Episode25:最終決戦
ここは「テリー城・最上階」。今や「テリー」は部屋の中央に佇んでいる。「レベッカ達」は口先で吠えるなり、拳を構えている。最後の戦いが始まる前に「テリー」はこう言う。
「(テリー:)お前らごときで俺に勝てるとでも?一度負けたくらいでいい気になるなよ。」
「(レベッカ:)...まあ、いいや。私たちを潰すことが貴様の正義だというなら、私の正義は、貴様のようないきすぎた悪を許さない。正しき心こそが正義だ。さて、前置きはここまでだ。鉄槌をくだしてでも懲らしめてやる!!」
「(テリー:)弱い犬ほどよく吠えやがる...哀れだな、Bor***は。」
戦闘開始直後、「テリー」の衝撃波で「レベッカ」、「アイス早苗」、「ミコ」以外の7人は吹っ飛ばされる。
「(レベッカ:)君たち、気を付けろ!!奴はとてつもなく強い!!だが怯むな!!全力を出しきれ!!」
なるべく距離を取りつつ、「アイス早苗」の「氷宝具の雨」、「ミコ」の「ファイアストーム」を放つも、「テリー」には通用しない。
「(ミコ:)私たちがかなう相手ではないことはわかってたけど、なかなか倒れないみゃう...。」
「(レベッカ:)カラクリがあるはず。ひたすら攻めこめ!!」
「レベッカ」は「プラズマビーム」を放つ、二人「アイス早苗」「ミコ」も同じ戦法を試みるも、得体のしれない「テリー」の前では無意味。どの戦法をものともせず、「レベッカ達」は万事休す。「ミコ」は次のフェイズにいち早く気づく。
「(ミコ:)...次の攻撃来るみゃう。伏せるみゃう!!」
「(レベッカ:)んなっ!?」
「レベッカ」は伏せる。「テリー」が繰り出す技は強烈な「イレギュラーエネルギー」の雨で、「アイス早苗」は間に合わず、「ミコ」は一応伏せるも「不運にも流弾に当たる」形で直撃。二人は戦闘不能になってしまう。一人取り残された「レベッカ」は打つ手がなくなったことに絶望する。
「(レベッカ:)そ...そんな......時間をかけてまで立ち向かう準備が整ったはずなのに......。兄貴や私たちにひどいことばっかりするだけじゃ飽きたらず、銀魂の件をどうのこうの、そんなことのためだけで原作者や私たちを亡きものにする......それでも人間か!!」
その頃、「ミント彩香」たちは既に到着しており、「テリー城」最上階へ向かっているところだ。
「(アレグロ雪郎:)...レベッカが最上階で戦っているだろう。一刻も早く上るぞ!!」
ところが「エルエー」から通信が入った。
「(エルエー:)雪郎、私も混ぜてください。ちょっとしたサプライズを用意したんでね。」
「(アレグロ雪郎:)傍観したいだけだろ?命がけのパーティーに参加しても構わないぜ。...早急にな。」
「エルエー」は遅れて来るらしい。
「(アレグロ雪郎:)俺たちもさっさと上がって、命がけのパーティーをおっぱじめようぜ!!」
今の「レベッカ」は、戦えるメンバーもなく絶体絶命になっている。
「(テリー:)お前ごときが、どうあがこうが無駄無駄。そろそろシね。」
「(レベッカ:)...くっ、ここまでか...。」
絶望のまま「テリー」に消される「レベッカ」...と言いたいところだが、早急に上がってきた「ミント彩香」と「アレグロ雪郎」、その仲間達が助けに来てくれた。
「(???:)待ちなさい!!」
すぐに駆けつけて、「アレグロ雪郎式フォーメーション」で戦いは続行する。
「(アレグロ雪郎:)ここは俺たちエリートガードに任せろ。ジャッカルヘッジホッグと白之助よ、負傷者を安全な場所に移動させるのだ。」
負傷者9人を安全な場所に移動させようとするも、退路を絶つかのように扉が閉ざされてしまい、この部屋を出られない。
「(アレグロ雪郎:)どうやら俺たちの退路が断たれたようだ。あとに退けないパーティーを楽しめってことか。いいだろう、負傷者が出てもおかしくないパーティーをやってやる。レベッカよ、俺たちの戦いを、よーく見てろ。奴が、テリーがどれほど愚かしいのか、味見してみせるからな。」
