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空中会話
「なるほど。公園の上空に、ぼんやりしているのか」
「はい、町の方々は冬を望んでいましたから、その影響もあると思います」
「そっか。どうしようかな」
リン姉は考えている。ボクも周囲を警戒しつつ考える。そこにエリーが提案した。
「私たちで精霊の仲を取り持てませんか」
ボクは魔法石をエリーに手渡す。
「はい。精霊の魔法は自然の力を借りる魔法です。季節は自然が決めるものです。
口をはさむのはおこがましいことと思いますが」
今朝の書斎を思い起こす。あれも雷か部屋の精霊さんの仕業だったのだろうか。
「そうだね。精霊に決めてもらうのが良いかもね。冬の精霊は近くにいるのかな」
ボクは周囲を探す。感じる。居た。
「それとぼんやりとしたものはどうしようか。エリーちゃんやアニーちゃんたちが
対応するか、私がやるか。決めて良いよ」
リン姉が提案に、エリーがボクを見る。
やります、と即答しかけたボクの脳裏に、昨夜の会話が思い浮かぶ。




