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異世界魔女と名刑事  作者: 如月いさみ


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15/72

特殊猫で向かいます!

7月も中旬を過ぎると夏休みが目前である。

竜原口優が通う小学校もまた7月20日から夏休みになるので、5年A組の教室でも夏休みの予定の話でそこはかとなくざわついていた。


優の友達の有栖川武人は

「なぁなぁ、優」

夏休みの予定決まってるのか?

「旅行とか行かねぇの?」

と後ろからツンツンと指で肩を突きながら聞いてきた。


優は振り返ると

「んー、兄は毎日仕事だから旅行は難しいと思う」

でもリリアと何処か遊びに行こうかなぁと思ってる

と告げた。


武人は「ん?」と首を傾げると

「リリア?」

もしかして友達?

「と言うか好きな子?」

とニヤニヤとして聞いた。


優はにっこり笑うと

「違うよ、リリアはリリアだよ」

兄とリリアと一緒に暮らしているんだ

と答えた。


武人は「あー」と言うと

「わかった」

と答え

「だったら、俺んち8月入ったら津洗に海水浴行くから一緒に行かないか?」

そうしたらリリアさんとお前の兄さんと水入らずになるじゃん

と告げた。


優は首を傾げて

「は?」

と考えた。


自分と兄の秀美は兄弟だ。

それこそ水入らずじゃないのか?である。


武人は今一つ飲み込めていない優に

「だって、お前の兄さんと恋人だろ?」

気を利かせてやらないと

「お邪魔虫だぞ」

と小声で告げた。


優は武人に

「んー、そうなのかなぁ」

と言い

「けど、兄とリリアに話してみる」

と答えた。


武人は笑顔で頷き

「優と海で遊ぶの楽しみにしてる」

と両手でピースした。


優もまた

「うん、僕も楽しみたい」

と答えた。


その時、二人の横にクラスでも可愛いと有名な南條葵菜が立って

「あの、竜原口くん」

話しがあるんだけど

と告げた。


長く綺麗な髪を何時もツインテールにしてふわりとした愛らしい服を着ているお嬢様であった。



異世界魔女と名刑事


最後までお読みいただきありがとうございます。


続編があると思います。

ゆっくりお待ちいただけると嬉しいです。

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