対ギルゼウス
ーーー魔王ギルゼウス視点ーーー
アルシェーラさんの攻撃を受け流しながら、彼女の仲間を見ていました。
白髪の方は謎の四人組を召喚?しているんですが...。
金髪の方は不自然な程に速くなっていたり。
僕はアルシェーラさんの能力ばかり気にしていましたが、二人の方も興味深い能力ですね。
手に入れたくなってきました。
能力は四つまでしかストック出来ないので、魔神化以外を捨てましょうか?
現在は、魔神化、魔力分解、生物操作、耐性強化(微)、ですね。
魔神化以外の能力よりも強力だった場合は、二人の能力も手に入れて置きますか。
っと、取らぬマジックポンポコの皮算用でしたか?
「アルシェーラさん。貴重な能力を二つも連れて来てくれて、ありがとうございますね」
「レッド、ラッシュ! お前なんかに絶対負けない!」
「頑張って下さいね。頑張って、頑張って、その能力を成長させて下さい」
「くっ!」
あの能力が僕の物になると思うと、思わず笑みがこぼれてしまいますね。
あれさえ手に入れば、僕の目的に大きく近づく。
この世界を手に入れる。
何としても。
そして平和を......。
〇〇〇
ーーーシーラ視点ーーー
なんて強い...。
まるで底が見えない。
私の全力の一撃も簡単に受け流す。
魔王の攻撃が来る。
「ブルー、カウンター!」
ブルーが魔王の攻撃を跳ね返しその攻撃が魔王に当たったはずだったのに、魔王の姿が消えたと思うと、後ろから攻撃を受けた。
転移!? いや、早すぎて見えなかった?
カウンターすらも当たらないなんて。
「レッド、チャージ! ディフェンスブースト!」
レッドに攻撃を溜めさせて、私は防御力を上げる魔法を掛けた。
「その程度では僕の攻撃は防げませんよ?」
魔力も残り少ないけど...。
「召喚、ブラック! バキューム!」
黒い星を召喚し、ギルゼウスを吸い込もうと突っ込んで行く。
「そんなことも出来るんですね。ますます欲しくなりましたよ」
「これはどうでしょうか? アブソリュートバインド」
ギルゼウスが何かの魔法を唱えると、ギルゼウスの腕から黒い鎖の様な物が無数に放たれ、物凄い速度で私に向かって来る。
回避を試みたが数が多すぎるため、私は鎖に捕まってしまった。
「流石にアルシェーラさんでも、これを避けることは出来ませんでしたか」
「放せ!」
「それでは頂くとしますか...」
こ、殺される!
どうにかして逃げないと!
「必殺技お願い!」
「「「「プヨプヨット!」」」」
「スローワールド!」
「間に合って良かった」
「シュラムアさん! リューカさん!」
危機一髪で現れたシュラムアさんとリューカさん。
「第二ラウンドと行きましょうか」
次は第二ラウンドです




