アルシェーラ将軍と青い星
久しぶりの更新です。
私達は謎の大陸を歩いていた。
昨日の夜に試して見たんだけど、スライムワイバーンを作って飛んだら、一つ目の蝙蝠みたいなのがたくさん現れて、攻撃をしてきた訳で...。
歩くことになりました。
「それにしても何も無いな」
「あ、後半日ほど歩けば、魔王様の城に着きます」
「魔王の城? 行って大丈夫なの?」
「私自身は行きたくないですけど、変装していけば...」
「ここで私の出番ね」
「生成、魔族の角型、タンクスライム!」
「す、すごい」
リューカは、一本角。シュラムアは、シーラと同じ牛のような角。
これで少しはごまかせるかな?
魔族ってシーラ以外見たこと無いから、良くわからないけど...。
そういえば、リューカがこの前魔法を使えるようになったらしい。
...素早さ上昇だったっけ?
私、生成しか使えないみたいだから、悲しいよぉ。
「そろそろ、休憩にしよう」
「はい。分かりました」
さっき倒した猪?の肉を焼く。
これ、結構いけるかも。
豚肉以外は食べたこと無いけど、猪の見た目からは想像出来ないくらい美味しい。
「シュラムアさん! 早く食べないと冷めますよ」
「そ、そうだね」
「お腹いっぱいなら、私が食べますよ?」
「自分で食べるよ」
「残念...」
危ない危ない。シーラちゃんに食べられる所だった。
油断大敵だね。
「よし、そろそろ出発しよう」
「はい。魔王様の城まで後少しです」
もうすぐ魔王の城。
私達は、周囲に気をつけながら進んで行くのだった。
〇〇〇
「あれが魔王の城?」
「はい。ちょっと敵対している人がいるので、本当は行きたくないんてすけどね...」
そして私達は魔王の城、その城門の目の前にいた。
「このまま入っていいの?」
「ええ。魔族であれば、城下町までは入れますよ」
案外守りは薄かったみたい。
ここで情報収集するとしますか。
「あぁぁぁぁぁ! アルシェーラ将軍様ぁぁぁああ!」
「生きてらしたんですね!」
「俺は信じてました! アルシェーラ様が生きていると!」
「「「アルシェーラ様ばんざ~い!」」」
町に入った途端、こちらに向かって人々が騒ぎ出した。
「アルシェーラ将軍って誰?」
後ろを振り返ってみる。
誰もいなーい。
やっぱりこっちを見ているみたい。
「あの、私の事です」
「「え? 将軍!?」」
「え、ええ」
驚いた。まさかシーラが将軍だったなんて。
「この騒ぎだと、すぐに城に伝わってしまいます」
「早く逃げよう」
私達は路地裏へと逃げた。
「で、どういうことなの?」
「はい。私の本名はアルシェーラです」
「それでシーラね」
「はい。...実は私、将軍なんです!」
「さっき言ってたね。将軍って、魔王軍の?」
「ええ、魔王軍には、四人の将軍がいて、それぞれが部下を持っています」
「シーラがその一人って言うこと?」
「はい。この前の反乱で、将軍二人が戦死しました。戦いが終わった後、私の部隊の副将軍が、私の背後から襲って来たんです」
「な、なんで?」
「私の地位が狙いだったのでは? 私は辛うじて逃げられましたが、思ったより傷が深くて...」
酷い副将軍だなぁ。
「だから会いたく無いんですよ」
「今から乗り込む?」
「の、乗り込みませんよ!」
そういえば、シーラの能力って何だろう。
「シーラの能力って何なの?」
「本当は、殆ど教えて無いんですけど...。シュラムアさん達だから特別に...」
「「いいんですか!?」」
「はい。私の能力は、色々な効果を持った自分の衛星を作り出せるんです」
「衛星?」
「はい。後、生まれた時からずっとある衛星もあります。これなんですけど...」
そう言ってシーラは、髪飾りを外した。
よく見ると、青い球体が付いていた。
「ブルー、起きて」
青い球体は、徐々に大きくなり、半径五センチメートル位で止まった。
シーラの周りを回っている様だった。
「これが生まれたときからあった、私の衛星です」
「綺麗...」
その星は、目を奪われる程に美しかった。
「ありがとう。大事な能力を教えてくれて」
「いいですよ。私達の仲ですから」
そして私達は宿屋へ向かった。
まさかの将軍様でした。