「アレグロ雪郎」が先頭に立ち、必要以上に煽る。
「(アレグロ雪郎:)おい!!...おい、この野郎!!レディースの扱いも知らねえのかッ!!...てめぇ!!デリカシーのねぇ奴だ!!...お前には、お仕置きが必要だぜ!!かかってこい!!」
その時、「テリー」は「イレギュラーエネルギー」で生成された槍を放ち、「エリートガード」のメンツを根こそぎ吹っ飛ばすも、「ミント彩香」は「アレグロ雪郎」の「センチネルシールド」に守られる形で、戦闘不能は免れた。
「(アレグロ雪郎:)...大いに怯んでしまった。俺と彩香以外全滅はありえないだろ......。奴に小細工は通用しないとかで、あらかじめ装着してきたバリアがいとも簡単に破られたしな...。彩香はそれを見越して、俺の後ろに隠れて、こうして戦闘不能は免れた。さすがは俺の盾、持ち歩いて正解だった。」
「(ミント彩香:)私たちが善人だからこそ、テリーを倒す事だってできるさ!!テリー、あんたの思い通りにはさせない!!」
二人芝居にしびれを切らしたテリーは次の手を出そうとした。
「(テリー:)善人?お前ら、よくそんなことがほざいてやがる。まあそれはそれとして、そのエリートガードという名の妄想の産物が一体何するってわけ?」
聞き捨てならないたった一言で、「アレグロ雪郎」は逆上する。
「(アレグロ雪郎:)妄想の産物だと?よくもそんなことが言えるな!!お前がしてきたことは、原作者に対するストーキング、ハラスメント、恐喝だろうが!!仮に原作者が消滅したかに見えたはずなのに、まだ電子掲示板に居座る。お前の目的は何だ!!日本全土を掌握する気か?法律や警察がネットでよくあるタチの悪いハラスメントを黙って見ていてようが許そうが、そうやって悪行を繰り返す奴は俺たちエリートガードが許さない!!」
「(テリー:)...ここまで来ると奇病だな。まあいつかは消えるだろうけどね。」
二人はレベッカを励まし、次のフェイズに移った。
「(アレグロ雪郎:)レベッカ、奴が怖いのか?」
「(ミント彩香:)大丈夫だよレベッカ。私がついてるから。」
「(レベッカ:)...この私を励ましてくれるのね。ありがとう。気を取り直して、もう一度立ち向かおうよ。」
「(アレグロ雪郎:)よし、あんたら、気を引き締めてかかれよ。いくぞ!!諸悪の根源テリーを叩きのめすのだ!!」
第二戦が始まった。もう一度立ち向かったところで何も変わらずといったところか。「アレグロ雪郎」の盾で守るのが精一杯、「ミント彩香」の究極奥義「正義の鉄拳」さえもびくともせず。万事休す、ならぬ万事屋...某漫画ネタがついつい思い付いてしまう「レベッカ」。
「(アレグロ雪郎:)ぐっ、強い...なかなか倒れんな。...ここは一旦後退し、態勢を立て直すとするか。あんたら、一旦退くぞ!!」
「アレグロ雪郎」は態勢を立て直そうと後退するも、「テリー」はそれを逃すはずなく、追い討ちをしかけてきた。
「(アレグロ雪郎:)しまっ!!」
その時、「ミント彩香」は身を挺して二人を守る。
「(ミント彩香:)ゴッドハンド!!」
しかし、「コチウニ」と戦った時のダメージが残っているのか。
「(ミント彩香:)うおおおおおお!!!!!!!!!!」
あるいは「正義の鉄拳」同様、幻想に過ぎないため、あっさり破られてしまう。
「(ミント彩香:)どわっ!!......なんのこれしき!!2人に手出しはさせん!!さあ来い!!」
「(レベッカ:)ミント彩香!!無茶はよせ!!」
次の攻撃が来る。どれだけボロボロになっても「ミント彩香」は体を張って2人を守る。
「(ミント彩香:)魔神の手!!うおおおおおお!!!!!!!!!!」
魔神のオーラで攻撃を受けようが、防ぎきれず破られる。
「(ミント彩香:)ぐあぁっ!!」
「ミント彩香」は傷つき倒れる。それでも、どんなに傷だらけになってもまた立ち上がる。
