前へ目次 次へ 199/290 にげるもやもや 時計の針がカチリという音が聞こえた。 それと同時にもやもやもボクたちの周りから離れ、町のどこかに向かっていく。 ネコさんはボクとミュイッター、そしてエリーをじっとみつめる。 「みゅい」 「にゃーお」 「みゅい」 ミュイッターとなにか会話している。 「にゃーお」 ネコさんはもやもやを追いかけていった。 「ボクたちも追いかけようよ」 「みゅい」 ミュイッターは追いかけようと跳ねる。額についた緑色の石が放つ光が弱まる。 「みゅい…」 高度がだんだんと落ちていく。