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眼鏡をかけたヒユリさん

 リビングには丸眼鏡をかけた和服姿の女性が立っておられた。

「こんばんは。今日からお世話になります」

 ボクたちの声がそろう。そして、改めて挨拶をする。

「はじめまして。アネースティーンと申します。アニーと呼んでください」

「はじめまして。エリミエルと申します。エリーと呼んでください」

「これはご丁寧に。こんばんは、はじめまして、ヒユリスタと申します」

 挨拶が終わると、リン姉がリビングに入ってきた。


「ヒユリさんは魔法の先生だよ」

「私に魔法を教えてください」

「ボクも教えてほしいです」

 ヒユリさんはにこりと笑い、首を縦に振る。

「かしこまりました。では食事の後にお教えいたしますね。すぐ準備しますので、

アニー様、エリー様はしばらくお待ちください」

「ボクたちは様を付けられるほどでは…それより準備手伝いますね」

「私も」

 ボクたちは再度、頭を下げる。

「うけたまわりました。アニーさん、エリーさん。ヒユリさんとお呼びください」

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