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静かな人魚のハープール
「うーん、ピシッと決めかったなあ」
湖にかかる橋の上から、太陽を背にドギー君が魔法を使って助けてくれた。
近くにはメルベクさんもいる。
ボクたちは合流し、近くの売店がある休憩所に案内される。
「あの……皆さん助けてくださって、ありがとうございました。ハープールです。
ハープと呼んでください。種族は人魚です」
ハープちゃんがおとなしい声でお礼を述べる。
「お礼ならドギー君に言ってね。私はそばにいただけだし」
「それならアニーさんだね。もやもやから守っていたから」
「一番早く駆けつけたエリーがすごいと思うよ」
エリーとドギー君とボクが譲り合っていると、話す人に体を向けていた
ハープちゃんが目を回した。
「あらためまして、こんにちは」
「こんにちは」
メルベクさんの声にボクたちの声がそろう。




