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お兄ちゃんとお姉ちゃん

 院長先生に会いに戻ると、眠っている子供たちを見つめていた。

「おかえりなさい。アニーさん、エリーさん。お茶にしましょうか」

 静かに別の場所に移動する。


「子供たちはぐっすり眠っていますね」

「安心したのでしょう。尊敬しているアニーさんとエリーさんがいますから」

「どうして、私たちを尊敬してくれるんでしょうか」

 エリーが院長先生に質問する。

「動きを見ていれば、尊敬したくもなりますよ」

 院長先生は優しく答えてくれた。

(お兄ちゃんの動きを真似ただけなのになあ)

 お兄ちゃんがボクたちにしてくれた嬉しかったことや楽しかったことを参考に、

 下の子たちを世話していたことを思い出す。


(お兄ちゃんもひょっとしてだれかを真似ていたのかな)

 もしそうなら、下の子たちもボクやエリーを真似てくれるのだろうか。

(次はだれが、お兄ちゃんかお姉ちゃんになるのかな)


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