頭の中操作不能、あなたの寝顔がそうさせるの
最高最強のおねだりを受けた私は麗羽ちゃんを抱きしめ返す。もうこのままぐるりと回転して覆いかぶさりたい。そしてびっくりした麗羽ちゃんの頬に私の頬を擦り付けたい。興奮してきた。
「...文乃さん? なんか息が荒くなってるけど...変なこと考えてる?」
「いや!? 全然!」
ジト目で私を睨む天使、その顔好き。
「さっ、麗羽ちゃんっおねむなんでしょ? このまま寝ちゃお?」
「うん...」
麗羽ちゃんの背中を子供を寝かしつけるようにトントンと叩く。するとすぐに彼女はウトウトとし始め、次第に目を閉じていく。安心しきっているのか、寝つきが良い。ちょっと無防備過ぎると思うけど私や家族以外には見せないんだろうな...いや、学校でもこんなもんか...前にも似たような事を考えたような考えていないような気がするけど細かいことは気にしない。
「はぁ~、可愛い~♡」
スヤスヤと眠る彼女を見守る今の私はまるで赤子を慈しむ母親のように見えるだろう。もっともっと甘やかしてあげたい♡ これが母性...?
...閃いた。麗羽ちゃんと赤ちゃんプレイ...私が麗羽ちゃんのママになるのよ! さっきみたいに赤ちゃん言葉で喋る麗羽ちゃんを想像するだけでもうやばい。いや、待って...もしかして...逆もアリなのでは...? 麗羽ママ? なるほどね、やばいわね。
「んみゅ、おきた」
「おはよう、麗羽ちゃん」
私が麗羽ちゃんとの赤ちゃんプレイの妄想に励んでいる間に時計の針はだいぶ進んでいたらしい、麗羽ちゃんが目を覚ました。
「よく眠れた?」
「うん、やっぱりこのベッド最高」
「よかった、麗羽ちゃんさえよければ何時でも使いに来ていいからね?」
「...うん」
不意にぐぅーと低い音が鳴った。誰かさんがお腹を空かせているみたいだ。寝惚けているが少し頬が赤くなっている。
「晩御飯はどうする? よかったらうちで食べてく?」
「...いいの? 邪魔にならないかな?」
「大丈夫だよ、どうせ今日は私しかいないし。両親がいたとしてもきっと喜ぶから」
「え、じ、じゃあ二人きり...なの?」
「そうだけど...それがどうかしたの?」
「いや...別にどうもしないけど、ご飯は誰が作るのかなって」
私だが?? 何その「え? 料理出来るの?」みたいな顔は...麗羽ちゃん私のことどれだけ残念だと思ってるの?? ちょっと扱い雑になってきてないかな? でもそんな所も素敵♡
「これでも料理は結構得意なんだよ?」
「...ほんと?」
もう、疑り深いんだから! これは分からせてやるべきだね、私の実力を。身も心も胃袋も私以外じゃ満足出来ないようにしてやるんだから。
ソ...




