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糸が紡ぐ縁

「そうなんだよね…不思議な感じがするね」

 リン姉に教えてもらったことを思い出す。

「言葉の魔法も大変っぽかったし、なにか別の意味があるような気がするよ」


 洗濯物を干し終え、キッチンでお茶の用意をしていたリン姉と合流する。

「一息ついたら、魔法使いの登録所に行こうね」


 お茶を飲み、食器を洗い、水気をふき取る。

 あれっ、とボクは気が付く。普通に歩けている。

(昨日は裾を踏みつけていたのに)

 不思議に思っていると、リン姉が聞いてきた。

「アニーちゃんとエリーちゃんはお裁縫は得意かな」

「あんまり……指にプスプス針を刺しちゃって」

「ボクも。糸がよく絡まっちゃって」

 リン姉はできるんだろうなと思い質問する。

「私もちまちました細かい作業は苦手だから、一緒だね」

 つくろいものができることを目標にしようと、ボクたち三人は意気投合した。


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