ある日俺の家に天使が降ってきた11
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「ただいまー。」
「あ、お兄ちゃん。お帰りー。あれ、天海さんは?」
「んー?ああ、なんか用事思い出したとか言って、どっか行ったよ。」
「えー!折角、ご馳走作ったのに。」
「ん?なんかあったっけ今日?」
「天海さんが、家に来て今日で、丁度一ヶ月のお祝い。」
「そうか。一ヶ月か.......」
「でも、すぐに帰ってくるんでしょ?」
「いや、分からない。」
「喧嘩でもしたの?」
「いや、そんなんじゃない。沙耶。あいつはな実はな......」
「あら、武お帰りなさい。天海さんは、居ないのね。」
「ああ、母さん。実はあいつは.......」
「武。人それぞれ抱えてるものがあるのよ。何も言わなくても、良いわ。」
「知ってたの?」
「頭の上に輪っかがあるので分かったわ。」
「そうか。」
「武、沙耶。この際だから、二人には話して置きましょう。」
「家にお父さんが、居ないのを不思議に思った事はない?」
「いや、俺はてっきり亡くなったのかと。」
「私は、触れちゃいけないのかと。」
「いいえ。お父さんは生きてます。正確には天国でね。」
「どう言うこと?」
「落ち着いて聞きなさい二人とも。あなた達のお父さんは天使だったの。あなた達は天使の子よ。」
「ええー!なんだって!本当かそれ?」
「ええ。武、あなたは喧嘩って、負けたことあるかしら?」
「いや、ないけど。それってもしかして?」
「沙耶あなたの美貌は私ゆずりではなく、お父さんのものなの。」
「......」
「天海さんが、お父さんと何か関わりがあるのかは、分からないわ。でも、おそらくこれもご縁でしょうね。お父さんは、本来人間に恋をしてはいけないと、言っていました。だから、あなた達の物心付く前に天界に帰らなければならないと言って、それっきりよ。」
「そうだったのか。」
「天使さん。」
「俺、あいつ探してくるよ。」
「私も行く!」
「沙耶、お前.......」
「だって、私お父さんの事、なんにも知らなかったんだもん。天使さんなら、何か知ってるかも知れないから......」
「行きなさい沙耶。お父さんの事は今も愛してるわ。でも、人間と天使。結ばれない間柄だとしても。いつか、会えると信じたいわ。」
「分かった。行こう沙耶。」
「うん。」
to be continued.......
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