190/290
地に足つけて
「うん。頼んだよ。院長先生みたいな魔法使いになってくるからね」
年長の子に役目を引き継いでもらう。
「アニーさんはアニーさんが目指す魔法使いになってくださいね」
「ボクが目指すのは院長先生ですよ」
「私は通過点です。アニーさんなら私より立派な魔法使いになれますよ」
院長先生の言葉をよく考えてみる。
「クイズかなにかでしょうか」
「そうですね。いつか分かるときが来ると思いますよ」
「わかりました。その時が来たらお答えしますね」
ボクたちは門の手前で振り返り、みんなと家に挨拶する。
「行ってきます」
「いってらっしゃーい」
ボクとロッサ、エリーとミルクはしっかりと一歩を踏み出す。
手を振りあい、町が小さくなったころ、ロッサとミルクはミュイッターになる。




