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第56話~え?何爆弾投下してくれてるの?~

遅くなってしまい申し訳ございません!

ヘイルダンさんから出張整体の依頼を貰って俺は今ギルドが用意した馬車に乗って依頼主のいる街ヒンガーブに向かっている。


今回俺と同行するのはネフリティスさんだけだ。つばさとリノンはギルドで依頼をこなしていくという事で今回は留守番だ。

ネフリティスさんも本来は留守番の予定だったが「妾も絶対に一緒に行く」と涙目になりながら言ってくる為一緒に行くことに…本当に何故この人は俺と結婚したいんだろうか?未だに分からない

そして今回はギルドマスターのヘイルダンさんも依頼者の橋渡しとして同行している。

何せ相手が相手だし失礼がないようにしないといけない為今回は同行してもらっている。

今回は馬車もギルド側が用意してくれたもので移動にかんしてはかなり快適だった。

しかし5日も馬車に乗るというのは中々にきつい。

以前もレナール王国から来た時も大分時間がかかったがあの時以来だ。

違うところは一般的な馬車と比べて乗りやすいし楽だけどやはり辛い。

何故なら本来ならこんなずっと座るのは良くないからだ。

人間はずっと「座る」という事は確かに出来るけど本来なら長時間座るのは身体に悪影響を与えるし下手をすれば死んでしまう

だから俺は皆に30分~1時間の間は立ち上がったりするように2人にも勧めている

また移動中はヘイルダンさんにヒンガーブの街や依頼主の話しを聞いたりしてた。

ヒンガーブは俺達が住んでるカルムの街と交流がありカルムが国境の交流地なら、ヒンガーブは王国からの交流地でそれぞれがない物品を手に入れ発展していった。

そしてそういった交流や街の発展等を指示しているのが今回俺に依頼を出したヒンガーブの貴族であり領主でありこの国の王族の親族であるエレインさんという女性らしい。

ヘイルダンさん曰く歴代領主の中で1、2を争う才能の持ち主で、この辺りの村から街全ての状況を把握し最善の方法をつくし発展させていったらしい。

また剣術や魔術にも長け、あらゆる分野で才覚を表しているまさに文武両道の女傑だと聞いたが物凄くチートじゃね?

ってか実は転移した人じゃないの?と思ってしまうんだが…

そんな一抹な不安をよそに俺達の旅は特に問題なく進む。


途中そういえばギルドマスターが出歩くのに護衛はなしでいいのかとふとヘイルダンさんに聞いてみたが

「Aランク冒険者と竜人族の夫婦が一緒にいるなら問題はないです」と言ってきたがだから夫婦じゃねえし!この人絶対わざと言ってるだろ!?

ネフリティスさんも夫婦と言われて顔赤くなってるし…

肉体的でなく精神的疲労が増していった…


◇  ◇  ◇  ◇  ◇


馬車に乗ってから5日後ようやく俺達はヒンガーブの街に着くことが出来た。

本当にやっと着いてくれたかと俺は涙が出そうになった。

何故なら夜は流石に危険だから野宿するのだがそこでヘイルダンさんに少し整体を行ったりしていた。

それだけならまだいいけど問題は就寝時だ。

俺は簡易的天幕みたいなのを用意していてそれぞれ使えるように3つ用意していたのだがネフリティスさんが一緒に寝ると駄々をこねる→宥める→寝る→朝起きれば隣にいる。

これが3日続いた所で諦め一緒に寝ることにしたが当然眠れるはずもなく街に着いた頃には寝不足&目の下にクマができていた。


着いたことで漸く休めると思った俺だったがすぐにこの街のギルドに行って領主に会わないといけないと言われまだ休めないことを知り絶望した…


結局そのままギルドに向かい依頼の件を話し休む間もなくそのまま領主のいる屋敷まで向かっていよいよ領主と謁見することになった。


~緊張するなぁでも眠いし早く休みたいし変なテンションになってきた…~

と俺の気持ちに関係なく物事は進み扉が開きその先は執務室のような感じでシンプルではあるがダークブラウンを基調とした落ち着いた部屋で椅子にはここの主であろう1人の女性が座っていた。

中に案内され俺達は部屋に入りヘイルダンさんが話しかけた。


「エレイン様お久しぶりです。カルムギルドマスターヘイルダンでございます。」

「ヘイルダン久しぶりですね。息災でしたか?久しぶりに色々お話を聞きたい所ですが隣にいるのは?」

「はい、指名依頼されましたAランク冒険者そして整体師のアオイ殿です。」

「は、初めましてアオイと申します。お会いできて光栄です。」

「アオイ殿初めまして私が今回あなたに依頼を出しましたエレイン・フォン・ヒンガーブ伯爵です。遠いところまでよく来てくれました。」

「い、いえ私のようなものを知っていただき身に余る光栄にございます。」


ここに来るまでにヘイルダンさんやネフリティスさんにマナーを教えてもらって良かった


「して、アオイ殿隣にいるご婦人は?」

「お初にお目にかかるエレイン伯爵殿私の名はネフリティス誇り高き竜人族であり隣にいるアオイ殿の妻(予定)であります。」


おいぃぃぃ!!!

何さらっととんでもない爆弾を落としてるんだよこの人は!

妻って今妻って言ったよね?何この人わざと言ってるの?まさか少しずつ外堀を埋めようとしてるわけじゃないよね?

もう恐怖を通り越してサイコだよ!マジで怖いんだけど!


「これは!まさか竜人族の方にお会いできるとはなんたる幸運。しかもアオイ殿の妻でしたかアオイ殿もまた幸運の持ち主でしたのですね」


違います違います!!誤解です!結婚してません!全てこの人の妄想なんです!そのような事実はございません!

ヘイルダンさんも何か言ってよと思ってみると涼しい顔で明後日の方向を見ているよ

くっ、しまったこの人はこうゆう時我関せずだった!


「オホン。アオイ殿はるばる来てくれてお疲れの所申し訳ないが私の身体を見てくださいませんか?」

「え?あ、はい分かりました。」


そう言うとエレイン様はすっと立ち上がり俺達の所へ近づいてきた。

最初は気づかなかったが見た目は俺と同じ20代後半位だろうか?スラッとしていて透き通るような白い肌白みがかった長い金髪の髪を後ろで纏めているまるで何処かの猫背女神とは違う本物の女神のような人だった。


だが俺はすぐに異変に気づいた。

彼女は歩いているが辛いのか僅かに右足を引きずっている、そして背中の丸みと身体の捻れ等見ただけで身体への負担が強いのが分かる。そして俺は1つの可能性を感じた。


「アオイ殿私の身体の異常を治してほしいのです。」


エレイン様彼女の症状は「坐骨神経痛」だ!


いつも読んでいただきありがとうございます。

今週は仕事が忙しく遅くなってしまいました。

来週からは月火で投稿できるかと思います。


これからもどうかよろしくお願いいたします。

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