第22話~え?その姿は?~
今回の話は少し少なめです。
150枚の金貨が入った麻袋を片手に俺達はまた昨日泊まった宿屋に向かった。
昨日と同じように宿に泊まって部屋に入りベッドに腰掛け一息ついた。
その頃には翼も鞄から出てきて身体を伸ばしたりしてる。
その仕草はもはやアライグマで元々人間だということを忘れてしまう。
「なぁ翼?お前段々本当にアライグマになってきてないか?」
「んあっ?!何やねん急に!俺はアライグマちゃうで人間やぞ?アホなこと言うなや!」
「いや、何か行動がもうアライグマになってきてるからさ…」
「アライグマになってるってお前アライグマの何を知っとるんや!」
いや、何も知らないです…
「全くアホなこと言うとらんで早よ飯を食おうや。」
「待て待て、飯の前に昨日セリウス様から貰ったスキルを確認しないとだろ?」
「ん?あぁそういえばそうやったな!セリウス様が人間になれるスキルをくれたんやったわ!早よ確認や!」
早よ確認ってさっきまで忘れてただろ…
まぁ、それはいいとして俺達はお互いのステータスを確認してスキルを見たが、こんなかんじだった。
名前 池中葵
年齢 29歳
職業 多分整体師 駆け出しの武道家
残念な異世界人
レベル15
力 291
体力 302
素早さ249
賢さ 280
攻撃力24
防御力261
魔力 322
スキル:アイテムボックス、言語理解、弱点感知、弱点必中
オプスキュリテを倒したからかレベルが少し上がってステータスも少し上がってるな。相変わらず攻撃力は低いが…
それよりも気になるのはこの新しいスキル「弱点必中」だ。
詳細を調べてみると
・相手の弱点に必ず攻撃を当てることができる。
但し相手の弱点を完全に把握していない限り効果はない。
弱点に確実に当てることが出来るけど弱点が完全に把握していないと効果がないか、
これ完全に弱点感知のスキルがないと意味のないスキルだよな。
ってかこの組み合わせってもしかして最強なんじゃ…
ま、まあそんな使うこともないと思うし別にいいか!ハハハ
さて、俺よりも翼だどんなスキルなんだろ
名前 武元翼
年齢 24歳
職業 狂乱の戦士
ヤバい異世界人 クーン・ベア
レベル13
力 224
体力 298
素早さ316
賢さ 218
攻撃力219
防御力201
魔力 429
スキル:言語理解、水魔法、獣人化、擬人化、武器適応
翼もやっぱり戦って倒したからレベルがかなり上がってるな、だけど職業の狂乱の戦士って何だ?特にこの「狂乱」って部分めちゃくちゃヤバイ職業だろ!こえぇよ!
獣人化で倒したらこうなったんだろうか?だとしたら今後使わせない方がいいな。
じゃなくて、スキルだよ、スキル。
「擬人化」と「武器適応」この2つだよな。
擬人化を調べるとそのまんまで、
人間に変身する事ができる。変身する姿を本人の望む姿になれる。
自分の意思または気絶等すると解ける
武器適応もそのままであらゆる武器を自在に扱うことが出来るとかいてある。
これも人間になった時に戦えるスキルだろう
獣人化になる時よりはマシだろうな。
しかし、これまたとんでもないスキルだな、普通は手に入らないだろう強力なスキルだよな。
翼も詳細を見て喜んでいるし。
「翼擬人化ってスキル早速使ってみたらどうだ?」
「せやな、ちょっとやってみるか!よっしゃいくで!擬人化や!!」
と翼が叫んだ瞬間、獣人化の時と同じように光だした!
光が消えるとそこにはスラッと伸びた脚キリッとした顔立ち長い黒髪そしてふくよかな胸がそこにあった。
…ん?胸?
改めて見るとそこには美人な裸の美女が立っていた。
「お、お前翼か?」
「せやで!俺やで!」
いつもの口調でしゃべる裸の美女を見て俺はただただ呆然としていた。




