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好きな色

「きれいですよね、そのタイガーリリー。立ち振る舞いも素敵です」

「すごく似合っています」

 ボクとエリーも好きな色を伝える。


「ボクは空みたいな青い色が好きです」

「タンポポみたいな黄色って私、好きです」

 同時に声が出た。お互いを見る。

「空の青さを見ていると、なぜかエリーを思い出す。どうしてだろう不思議だね」

「私もタンポポ見るとつい、アニーちゃんが出てくるよ。だって髪の色だもん」

 しばらくボクたちは見つめあっていた。


 額にぷにぷにとした感触がある。それはロッサの肉球だった。

 ミルクもエリーの頭にいて、同じことをしている。


「ボーイッシュに決めると、お兄ちゃんって言ってもらえるかもね」

 リン姉はアドバイスをくれた。エリーにも伝える。

 そしてランと一緒に、自分の服を捜索しに、ほかの場所に向かわれた。

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