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ぼく吸血鬼×サキュバスになる  作者: ぴよーこ
第一章 ゲームとリアル 男心と女心
12/68

12話×イラスト

 ゲーム発売日から早くも3日間が過ぎ、ぼくたち3人は次の街(名前は知らないけど)を目指すという目的ができた。そろそろポチ狩り飽きたし。念のためぼくたちのステータスを確認する。


プレイヤー名:もこ[Lv20]

種族:吸血鬼サキュバス

HP900/900

MP1600/1600

力1

魔力60

速さ1000※速さの基準100。

スキル:吸血 誘惑 ブラッドマジック 成長 ブラッドバリア

装備:エネスコの服 エネスコの腕輪


15れべから20れべまでステータスの伸びがそこまでよくなかった。ボスポチをパーティーで狩るのはとても効率がよかったので、エネスコ周辺のポチを狩りまくり、そろそろみんなも次の街と新しいモンスターに挑戦したいということで、このような目的に至る。


プレイヤー名:タイチ[Lv21]

種族:人間

HP1100/1100

MP500/500

力40

魔力20

速さ200※速さの基準100。

スキル:一刀両断 ファイアマジック 

装備:エネスコの服 エネスコの刀


プレイヤー名:マール[Lv20]

種族:聖女

HP500/500

MP3000/3000

力2

魔力100

速さ100※速さの基準100。

スキル:ヒール 状態異常解除 

装備:エネスコの服 エネスコの杖


タイチとマールのステータスは見ることができないんだけど、2人に教えてもらった。ちなみにぼくは成長スキルがあることを伏せている。理由は見た目が変わるので、正直教えたくない。ぼくの最も最強スキルなのだけど各種族にはこういった強いスキルが1つ存在するらしい。成長スキルはMPの消費量も激しいのでパーティー戦には向かない。タイチとマールのスキルも狩りのときに見かけた技しか教えてくれなかった。深くは聞いてないのでぐいぐいいけば教えてくれるかもしれない。ただ、ぼくもスキルを隠しているのだからそれはよくないだろう。

ぼくたちは3人でパーティーを組み、エネスコを去った。



エネスコを出て20分ぐらいが経過。今、新たなモンスターと戦っています。その名はグーモ。大きさは2mぐらいでボスポチに面影を感じるが、大きさだけ。6本の足と相手を拘束する技を持っている。ぼくは速さ1000を活かして避けれるんだけど、マールが糸に引っかかった。そのグーモっていうモンスターは人間世界で言うといわゆる蜘蛛ですね。蜘蛛の糸って鉛筆の太さぐらいあるとめっちゃ頑丈性が増すって聞いたことがある・・・しかし、グーモの糸はまばらで、防御をするときだけ頑丈な糸を生成する。攻撃時は細い糸が幾つも重なりどんどん速さを奪われ次第には捕まってしまう。今のマールのように。

「なんですか。この白くてねばねばしたもの。全然取れないです」

始めはそんなことをいっていたマール。今はそれよりも糸が重なり身動きすら取れない状況に。

「もこさん~たいちさん~助けてください~」

パーティーを組むとき、名前は呼び捨てするようにお願いしたのだけど、3人の年齢を教え合ったとき、ぼくとタイチは同い年、マールは中学3年であった。そのこともあって呼び捨てはできません!ってマールが言うもんだから、タイチとぼくは、わかったと伝え、もこさんと呼ばれるようになった。たまに、様ってつけてくるときがあるんだけどね。なんで尊敬されてるのかよくわからないけど・・・。

「今いくぞ・・・マーールゥ」

ちょっとタイチさん?ふざけてます?小さい女の子がピンチのとき男は助けに行くものだけど。あ、タイチも捕まった。

(この蜘蛛、ぼくとは相性がいい・・・)

スピードの速いぼくは糸の攻撃をすべて回避できるが、うれしくない相性である。ぼくは蜘蛛が好きではない。むしろ嫌いだ。だって蜘蛛って部屋の中でいきなり糸を使い、ぶら下がりながら「こんにちは」ってしてくるじゃん?リアルのほうでね。

「ひぃ、いや~」

 マールを見ると完全に身動きがとれなくなっていて、蜘蛛が襲いかかろうとする。捕まったものはグーモのカモである。

「もこさん~」

 完全に白い糸をぶっかけられて動きが取れなくなったマールにぼくは

(このゲーム全年齢対象だよね・・・?)

と思ってしまう。全年齢対象といっても、幼い子はだめだろう。マールは中学3年。ぎりぎりセーフかな?


 ぼくはグーモに向かってブラッドマジックを使用する。しかし、グーモの防御スキル、スパイダーガードによって防がれる。あんな太いの反則だよ・・・。

 タイチはファイアマジックを使い、糸を焼き切ってなんとか脱出していた。

「もこ。俺が囮になるからその隙にマールを助けて」

そう言われたのでぼくは頷き、タイチは蜘蛛をファイアマジックで威嚇。マールに当たらないぎりぎりを狙っている。とても器用なんだなって思った。

 マールを救いだし、タイチが

「蜘蛛の糸は俺のファイアマジックと相性がいいみたいだ。だからここは俺に任せろ」

爽やかな顔をしてそういい、タイチは走り出した。ぼくはブラッドマジックでタイチに襲いかかる糸を無力化する。そしてタイチがジャンプし

「これでおわりだあああ!」

かっこいいセリフを叫んだあと、手のひらをだし、ファイアマジックを出そうとする。しかし、何も起こらず、タイチは蜘蛛の餌食となった。



※ パーティーイラスト byぴよーこ

挿絵(By みてみん)

 


初心者殺しの蜘蛛。その名はグーモ。グーモを倒さなければ次の街へはいかせない。って感じですかね。

次回更新日

9月1日7時予定

※訂正

ブクマが増え、モチベーションUP!ってことでストック分を載せました。

次回更新日

8月31日7時予定

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