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魔王は3LDKに住みたい  作者: 海鮮メロン
9/70

#9 魔王は人間界に向かう

玉座の間


ラングはニールキースの前にいた。

「父上、クロより人間界での準備が整ったとの報告が上がりましたので、今より行って参ります」


ニールキースは笑った。

「あい、わかった、ラングよ吉報を待っておるぞ」


「はっ!!」

ラングはニールキースに頭を下げ、玉座の間を後にした。


「クロ、行くぞ」

ラングはクロと共に魔界と人間界を結ぶゲートへ向かった。


「ラング様、余計な者の行き来を防ぐ為に開く時間を短くします」

「そうだな、クロもそれでこちらに来てしまったのだものな」

「まぁ私は今ではこちらに来て良かったと思っております、ラング様にお仕えすることが出来ましたし」

「クロ、お前……」

「イジるの楽しいので」

「おい、聞こえてるぞ。やっぱり楽しんでやってたんだな!?」

クロは遮るように

「はい、それじゃ開けますよ」

「ぐぬぬ……」

ラングはもっと怒りたかったがゲートをくぐるために歩きだした。


ようやく人間界に行ける、その思いはラングの足取りを軽くした。

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