「(アレグロ雪郎:)彩香...。もうやめろ、彩香!!守りたい気持ちは十分伝わった。これ以上爆撃を受けると確実に死ぬぞ......。」
「アレグロ雪郎」の警告を聞き入れるほど愚かではない「ミント彩香」。
「(ミント彩香:)...嫌だ!!レベッカが消えてなくなったら原作者が...。原作者が悲しむじゃん!!生きてもらわないと困るじゃん!!私がいなきゃ誰が守るんだよ!!だからよ...守るべき仲間がいる限り...私は...何度でも......立ち上がる!!」
「ミント彩香」の勇姿を目に焼き付けた「アレグロ雪郎」は、奥の手を使う。
「(アレグロ雪郎:)だったら俺も負けてられんな!!とっておきの奥の手だ!!ゆけっ!!吉備イヌ!!」
「アレグロ雪郎」が召喚したのは、「吉備イヌ」。キジでもサルでもなく、イヌ。
「(吉備イヌ:)アオーン!!」
「(アレグロ雪郎:)さぁ、吉備イヌ。噛みついてでもいい、諸悪の根源テリーを倒せ!!」
「(吉備イヌ:)バゥン。バウワンワンワンワンッ!!バッワッワッ!!バゥッバゥッバゥ!!!!」
どんな召喚獣だろうと、「テリー」は目の前の相手を消すことだけ。案の定、召喚獣「吉備イヌ」は消し飛ばされた。
「(アレグロ雪郎:)召喚獣でも奴に敵わないことはわかっていたが、いとも簡単に消されたとは......。身内以外の他人じゃあ当てにならないのに。テリー!!たった一人でここを掌握したということは...。あんた、友達いないんだろ?お前にはスペシャルゲストを紹介するぜ。自称シモベってな。入ってもいいぞ、エルエー。」
閉ざされた扉が外側から開き、遅ればせながら「エルエー」が入ってきた。
「(エルエー:)おや、皆さんお揃いで。それにしても残念でしたね。あなたの友達なんて、はなっからいません。それと、私はバウザーの忠実な部下です。勝手な妄想とか、よくそのような口が利けますね。あなたを油断させるために、忠実な部下を装い懐に入り、レベッカの仲間を救うためにセシルと手を組んだのですよ。敵を欺くにはまず味方からってね。そう、私は皆様のために、秩序を守ります。」
どんなに新手が来ようと、「テリー」は何とも思わず。
「(テリー:)お前ごときがいくら屁理屈を捏ねようが無駄無駄。お前らは俺が潰すからな。」
「(エルエー:)...何を言っても無駄のようですね。仕方ありません、あなたが憎んでいるBor***とやらを全国に散布してあげましょう。なんとなく想像がつきますが。(テリーはレベッカと関わった人間を全て始末するつもりだろうな。)」
「(アレグロ雪郎:)やめろ、エルエー。まだそんなことをするんだ?」
「(エルエー:)そういうあなたたちだって、テリーの罪を重ねたいんでしょう?このようにテリーを暴れさせて世間に知らしめれば、ネット絡みじゃ起きてからじゃ遅い職務怠慢ばっかりの警察がきっと動いてくれますよ?ここは黙って見ていればどうです?」
「(アレグロ雪郎:)エルエー......よくも俺たちの期待を裏切ったな!!!!!そんなふざげたことを!!!!!!!」
「(エルエー:)さぁ、そうと決まれば実行開始です。散布して、世界を火の海にしてやりましょう。私はいつでも傍観しますからね。(あーあ、これで世界は終わった...。バウザー、申し訳ありませんでした。)」
その時、飛行挺が最上階に激突する。
「(???:)待ちなさい!!」
ここに降りてきたのは、「ハルミ」や「ミュゼット」、「ヘルバタ」、「セシル」、「シルビア」や「アリサ」であった。
「(ハルミ:)みなさん!!お待たせ!!助けに来たよ!!」
「(ミュゼット:)せっかく最上階に来たんだ、これから加勢する!!」
「(ヘルバタ:)私の姉さんを虐げたあなたは罰を受けなければなりません!!」
「(セシル:)俺は極悪ヴィランより女の子の方が好きなんでね。」
「(シルビア:)おほほほ、これは実に恐ろしいテリー。もう人間ですらないですよ~。」
