表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
18/18

ずっと共に

成る程、だからイクリスはジョージさんが告白すると言っていたのか。


そこでメイは納得した。


「じゃあ、相談事っていうのは、イクリスの背中を押す為だったんですね。」


「うん、まあね。」


「あの、ありがとうございます!」


そうメイはジョージに頭を下げた。


「ジョージさんのお陰で、無事に両想いになれました。」


ジョージはそんな事ないよと話す。


「君たちは前から両想いだったんだから、俺はただ背中を押しただけで。」


「いいえ、その背中を押してくれただけでもありがたいです。

でなければ私、ずっとイクリスの気持ちを分からなかったかもしれないですし。」


そうメイは明るく微笑んだ。


「あ、それに何か相談が本当にあるなら、私で良ければいつでも相談に乗りますよ!」


「いや、大丈夫だよ、そもそも相談事なんてないし、俺と会ってたらイクリスさんも今度こそ本当に嫉妬するだろうし。」


そう言ってチラリとジョージは影に隠れているイクリスと目が合う。


イクリスは直ぐ様隠れたが、恐らくメイが来た時からずっといたのだろう。


「それじゃあ、上手くいって良かったよ、末永くお幸せにね。」


そう言ってジョージはメイに背中を向けて歩き出す。


「あの、本当にありがとうございました!」


メイはその背中にお礼を言った。




そしてジョージは家に帰ろうとすると、メアリーに出会った。


「相談事はあるかい?」

そうメアリーは尋ねてきた。


恐らくメアリーは分かっていたのだろう。


「俺、何で彼女が出来ないのかな~。」

ははと笑いながらジョージは話す。


その眼には少しだけ涙が溢れていた。


「…ジョージ兄ちゃんもいつかいい彼女出来るといいね。」


そうメアリーはぽんぽんとジョージの頭を撫でる。


「イクリス兄さんが告白しなかったら、メイさんに告白してたの?」


そうメアリーが直球で聞いてくる。


「まあ、そのつもりではいた。

どっちにしろ振られてただろうけど。」


そうやさぐれながらジョージも返事をする。


「今日は妹が存分に励ましてあげよう!

何か食べたいなら何でも奢るよ!」


「あー、優しい妹様を持って俺は幸せだなー。」


そしてジョージとメアリーは共に帰っていった。



一方メイもその後帰ろうとすると、イクリスと出会った。


「もしかして、待っててくれたの?」

そうメイが尋ねると、イクリスは顔を赤くして目を逸らす。


恐らく図星なのだろうか。


メイは少しふふっと微笑んだ。


そしてイクリスは無言でメイに手を差し出した。


メイはその手を握りしめる。


「えへへ、手を繋いで帰るなんて、昔みたいだね。」


「…そうだな。」


昔は何とも思わずに手を繋いでいた。


いつしかそれをしなくなだたが、またこうしてまたイクリスと手を繋ぐ事が出来た。


それは凄く幸せなことなんだなと実感する。


2年後、彼と結婚して。


その後もずっと、共に生きていけたらいいな。


メイは心からそう願った。

 ギャグ物を書きたくて書いてみたらエタりそうなくらい書くの苦戦しました。

 ここまでお読み頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