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第74話~え?それをあげるの?~

遅くなり申し訳ございません

何て言葉で表したらいいんだろう


師匠とヘイルダンさんが戦った結果

今さっきまでいた冒険者ギルドは跡形もなくいまやただの瓦礫の山と化した…

ケガ人はいない(師匠が殴った冒険者を除く)

が周りの人達は何が起きたのか理解ができていない状態だ。


確かにいきなり建物が倒壊したらそうなるよな、

だが俺達もいつまでもぼうっとはしてられない

ってか中にいたヘイルダンさんと師匠の姿が見えないし瓦礫の下敷きになってるかもしれない!

まぁあの2人なら殺しても死なないだろうから別に大丈夫だと思うが、万が一もあるし一応助けないとだよな


俺はつばさとネフリティスさんと一緒に瓦礫をアイテムボックスに収納しながら2人を探して、リノン達には運べる瓦礫を動かしてもらっているうちに数人の人達も手伝ってくれていた。

すると突然下から爆発したかのように瓦礫が吹き飛んだ!


いったい何が起きたのかと思ったら、爆発した所から人影が見えた

一瞬誰か見えなかったが誰かが誰かをお姫様抱っこのように横抱きにして立っていたのだが、

よく見たら師匠がヘイルダンさんを横抱きにしていた…


いや、あんたかよ!!

普通逆じゃないのそこは?!

ってかあんた整体師だよね?

いつからそんな少年漫画の主人公みたいな感じになったの!?

そんな突っ込みを喉元で何とか抑え俺は師匠の元へかけよった


「し、師匠無事だったんですか?」

「ふん、私がそう簡単にやられるわけないだろ愚か者」


確かに師匠は見た感じケガをしているようには見えないが寧ろ抱きかかえられているヘイルダンさんの方が重傷だ。

一体この2人に何があったんだ?

色々聞きたいがまずはヘイルダンさんを手当てしないと!


「あの師匠何があったのか山程聞きたいんですがまずはヘイルダンさんの治療をしないとだと思うんですが」

「む?確かにそうだな!この男見た目の割に中々気骨のある男だったぞ!」


そう言うと俺にヘイルダンさんを委ねたがとりあえず俺は静かに地面に置いてストックで持っていたポーションをかけたりして少しでも回復できるようにしたが、誰かが呼んだのか担架を持った人と駐在している兵士の人もやって来た。

とりあえずヘイルダンさんは近くの診療所に運ばれ、何故か俺と師匠が駐在所で事情を聞くことになった。

なんで俺までと思ったら

兵士さん曰く「Sランクを止められるのはSランクだけだろ」と言ってきたが1つ勘違いしている。

この人は例えSランクが数人集まっても止めることは出来ない


ってかギルドマスターがあんな状態だったのに俺に止められる訳がないでしょう

それこそ死にに行けと言っているようなものだ。

そう思いながらも言える度胸のない俺はいても意味のない仲裁役になり事情を一緒に聞くことになった。

因みにつばさ達は宿に行ってもらい待機してもらうことにした。


結論から言うとヘイルダンさんが師匠を庇った結果のあの姿だった。


あの時俺が外に出された後、ヘイルダンさんと師匠の戦いがすぐに始まったが本当にバトル漫画のようだった。


師匠はスキルを使い高速の拳のラッシュを行い、それに対してヘイルダンさんは魔法を使って捌き防いでいたらしいが師匠の高速ラッシュの結果建物がもたず結果崩落する状態になった。


その時ヘイルダンさんが周りの被害を防ぐ為に魔法で結界をはり、尚且つ破片が内側にいくように外側に爆発魔法をかけたらしいが、師匠のいる場所の天井が先に崩れそれに気づいたヘイルダンさんが咄嗟に師匠を庇うように覆い被さったらしい。


結果外にいた人達や師匠を守ることが出来たが自分は重傷を負ってしまった。

自分を犠牲にしてまで皆を守ろうとしたなんて俺は心から尊敬した。

そう思っていたら


「ふん、全く余計な事をしたもんだ!あの程度の瓦礫私にとっては大したことはないそれなのに勝手な事をして怪我するなど愚の骨頂だ!」


うん、師匠ならそう言うかもと思ったがまさか本当に言うとは…

だが流石にその言い方はどうなの?と思い俺は文句を言おうとしたが、続けざまに


「だが、珍しく気骨のある男に出会えた。どんな理由であれ目が覚めたら一応礼と謝罪位はしてやらんでもないがな…」


あれ?珍しく師匠がこんな風に人を誉めるなんて、

いつもなら「鍛え方が足りん!」とか色々言うのに心なしか少し照れてるような…?

いや、まさか…ね?


そんな話を聞いて結論として建物の倒壊以外被害はないので重い罪には幸いにもならなかった。

Sランク冒険者っていうのもあったのかもしれないが、倒壊した建物の弁償はするようにとなった。

まぁ壊した張本人だしそれは当然か、

しかし師匠はそんなお金持ってるのかな?

宵越しの金は持たないタイプに見えるけど


と思っていたら師匠はとんでもない方法で解決してきた!

何と自分が今まで住んでいたあの城のような家をギルドに提供したのだ!

全員ポカンとしていたが師匠の気持ちというか「圧」押されて受けいるしかなかった。

むしろ今までの2~3倍の大きさになり、設備の配置や新しい部署を作ろうなどてんやわんやだった

(勿論元々ギルドにあった資料や無事だった道具はアイテムボックスに入れていてギルドの人達に全部渡してある)

まさかあの豪邸を丸々あげるなんて…師匠らしいといえば師匠らしいが…


数日後意識を取り戻し回復したヘイルダンさんが新しい建物を見て呆然としたのは言うまでもない…




いつも読んでいただきありがとうございます(^^)

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