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時計塔のもやもや

 時計塔から噴き出してきたもやもやは、ボクたちを近づいてくる。


――ボクはみんなを守りたいんだ。精霊さんに願います。光で守ってくださいと


 ボクは公園で唱えた魔法を応用して防御の魔法を唱えた。

「あとはネコさんに……って」

 もやもやが光の膜に触れるとミシィっと音が鳴りベキベキと破れる。


「にゃーお」

 ネコさんが新たに防御魔法を張り、もやもやは周囲を取り囲む。

「ありがとう、ネコさん」

「にゃーお」


 一昨日ならこの後ドギー君がもやもやを集めてくれた。

(今、もやもやを集められるのはネコさんだけなのに)

 そのネコさんは防御の魔法で手一杯になっている。

「どうしよう、アニーちゃん」



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