甘い衝撃、あまりに天敵。
...なんだこれ。
「えへへ、麗羽ちゃん。好きだよぉ~」
唇を離した文乃さんはデレデレとニヤケ顔で呟く。なんだか恥ずかしい。
「わ、私も好き」
「ぐへへ」
「もう...私寝るからねっ」
文乃さんから逃れるように背を向ける。
彼女に寝顔を見られると思うと顔が熱くなってしまう。
「麗羽ちゃ~ん、こっち向いてよ~♡」
「は、恥ずかしいからダメ」
「じゃあこうしちゃうもーん!」
後ろからぎゅっと抱きしめられ、身体が熱くなる。
「ふ、文乃さん。暑いからダメだよ...」
「ダメじゃないもーん♡ スンスンッ」
首元に何かが近づく、また匂い嗅がれてる...? そんなに私の匂いが好きなのかな。くすぐったい。
そして、私を抱きしめていた手がモゾモゾと動き始める。いつの間にかパーカーの裾に潜り込んだ彼女の手がタイツをのけて私のお腹を撫でる。
「んっ! 文乃さんっ... 」
「すべすべ~♡ ぷにぷに~♡」
彼女が触れた途端、お腹に甘い衝撃が走る。な、なにこれ。お腹触られただけなのに、何でこんなに変な気持ちになるの。これはまずい。一刻も早く逃れなくては。
「ふ、文乃さん? 触っちゃダメ...私まだそういうのは早いと思uんっ♡」
返事が来ない。都合の悪いことは聞き逃すつもりなのか、彼女は未だに手を止めない。んっ♡ また来た...これ癖になっちゃいそう...というかお腹でこんなになるなんて私のどんだけ敏感なの...?
「ふへへ~、麗羽ちゃんの可愛いお腹。いっぱい撫で撫でしましょうねぇ~♡」
「やっ♡ や、めてっ。ほんっ、とにダメっだか、ら!」
ダメと言っているのに文乃さんは一向にやめる素振りを見せない。それどころかさらに激しくお腹を撫で回してくる。ほんとにありえない。甘くピリピリとした感触に悶える私に対して文乃さんは何を思っているのだろうか。振りほどこうとするも文乃さんの方が力が強い為、失敗に終わる。
「スンスンッあれー?麗羽ちゃんの匂いが濃くなってきたよぉ~? どうしてかなぁ~♡」
「ぃっ♡ いみわかんないことっ♡ 言ってないれ! はやくやめて!おねがいだからっ!」
「そこまで言うんだったらとっっっっっても名残惜しいけどやめてあげる♡ ただその代わりに私のお願い聞いてほしいなぁ?」
「きくっ!きくから!」
「ふへへ」
なんだか私らしくないことをしちゃったけどこれも麗羽ちゃんが可愛すぎるのがいけないんだよね。私は悪くない、麗羽ちゃんが悪い。それにしても麗羽ちゃんのお腹気持ちよかったなぁ~♡ もっともっと撫でたい♡ あんなにふにゃふにゃになるとは思いもしなかったけど♡ 蕩けた麗羽ちゃんも見れたし、お願い聞いてもらえるしラッキー♡ なにしてもらおうかな~♡ 嫌われることは今のところ無さそうだからもう少し大胆にいっちゃおうかな~♡
「い、一緒にお風呂入ろっ♡」
「ダメっ。それはまだダメ!」
ちぇ~、ダメかぁ~。でも「まだ」なんだよねぇ♡
「え~? ダメなら撫で撫で止められないよー?」
「じゃ。じゃあ文乃さんの方向くから! ね? さっきみたいにぎゅっとしてあげる。それで良いでしょ?」
「してあげる~? 違うでしょお麗羽ちゃん?」
「なっ...! 」
意地悪だけど麗羽ちゃんが悪いんだもーん♡
あんな可愛いとこ見せられたらいじめたくなっちゃうよ♡
「ほら、麗羽ちゃん? 可愛くおねだり出来る? お手本欲しい?」
「...一応」
「一人じゃ寂しくて眠れない麗羽に、大好きな文乃さんをぎゅってしておねんねさせてください♡ って!」
「なっ...! ばかじゃないのっ...」
「ほら~♡ やらないの~? 撫で撫で終わらないよぉ~?」
「っ♡ うぅ...ほんとにやめてくれるの...?」
「もちろん♡」
あー、ニヤニヤが止まらない。こんな可愛い彼女におねだりして貰えるなんて ♡ ほんと今日は最高な一日だなぁ♡
「...言うから、手解いて...」
「絶対だよ~? はい、どうぞ♡」
拘束していた手を離すと、自由になった麗羽ちゃんがこちらを向く。火照った顔がえちちだね♡
「...ひ、一人じゃ寂しくて眠れない...う、麗羽に、文乃さんをぎゅってしてお、おねんね...させてください...」
言うと同時に私を精一杯抱きしめる麗羽ちゃん。
おっ♡ 麗羽ちゃん柔らかっ♡ ぬくい♡ 吐息がえろいっ♡ 最高♡
なんだこれ...