「(アリサ:)再びテリーの元へ寝返るぜ、この嘘ホント。このっ!!」
「ハルミ」は口だけで戦力外な「エルエー」を投げ飛ばす。
「(ハルミ:)戦力外は、ホイっと!!」
「(エルエー:)ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
「(ハルミ:)レベッカ、一緒に戦いましょう!!」
「ミント彩香」は「ミュゼット」に約束の物を渡す。
「(ミント彩香:)うぐ...ミュゼット......約束の物......。」
持ち主に渡したことで「アーシースーツ」の隠された効果を発揮する。
「(ミント彩香:)これが...傷を癒す、アーシースーツの効果か。...おかげで、私はバリバリ全快だ!!」
「(ミコ:)私は......まだ戦えるみゃう。とっておきの秘策があるみゃう。」
「(アイス早苗:)...あたしも、負けてられないな。」
「ミント彩香」だけでなく、「アイス早苗」や「ミコ」が「アーシースーツ」の治癒能力で立ち上がった。ラスボスにしては意味深な発言をしてきた。
「(テリー:)またお前らパクリキャラ立ち上がってきたし...ホントにしちゃうよ?精神崩壊する位に追い込んじゃうよ? 」
「(ハルミ:)え、そうなの?」
「(テリー:)どう見ても某ハリネズミだろうが。わからなかった?一発で分かったけど?」
「(ハルミ:)あははははは。それはそうとして、この私『七面晴海』は何に見えるかな?」
「(アリサ:)私はラムジェットのパクリだぜ、この嘘ホント!!」
「アレグロ雪郎」は「レベッカ」にジェットパックを与える。
「(アレグロ雪郎:)レベッカ、これを使え。」
「(レベッカ:)ウィングブレード......か。ありがたく使わせていただこう。」
「レベッカ」の背中に装着することで飛行可能な代物だ。
「(レベッカ:)君たち、テリーを倒すぞ。みんなが私のチカラに、チカラの源はみんな、すなわち団結力だ。みんなとの繋がりがあるからこそ私は、ここにいるんだ。この世界のために、兄貴のために、さあ行くぞ!!」
第三戦...いや、本当の最終決戦が始まった。「ミコ」の秘策とは、生成された最大火力の剣で敵をぶった斬るということである。
「(ミコ:)私のとっておきの!!みゃう!!マキシマムファイアブレード!!」
「(ハルミ:)これが七面一家の技!!連携でいくよ!!ハンッ...バァァァア!!!!グゥゥゥゥ!!!!」
「ハルミ」との連携技で「テリー」にダメージを与えようが、そう簡単に倒せる相手ではない。「テリー」の反撃で「ハルミ」は吹っ飛ばされ戦闘不能になる一方、同じ手は食らわぬと「ミコ」は回避。
続いては「アイス早苗」との連携技「氷と炎のスパイラルスラッシュ」を繰り出す。冷気と熱波が混ざりあった「マキシマムファイアブレード」で「テリー」に斬りかかるも、びくともせず。「ミコ」同様の理由で「アイス早苗」は「テリー」の反撃を回避。
「(アイス早苗:)もうその手には乗らないよ!!」
「レベッカ」と「ミント彩香」は「プラズマパルス」と「サイコキャノン」を合体させた連携技で攻める。「テリー」には傷ひとつつけられないものの、電磁波を発する「プラズマパルス」のおかげか、「レベッカ」は「テリー」の「無敵のカラクリ」に気づく。
「レベッカ達」の足掻きにうんざりした「テリー」はついに本気出す。とりわけ「レベッカ」を執拗に狙い、ありったけの「イレギュラーレイン」を放つ。「アレグロ雪郎」は「レベッカ」を守ろうと盾を構える。
「(アレグロ雪郎:)レベッカばっかり狙うんじゃないぞ!!」
「アレグロ雪郎」と「ミント彩香」の合体技「アキレウスランスショット」で決着を早めるも、またしても「テリー」には効かない。「テリー」は反撃ではなく、「レベッカ」だけ狙うかのようにイレギュラーの槍を投げる。
「(アレグロ雪郎:)だーかーらーレベッカばっかり狙うなっつうの!!」
