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先へ先へ

「この先にゴールがあるのかな」

 必死によじ登り、先に進む。

 通路の壁が、石壁になり、地面も石畳になる。

(あちこちに隙間があるや…古い建物なのかな)

 警戒して歩いていると音が聞こえてきた。

 大きな人たちが歩いているのが見える。ボクは近くの物陰に隠れる。


(また宝箱だ)

 隠れたにある宝箱があった。ふたが大きくて重いため、開け方を考える。


 ボクは木の枝を箱の間に入れ、宝箱の上に上り、木の枝に飛び乗る。

 てこの原理で宝箱は開いた。

(力点、支点、作用点ってね)


 宝箱の中にはロープがあった。

(毛糸玉かな…元のサイズだったら簡単に運べるんだろうな)

 ひとまず体に巻き付ける。巻きつけ終わるころには、周囲は静かになっていた。


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