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No.76
妖怪 包音手出
無数の見えない手を持つ妖怪
こいつは収集癖があり
誰も見えない手の様な触手を無数に持ち
音を拾い好きな所で解き放つ事が出来るのだ
遥か昔は天に
手を差し出して宇宙の音を集めたが
蓄積されたエネルギーが高くなり過ぎて
討伐されそうになったので
今では人に関わる音を収集している
悲痛な声なども集めてたが
感謝される声を集める方が都合が良いので
そう言った活動もしてたりする
最近では耳鳴りや幻聴が掴めないかも
試してたりしてるらしい
No.77
妖怪 ハズレ当たり様
色々と誤解が多い妖怪
常に中指を立てて
非常に高い集中力を
維持してる妖怪だ
まあ時代が時代なので
あまり良い印象もなく
見下した発言の数々もあり
更には災いを元に福となす術を
熟知して居るので
ちょっと他者の不幸に鈍感な所が
悪目立ちしてしまう性格なのだ
しかしいざ
幸福を求め関わると
体の一部が欠損してしまう事が起き
運が良ければ髪の毛程度で済むが
そうはならなかった人も多い様である
No.78
妖怪 爆音囁奇
髪が長いので
少女だと思われる妖怪
この妖怪は顔が無いので
色々分からない事だらけなのだが
気配を消して耳元で「好きだよ」
と言う事を繰り返してる存在だ
文字としてだけなら
癒されそうなASMR的な意味でも
名前は【ばくおんささやき】
何せこいつは妖怪なので
その声の種類が問題とも言える
怖かったり男性の声だったり
その幅は広く
非常に計り知れないのである
そして何より聞き手からして
囁き声をすると言う意味では
難聴の人と関わると文字通り
爆音で「好きだよ!!!」と響くので
この様な呼ばれ方になった様だ
No.79
妖怪 概念家族
姿に囚われない妖怪
こいつはそもそもが付喪神であるが
色々と特殊な存在だ
まず数々の割れた鏡が
ちょうど一世代分
高齢者から大人そして子供分の
鏡の破片達が合わさって生まれたらしい
どれもが家族の思いが強く
1個体として化けてしまった様だ
一般的な家族の内の1人の姿になれ
現在では長身の兄として
目立たない程度に徘徊している
色々都合が良いらしい
家族愛に強く
それを歪む様な事が嫌っていて
基本的には善意的なのだが
亡くなった思いに悩む人には
うっかり黄泉の国に
案内しそうになってしまうのが悩みの様だ
ちなみに世代分の姿になれるので
趣味の話は幅広く
理解力が異様に高い一面もある
No.80
妖怪 金の炎者
恐ろしい程に
金銭感覚が無くなる妖怪
ちょっと運気が回って
ポンと手元が潤う時はあるだろう
そう資金的な話だ
こいつは人の潤った思いに
休む妖怪だ
こいつ自身は何もしないが
常に熱気があり
それに影響されて
近く物欲が増してしまうのだ
資金も気持ちもカラカラになると
また休まる所を探して
徘徊を繰り返してる
ダウナー系だとかと噂されている




