第2話 出会い
教室を行き良く出て、あいつらの話に耳を傾けぬままとりあえずでトイレに行った
時間も無いしすぐに済ませて、朝会に間に合うようにしよう
(今日は部活するし、疲れるぞー!)
トイレに行く途中、女子が教室前に集まり、生徒たちの通行を邪魔していた
「おい、その子が困ってるぞ」
「ああ...すみません!」
(やれやれ)
トイレに着くと鏡で自分の酷い顔を見た
まず髪だ
(そろそろ染めたいな...ずっと黒髪だし。)
いつ見ても自分は酷い顔だと思い込んでいる
確かに自分がモテてることは渉は自覚しているのだが、渉には中学時代に未練があった
渉は振られたのだ
(あの人、今頃何してんだろーな...)
トイレの中に入ると先客がいた
「うっす...」
「あれ?渉くんじゃん!」
「ども...」
「元気ないなw振られたんか?」
「そもそもあんた誰だよ」
「内緒w」
「...」
「君の嘘はいつでもばらせられるんだよ?」
(何言ってんだこいつ...)
「まあまあ、君には僕の道具になってもらう」
「嫌だね、ここは使用しにくい。場所を変えるよ」
と言い、トイレはしてないが不吉な存在にあったので一応手を洗った
「ちょ、ちょっと待って!まだ終わってない!うりゃー!」
(うわ...汚ねぇ)
「行かせてもらう」
「まてこら」
「あれれ〜?手を洗わないのかなぁ〜?」
「ああ...いやその...」
さっきの女子も加勢してきた
「やだ汚ぁい!」
「うえー」
(wwww滑稽だ!w)
「何にやけてんだよ!」
俺を触ろうとしたその時、ブーイングの嵐が起きる
「不衛生な方が渉さんに触れないでくださる?」
(あれ?こいつどっかで会ったことある気が...こいつ...あん時の...思い出しきれねぇー!)
「くそ!」
謎の男は走って逃げた
「やべ、朝会遅れる」
小走りで渉も教室に向かった
向かう途中とんでない事が起きた
女子と肩をぶつけてしまい、倒してしまった
この展開が俺の人生を間違いなく変えた
「すまん、大丈夫か?」
様子を伺うと見たこともない美貌の女子がこちらを見て表情が変わった
痛みを感じていたような表情から、苦虫を噛み潰したような顔になった
「...もしや...渉?」
「ああ...そうだが?名前なんだ?」
「姫宮紅蘭!それが何よ!」
「間違いない...」
「?」
(可愛すぎるだろ!)




