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ミュイッター登場

 学校での授業を思い出す。

「箒の精霊さんがもしいたら飛べるかなあ」

 ものを大切にすると精霊は宿る。ただどんなに大切に扱っていても、使っている

以上は消耗していく。箒に精霊が宿る前に、箒は寿命を向かえる。


(風を操ったり、箒を軽くしてみたり、箒と箒の間にシーツをかけたりしてみた。

浮くことがせいぜいだったなあ)


「うさ」

「りゅく」

 ロッサとミルクがボクとエリーに声をかける。見れば、お茶は空になっていた。

 おかわりを準備しようとすると、ロッサとミルクはベンチをぴょんと降りた。

 そして、目の前に移動し、青色と黄色の石がついた額を合わせる。


「みゅい」

 光に包まれたあと、ミュイッターが姿を現した。

 そして、ミュイッターの額についている緑の宝石が光りだす。


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