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いつまでも出てこないような気がしてる
いつまでも出てこないような気がしてる 靴裏に詰まる小石みたいに
寝たきりの正月ぶりに会う祖母の十二の私と同じ体重
空っぽな身体の中でいつまでも不実な君の声がリフレイン
今はまだ若葉に過ぎぬ茂りでも 薔薇なら咲くよいずれわかるさ
約束に名前を書いておいてくれ しまわれたまま忘れぬように
眠るたび もう起きなくていいような まだ眠りたくないような闇
待つことの暴力性を知りながらあなたを待つよ 花が散るまで
さよならは言葉にしないほうがいい 終わりの時を悟らせぬよう
この社会なんか息苦しくないか 私に向いてないとかじゃなく
使う日が来ないとしても覚えてる覚えていたいもの手話だとか




