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異世界食事処 [和楽]  作者: 作者不明
33/34

#アジエル



雨の日に年老いた男は歩く。その手には刀と呼ばれる刀剣。


黒いコートを纏い飄々とした男は煙草に火をつけると誰も立ち入らないような暗黒の森に足を立ち入れる。


「やれやれ、娘の目覚めに実に歓迎しているね?俺としてはまだ眠っていてほしいわけだが?」


「光持つ身なれど暗黒持つが故に主は主足り得るのです、主の父君こそ永眠されては?」


目の前にクスクスと笑う美しいと形容するだけの不気味な美女が笑う。


「サキュバスの女帝すら虜にするか、育て方間違えたかね」


「あの方は至高ですわ」


「俺としては第二の故郷のために躾なおしたいとこではあるが」


「不死にして甦りの性質を持つ娘に抗うのは無為では?龍殺しのアジエル」


「不死龍の血肉を喰らい狂った娘にやれるのはそれくらいだからな」


「なれば主の加護受けし我々異形の相手もせよ!」


目の前に現れるのは有象無象の異形、老齢にして不死の剣士、今も尚世界最高峰の力を持つアジエル=グランドは笑う


「貴様らが娘と同じ不死で甦ろうとも娘共々黄泉に叩きこむ、娘に与える愛をもって修羅となろう」


新月の晩に刀が煌めいた。

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