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第16話 なのです!

会議が始まった

(そういえばあいつらなんて言ってたっけ?田中圭と話したいっての言ってたか?)

「では、本題に早速移させていただく」

3年の女子がそういった

続けて

「今年は去年の保泉より酷い……ああここにいたんだった。去年は色々会議が行われてたんだからな?」

「えぇ…」

「で、今年がなぜ酷いのか…やつは…田中圭は…その…」

女子が戸惑っているところ、3年の先輩が代わりに言った

「体を目的にしている」

その瞬間ざわめきが起きた

それと同時に

(あいつヤリチンかよ!!!俺冤罪だわ)

「これは随分とまずい状況だ。保泉、そこで君に来てもらった。」

「ハァ…?」

「人と付き合ったことはあるんだよな?」

「はい…」

「紅蘭と付き合ってくれ」

「…な!?」

「それはさすがに…」

紅蘭も少し嫌がっていた

…いや本人の前で嫌がんないで?

「初恋の人を思い出してくれ。それぐらいの感情で」

「初恋…」

「違う作戦はないのか?1年もいるだろ?それに俺は今…」

「あいにく、ここに来てもらった篠田ちゃんは事がすぎている。最早手遅れだ。」

「でも!2年で何とかなる問題なんですか?」

「現状そうするしかないのよ。協力してちょうだい。」

「…うーん」

「話がまったくもって見えてこないわ。何がしたいのよ!」

「この事を解決する以外ないでしょ!?この学校の女子が酷い目あってんのよ!?特に渉くん!君が何とかしなさいよ!初恋相手って言い張っ…」

「それは無理だ。紅蘭とはよく話す間柄になってきたが、俺はみくが好きだし、初恋は高1の時にとっくに終わってる。それに俺の前で初恋なんて言葉出さないでくれよ。」

「それは私に関係ないわ。計画は計画。そんな感情1度捨てなさい」

「増えるもんも減るもんもそれじゃあオレにないな。紅蘭、お前は…お前は…どうしたんだ?そんな顔して」

「あれ?ごめん…なんか涙出てきちゃった」

「は?」

「まさかあの去年問題起こしまくってた渉の口から『俺の前で初恋なんて言葉出さないでくれよ。』なんてイケメンみてぇーな言葉が出てくるなんて…」

「…殴っていい?」

「これは本当に深刻な状況…」

「だからどう言った作戦なんすか?」

「まず男女ペア2人で山田圭に近ずく。」

「…」

「そして別れて、2人の前で喧嘩する」

「2人ってことは山田ってやつはもう既に新しい相手ができたんだな?」

「既にできていたから乗り換えたって言葉が当てはまる。」

「とんだ性よ…」

「くだらん」

(おい、せっかく食い止めたのに3年の先輩がくだらんって言ったせいで言葉出来上がっちゃったよ。てか全然会話に参加してなかったの気のせい?)

「まじでくだらない理由と採用方法だな」

「なにがよ!」

「こんな2人が付き合ってるなんて聞いたら学校に来る人が限られてくるぞ」

「すみませんそれはどういうことですか?」

「そのままの意味だ」

「まあ、別に俺たち2人に限定する意味ってなんなんですか?」

「割に合ってるかなと」

(3年に俺の実力を認められたと…いや俺何もしてね)

「まあ、めっちゃ嬉しいっすけど…その作戦には希望がひとつも無いですね。あと初恋相手っていう設定は別にいらないんじゃないかな?」

「確かに、今の2人を止めるのが目的だしな」

「うーん…」

「どうした?1年」

と3年の女子は言った

すると

「2人を痛い目に合わせなきゃ多分意味ないですよ」

「意味以前の話だ。それをして生徒会の質を下げたくない。」

「何そんなに質にこだわってんだよ」

(お、強気だなぁ…1年)

「おかしいだろ?俺の彼女がこんな目にあって、生徒会に相談したら、生徒会の質下げたくねぇーから…って言われたらめっちゃ腹立つだろ」

(確かに原辰徳だな。…そんなふざけてる間では無さそうだし、しれっと付き合ってること言いやがったぞあいつ。俺なんか1年の2月に振られたっつーの)

「あのー俺思ったんすけど…正味嫌味を色んなとこにばらまけばいいんじゃないですか?俺もそうされましたし…生徒会さん」

「いやぁ…そのーその時は…」

「別に過ぎたことだし…気にしてないけどよ。生徒会の質なんて誰も期待してねぇーかもよ」

(多分この女が紅蘭に指示をさしてたんだろうな…こりゃあ男でも口論負けそうになるな)

「この会議は一旦終了と致します…」

会議は急に終わってしまった

2回目の情報は出されないまま3年は帰っていく

1年もカップルらしい振る舞いをして、部屋を出ていった

「なあ紅蘭…なんで今日の会議全然喋んなかったんだ?」

「あの生徒会の人たちに騙されたことを気づいたかなぁーって思って気まずくなっちゃったの。」

「気づいてはいたけどそんな気にしてないけど…だって所詮俺をどん底に落とし込もうとしただけだろ?ならもう現状最新の彼女にドタキャンからの俺の生活の監視を一日中されてたからな。それで既にどん底経験してる」

「ほんと?初恋とか、中学の時とかって高校じゃ全く違うってよく言うじゃん?」

「それ以上その言葉発したらここで首絞めてやる」

「そこまでしちゃう感じ?」

「本当に嫌な経験だったんだ」

「私それ聞いちゃダメなやつ?」

紅蘭は俺の左腕を掴んでこう言ってきた。

これで無理と言えるほど俺は女子に慣れてない

「わかったよ…紅蘭には仲良くしてもらってるしな」

「いいの!?聞かせて!聞かせて!!」

「そんな面白い話じゃねぇーけどよ…俺が中学生の時」


こっから俺が中学生の時の話だ

机はくっつける謎システムが導入されていたから隣の人とは大体仲良くなれるようになっていたのだが、俺は結構そん時やさぐれてたし、めっちゃアニメ大好きだったから5つ子の花嫁が学校にやってくるものだと勝手に勘違いして勝手に転校生に落ち込んでた

勿論その時にはその転校生が俺の初恋相手になるなんて思いもしていなかった

俺の隣にはその時いなかった。後から先生に聞いたからわかった話だが実はわざと開けられていたらしい。もちろん隣がいないから転校生は俺の隣に来た

黒髪のロングヘアで髪は結ばずにめちゃくちゃ髪がサラサラしてた

すげぇー管理してんだなぁーって感激受けてたけど色々2人で授業つまんねぇーから話してたんだ

そっから仲良くなって、行事とか委員会は2人で行うようになった

めっちゃ仲良くなれたんだ

えっとー確か名前が鶴井(つるい)麻里奈(まりな)だったかな

そいつと話していくうちにだんだん違う感情抱いたって言うか…


「も、もういいだろ?」

「なんで最後まで聞かせてくれないの?」

「恥ずかしいんだよもうこれ以上」

「え〜?」

「…」

「でも告白はしたの?」

「したよ」

「成功した?」

「失敗した」

「その後は?」

「苦しい思いをしたな。」

「なんかウケる。再開したらどうする?」

「そうだな。挨拶と共に1発だけやらして欲しい」

「なんてこと言ってんのよ!」

「殴るってことな?」

「ああ…」

「まあ…もう会えることなんてないだろ。」

「分かんないよぉ〜?」

「w…あるわけねぇーよ。さ、俺たちも帰ろうぜ」

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