から昨日から昼間の外出は許されてるんだ。だからちょっと散歩にでも行かない?」

断れない。むしろ嬉しい。だけど胸が締め付けられる思いだ。まぁいいかとまた私は思う。人でなしだとは思う。だけれどももうどうでもいいという気分に成ってくる。一緒に地元の町を歩く。中学生の頃に帰り道を共にしていたのが懐かしい。

「ここ新しいおうちになったんだね。」

そうか、五年も病院からでてないとこんなにも感覚が違うのか。なんだかタイムスリップしてきた人と一緒に居るようで面白い。

「だいぶ前にだよ。」

「へぇ」

私自身も誠と居ることで、もはや日常のあたりまえと化していた物に気づかされる。ここは前、台風が来たらつぶれてしまいそうな古めかしい家が二、三件建っていた。不思議なことに毎年の台風を耐え抜いていたが、一昨年に取り壊され、新築住宅になった。

「なんだか懐かしいね」

「そうだねぇ」

「何しろ五年だもんね」

お歳を召された方は「五年なんて一瞬」と思われるかもしれないが、中学生、高校生、大学生と、割と短い周期で環境が変わるちょうどこの頃、私たちにとって五年と言うのは、とてつもなく長い時間なのだ。

自転車がすれ違っていく。と思ったら後ろで大きなブレーキ音が聞こえた。思わず振り向く。

「美鳥?」

御厨くん。御厨くん。その人だ。

「どちらさん?」

少しいらだちと悲しみの混ざった声で御厨くんは言う。私は黙ってうつむくしかなかった。

「そうか、そうかつまり君はそういうやつだったんだな。じゃあじゃまして悪かったな。もう連絡してくんなよ。」

それだけ言い残して彼は去って行ってしまった。

「ねぇ美鳥。僕もそろそろ戻るよ。もうここで引き取ってくれて構わないから。じゃあ、さよなら」

誠もそれだけ、早口でいいのこすとはやあしで去っていってしまった。...罰が当たったのだ。いけないと思いながら罪悪感を無視し続けたこと。「交差点」で立ち止まれなかった事。二人を不幸にしてしまった事。そして二人を裏切ったこと。私の行動すべてにおいてばちが当たったのだ。帰ろう。帰って何も考えずに寝てしまおう。本当なら、永遠に寝てしまいたい。

あと2~3話で終わりでございます!ガンバルヨ(^^)d

次回は明日2020,5,27中に投稿します!お楽しみに~

                    wacca

【お知らせ】

  活動報告の「ぴえんなお知らせ」にて今後を

  活動方針?をお伝えしております!女子二人

  組の日常状態ですが把握をお願いします!

  あと、星牙がミラティブというので配信して

  るそうです。気になる方は見てみてね♪


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