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ドライヤー

「もうちょっと髪とかせてね」

「良いよ、ゆっくりしていて」

 ボクは脱衣所に向かう。


「いいお湯だった」

 エリーもとき終わったみたいだ。ボクはロッサとリン姉を呼びに行こうとする。

「待ってアニーちゃん。ちゃんとドライヤーかけようよ」

「えー。今日は疲れたからタオルだけで良いかなって」

「髪痛んじゃうよ。薄くなったり、抜けちゃったりしちゃうよ」

 ロッサがリン姉を呼びに行く。


「ほらおいで私がやってあげるから」

 エリーはドライヤーのスイッチを入れる。ブオオオーっと音が鳴り始めた。

ボクはビクっとする。この音は苦手なんだ。エリーはドライヤーに魔法をかける。


――この家にいる精霊さんにドライヤーから出る音を小さくしてと願います。



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