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第2話

『やれやれ、やっと起きたのか。』


「…おはようございます。」


『今は昼じゃ。』


「…こんにちは。」


『まぁ別に今起きたところじゃから、おはようでもよいのだがな。』


「…。」


『どうした?無言で包丁など取ってき…


ドス


ギャー!!危ないではないか!!突然どうした!!腹が減ってるのであれば、れいぞうこなるものの中に…


「黙れ」

シュッ


これっ!!話を聞かんか!!


「五月蝿い」

シュッ、ドス、ガシャーン、ベリッ、スパッ、トスッ


ふっ!!流石は御子息といったところか、毎日だらだらと過ごしておるというのに。じゃが、甘い甘いぞ小僧!!その程度の腕で儂を喰おうなぞ笑止千万!!時に歴戦の猛者と渡りあったこの儂を舐めるでないぞ!!ニァァァアアア!!!!!


少年と猫


すれ違いざまに共に一線、勝負は一瞬にて決まった。


「ぎゃー!!顔がー!!」


リーチでは圧倒的に不利である筈の猫の勝利にて。

何故、勝てたのか?それは…』


「さっきっから何ぶつぶつ言って…

『にゃー』

あっ包帯ありがとう、でもそこまで酷くは…

『にゃー』

えっあっうん、ありがたく使わせてもらうよ。」


なでなで

『ふみゃ〜』


『随分儂と扱いが違うな。』


「…気のせいだ。所で昨日俺入学式って言ってたよな?」


『言っておったがそれがどうした?』


「今夏だって。」


『へ?』


「起きてみて、ものすごく暑いなーなんて思って友達に電話してみたんだよ。」


『えいぷりるふーるなるものではないのか?ほれ、嘘をついてよいというやつだ。』


「いや、エイプリルフール自体は知ってるけど…」


『それにじゃ、暑いのは地球温暖化のせいではないのか?』


「もし仮にだ、そうだとしたら、アイツは家にはいないよ。入学式の次の日は平日だ、学校にいるよ。」


『へ?何を言うておる。』


「ん?俺何かおかしいこと言ったか?」


『最近のは携帯できるだろうが。』


「…ない。」


『ない?』


「俺、携帯持ってない。」


『友人は持っておるのだろう?』


「…番号聞いてない。」


『ふむふむ、それじゃあ今回の件、儂も調べるとするか。』


「も?何だこの辺につてでもあるのか?」


『何を馬鹿なことを言うておるのじゃ、お前も調べるに決まっておろうに。』


「あ、やっぱり。」


『しかし、突然に夏か。』


「すごいよなー。季節を操れ…」


『阿呆め。』


「なっアホってな…」


『季節を操るのじゃとすれば、何故お前の友人は家におったのだ?』


「季節じゃなくて時を操る。…じゃあ何で俺とお前は気づけたんだ?」


『それは儂らが遊び相手として選ばれたのじゃろう。』


「遊び相手?」


『世界最恐の魔女のな。』

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