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第55話~え?ヒンガーブ?~

遅くなり申し訳ございません

俺の店に鍛冶の神エレロ様がやってきて施術のお礼に3つのとんでもない指輪を渡してきた。

何だろう?何か普段よりも疲れた気がする…今日は少し早いけどこのまま終わりにして休もうと思う。そうしたら丁度依頼からつばさ達が帰ってきた。

俺は3人を出迎えて一緒に2階に上がって今日あったことを伝えた。


「…というわけなんだ。」

「また変な神が来たもんやな」

「まさか今度は鍛冶の神まで来るとは」

「師匠本当に凄すぎます。」


凄いもなにも俺が望んでるわけではないんだけどね…

正直これ以上神様が来られても本当に困るし代金の代わりにスキルやとんでもないアイテムを貰ってもどう使ったらいいんだとなるし止めてもらいたい。

でも神界で俺の事を見てるといっていたしこれから先も来るんだろうな…

というか、お願いだから神様でも普通にお金を払ってほしい。

そう思いながら俺達は少し早めの食事を済ませ、今回エレロ様から貰った指輪を3人に渡した。

どれがいいのか考えたが、俺はアイテムボックスの指輪をつばさに渡した。色々武器を使ったりするし異世界から来た人間の中で唯一アイテムボックスを持っていなかったしこれなら今後色々な武器を手に入れても楽だろうも思った。


次に碧の身体強化の指輪はリノンに渡した。元々日頃から出来る限り鍛えてはいるらしいがまだまだ力は弱いので一時的とはいえこれで強くなるならと思い渡した。

まぁこの指輪の力に頼りきらないでほしいがリノンなら大丈夫だろう。


そして翠の魔法の指輪だがこれはネフリティスさんに渡した。

元々竜人族は魔力が豊富だしアイテムボックスや魔法も使えるがネフリティスさんにの場合は風魔法が得意だが他は苦手らしくこれなら苦手とか関係なく使えると思うから大丈夫だと思う。


そうして3人にそれぞれ指輪を渡したが皆とても喜んでくれた。

若干1名「これが2人の愛の印…」とうっとりしながら呟いていたが聞こえなかったフリをしよう…うん。

言っておくが断じて不純な事はしていないぞ俺は!むしろされてる方な気がするが考えたら負けだ。


こうしてこの日は過ぎていってそこから更に2週間後嬉しい知らせが届いた。

リノンが遂にEランクに上がったのだ!

つばさ達と一緒に依頼をこなすだけでなく自分でも1人で依頼をこなしたりと頑張ったりしたおかげでギルドもEランクに上げたらしい。

本来ならランクアップ出来るはずがいつも躓いてしまっていたから元々実力はあっただろうし受かって良かったよ。


リノンもとても喜んでいたけど、

これから上にいくにはまだ自分の実力は足りないし俺達や指輪の力のお陰もあるからもっと頑張らないとって言ってたよ。

リノンはしっかり自己分析も出来ているし自分の力に驕ってる事もないから必ず上のランクにいけると思うから心配はしてない。


この日はランクアップを記念して4人でお祝いをした。リノンも恥ずかしそうにしてたけど嬉しそうにしていた。

そうして楽しい日を過ごした翌日。


いつものようにヘイルダンさんが整体を受けに来て帰りに1枚の紙を渡してきた。

何かと思ったら俺ご指名の依頼だった。

俺は以前のドラゴンソチィスの事を思い出して難色を示したが、良く見ると整体の指名だった!


ヘイルダンさん曰く俺の整体の評判を色々な所で話してくれてたらしく噂が噂を呼びとある人の耳に届いて自分も受けたいと依頼が来たらしい。しかし遠方に住んでいる為こうしてギルド経由で依頼として呼んだらしい。

俺個人としては出張整体みたいなものだし報酬も移動費込みで金貨10枚だし、以前の洞窟の調査に比べたら危険な事もなさそうだし問題はないと思うが

ここに記載されているヒンガーブという街の名前が書いてあるけど聞いたことがないな?

一体どこなんだろう?


「ヘイルダンさんこのヒンガーブという街はどこにあるんですか?」

「あぁ、アオイさんは初めてでしたか、実はヒンガーブはこの街から5日の距離でここカルムとはそこそこ交流がある場所なんですよ」

「へぇそうなんですね!それでこの依頼主のエレインとゆう人は有名な人なんですか?」


ギルドにこうして依頼して来るということと整体に金貨10枚も出すということはそこそこ偉い人じゃないと出せない金額だしな。


「あぁこの方はヒンガーブに住む貴族でこの国ケルンの王族の親族でありこの辺りの領主です」

「は?へ?ちょ、ちょっと待ってください?え…領主?」

「そうですよ?いやぁまさか領主の耳にまで評判が飛ぶなんて流石アオイさんですね!」


何だろう、ヘイルダンさんを思いっきり殴りたいと思ってしまったけど許されるかな?

それにさらっと言ったけど貴族かと思ったら王族って…

レナール王国の事もあるし王族には嫌な思い出しかない。

いや、厳密には王様はいい人だったけど周りの人達か、

一応ヘイルダンさんに断ったらまずいか?と聞いてみたが


「まずいですね、余程の理由がない限り最悪極刑もあったりしますからね」


マジかよ究極のパワハラじゃねぇか…

もう「YES・はい・喜んで」の3つしかないじゃん…

改めて異世界は元いた世界よりもブラックだと思い知らされた。

行くしかないんだけど片道5日か、ネフリティスさんに乗ったらすぐかもしれないけど魔物と間違われて攻撃されるかもだし辞めといた方がいいかな。

大人しく馬車とかで行こう

そう思い俺はヘイルダンさんに依頼を受けることを伝えたが出発は全員で行くし準備もあるので少しかかると話すとヘイルダンさんがまさかの「自分も行く」と言ってきた。

理由は普通にギルドマスターとしての話しと自分がいた方が何かとフォローしやすいからと言われ確かにそうだなと思ったが、まさかこの人整体受けたいから一緒についていきたいとかじゃないよね?

馬車とかはギルド側が用意してくれるという事で俺はまた皆に説明してお店をお休みにしないと、


ってかこんな休みにして店潰れないかな?

ふと恐ろしいこと思ってしまった俺だった…


※前話で登場した指輪の能力を一部変更しました。

前話でも変更させていただいてます。


いつも読んでいただきありがとうございます。

これからもよろしくお願いいたします。

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