表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

ある日俺の家に天使が降ってきた9


「んで?何で彼女を連れてくるわけ?」


「あ、新井真美です。よろしくお願いします。」


「これは、これは、ご丁寧にどうも。じゃなくて!何で連れてきたのかって聞いてんだよ。」


「だって、悩める天使を放って置けないだろ?」


「だったら、オメエ一人で来りゃ良いじゃねーか。俺は、他人の幸せに興味はねーぞ。」


「天使とは思えん言い草だな。」


「あのー、さっきから天使って?」


「ああ。こいつの頭の上に輪っかあるでしょ?だから天使なんです。」


「なんだ、その雑な説明は?ちゃんと、一から説明しろよ。」


「まぁ、なんだ。論より証拠よ。と、言うことで、早速困ってる人探そうぜ。」


「俺は何の慈善団体だっつーの。」


「きゃー!」


「おっ、早速!」


武が走る。


「やっ、山井さん待って!」


「ったく。オメエが天使かっての。」


「ぎゃー!助けてくれー!」


「お、おいどうした?」


「ねねね、ねずみ!こっ怖い!」


「オメエは、アレか?ドラ◯もんかっての!アホか?ったく。」


「山井さんねずみさん怖いんですか?可愛い。」


「あのー。俺はオノロケを聞きに来たんでしょうか?」


「お、おい。頼む何とかしてくれ!」


「それ?願い事?」


「な、何でもいいから早く!」


「しゃーねーなぁ。」


ヒョイと持ち上げて。


「アーメーン!」


投げ捨てた。


「も、もう居ないか?」


「ドブ川に捨てたよ。」


「はあ。助かった。」


「ほれ。サイン。」


「分かったよ。」


カキカキ。


「まあ、天使さんって優しいんですね。」


「優しいって言うか。それが仕事?みたいな。」


「い、今のねずみ怖いこと皆んなに内緒な。」



「ほーい。それじゃ、それも願いね。」


「まあ。アレですよ輪っかが無かったら。悪魔みたいなもんです。」


「なんだと?ねずみ拾ってこよーかな?」


「す、すみませんでした。」


「わかればよろしい。」


カキカキ。




to be contined......

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