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スライム職人のマッドパペット  作者: ルイエフラ
11/15

アルシェーラ将軍と青い星

久しぶりの更新です。

私達は謎の大陸を歩いていた。


昨日の夜に試して見たんだけど、スライムワイバーンを作って飛んだら、一つ目の蝙蝠みたいなのがたくさん現れて、攻撃をしてきた訳で...。

歩くことになりました。


「それにしても何も無いな」

「あ、後半日ほど歩けば、魔王様の城に着きます」

「魔王の城? 行って大丈夫なの?」

「私自身は行きたくないですけど、変装していけば...」

「ここで私の出番ね」


「生成、魔族の角型、タンクスライム!」


「す、すごい」


リューカは、一本角。シュラムアは、シーラと同じ牛のような角。


これで少しはごまかせるかな?

魔族ってシーラ以外見たこと無いから、良くわからないけど...。

そういえば、リューカがこの前魔法を使えるようになったらしい。

...素早さ上昇だったっけ?

私、生成しか使えないみたいだから、悲しいよぉ。


「そろそろ、休憩にしよう」

「はい。分かりました」


さっき倒した猪?の肉を焼く。


これ、結構いけるかも。

豚肉以外は食べたこと無いけど、猪の見た目からは想像出来ないくらい美味しい。


「シュラムアさん! 早く食べないと冷めますよ」

「そ、そうだね」

「お腹いっぱいなら、私が食べますよ?」

「自分で食べるよ」

「残念...」


危ない危ない。シーラちゃんに食べられる所だった。

油断大敵だね。


「よし、そろそろ出発しよう」

「はい。魔王様の城まで後少しです」


もうすぐ魔王の城。

私達は、周囲に気をつけながら進んで行くのだった。




〇〇〇




「あれが魔王の城?」

「はい。ちょっと敵対している人がいるので、本当は行きたくないんてすけどね...」


そして私達は魔王の城、その城門の目の前にいた。


「このまま入っていいの?」

「ええ。魔族であれば、城下町までは入れますよ」


案外守りは薄かったみたい。

ここで情報収集するとしますか。


「あぁぁぁぁぁ! アルシェーラ将軍様ぁぁぁああ!」

「生きてらしたんですね!」

「俺は信じてました! アルシェーラ様が生きていると!」

「「「アルシェーラ様ばんざ~い!」」」


町に入った途端、こちらに向かって人々が騒ぎ出した。


「アルシェーラ将軍って誰?」


後ろを振り返ってみる。

誰もいなーい。

やっぱりこっちを見ているみたい。


「あの、私の事です」

「「え? 将軍!?」」

「え、ええ」


驚いた。まさかシーラが将軍だったなんて。


「この騒ぎだと、すぐに城に伝わってしまいます」

「早く逃げよう」


私達は路地裏へと逃げた。


「で、どういうことなの?」

「はい。私の本名はアルシェーラです」

「それでシーラね」

「はい。...実は私、将軍なんです!」

「さっき言ってたね。将軍って、魔王軍の?」

「ええ、魔王軍には、四人の将軍がいて、それぞれが部下を持っています」

「シーラがその一人って言うこと?」

「はい。この前の反乱で、将軍二人が戦死しました。戦いが終わった後、私の部隊の副将軍が、私の背後から襲って来たんです」

「な、なんで?」

「私の地位が狙いだったのでは? 私は辛うじて逃げられましたが、思ったより傷が深くて...」


酷い副将軍だなぁ。


「だから会いたく無いんですよ」

「今から乗り込む?」

「の、乗り込みませんよ!」


そういえば、シーラの能力って何だろう。


「シーラの能力って何なの?」

「本当は、殆ど教えて無いんですけど...。シュラムアさん達だから特別に...」

「「いいんですか!?」」

「はい。私の能力は、色々な効果を持った自分の衛星を作り出せるんです」

「衛星?」

「はい。後、生まれた時からずっとある衛星もあります。これなんですけど...」


そう言ってシーラは、髪飾りを外した。

よく見ると、青い球体が付いていた。


「ブルー、起きて」


青い球体は、徐々に大きくなり、半径五センチメートル位で止まった。

シーラの周りを回っている様だった。


「これが生まれたときからあった、私の衛星です」

「綺麗...」


その星は、目を奪われる程に美しかった。


「ありがとう。大事な能力を教えてくれて」

「いいですよ。私達の仲ですから」


そして私達は宿屋へ向かった。

まさかの将軍様でした。

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