「アレグロ雪郎」の必殺タクティクス「愉快な仲間達による絶対防御」で防ぎ切る。
「(アレグロ雪郎:)なんとか間に合ったな。礼を言うぜミュゼット。」
反撃を受けたはずの「ハルミ」が、アーシースーツの治癒能力で立ち上がる。傷つき倒れた「ジャッカルヘッジホッグ」も、「ヒメ達」も、全員だ。このタクティクスは仲間達の団結力で防御範囲が広い、大きな盾になれる。このタクティクスで防御した時、「レベッカ」の神器「マトリクス」が光り輝き、悪を退ける聖なる究極奥義が使用可能になる。「レベッカ」は仲間達の想いをチカラに変え、これまで使ってきたドラゴン属性の技から、これから使うことになる聖なる光属性に切り替え、究極奥義「プライムレジェンド」を放つ。弾丸のごとく、「テリー」に「レベッカ」とその仲間達の想い全てをぶつけた結果、無敵のカラクリが明らかになった。ヘッドホン型装置「ネッドリームダイバー」、これを悪用して大量の幻影を生み出すほか、目の前の「テリー」はこの装置と「イレギュラーエネルギー」が実体化したものだった。すなわち、本体は別の場所にある。これを知った「レベッカ達」は完全にしてやられた。
*ヘッドホン型装置「ネッドリームダイバー」は「Dr.デカボット」の発明品で、ありとあらゆるWebサイトを仮想世界として、MMORPG感覚の体験ができるという代物であるもの。アバターは自分のイメージで生成される。自分の脳内世界はWebサイト作成ツールで作成できる。最初の地点は、ワープ装置が複数置いてある真っ白な世界。ワープ装置はブラウザのリンクに該当する。ワープ装置のほかに、ブックマーク機能を使えばいつでも移動できる。
ところが、連れて来なかったはずの「原作者」が「レベッカ」の背後に立っていた。
「(原作者:)君たち、くじけるのはまだ早い。」
「(レベッカ:)あ、兄貴!?なぜここに?...まさかな。」
「Dr.デカボット」の発明品がこのような形で役に立ったみたいだ。
「(原作者:)俺はたった今、SOS作品『ニューニコチュウ襲来』を全世界同時公開した。世界中の皆が団結してくれる。ここはもうひと踏ん張りだ。我が看板娘レベッカよ、最後の切り札を使うときが来た。」
「(レベッカ:)超融合のことね、兄貴。よし、君たち。私に全てを!!」
「(原作者:)まずは奴を発生源から引きずり、本体との接続を切断するのだ。」
「原作者」に従い、「テリー」を発生源「デスクトップPC」から引き離すように誘導する。
「(レベッカ:)狙いは兄貴なんだろ?もっと来いよ。」
ジェットパックで上昇していき、無敵のカラクリから離れたところで「プライムレジェンド」を放ち、デスクトップPCを破壊。供給源(電力、回線)を断つことで、「テリー」は「イレギュラーエネルギー」だけで動く、通常のラスボスと大して変わらず、どんな攻撃もびくともしない無敵ではなくなった。今がチャンスだ、といいたいところだが「テリー」は憎悪で「イレギュラーエネルギー」を増大させ、「ガノン以上の巨大モンスター」に変貌した。
ファイナルラウンド突入、天空の戦いが始まった。
「レベッカ」はここにいる仲間15人を『超融合』することで、奇跡の融合形態「ミラクルレベッカ」へと大変身。同時に巨大化もオマケ付きである。本体とエネルギーを分離させ、エネルギー体だけの「イレギュラー」を封印するために「ミラクルレベッカ」は今、立ち向かう。空飛ぶモビルに搭乗した「Dr.デカボット」が光の速さで駆けつけ、サポート役という形でこの戦いに加勢してくれるようだ。
「(ドクター:)お困りのようじゃけぇ助太刀しに来たが、どうやらお主のことだから何も問題あるまいようで。もし手助けがいるなら、してやっても構わんがな。」
「(レベッカ:)大きなお世話だよ。...でも、共に戦ってくれるとは心強いよ。奴を、テリーを倒しに頑張ろう!!」
他人の作品より、もっとも怪物な「テリー」は「レベッカ」を握りつぶそうと魔手を伸ばす。
「(テリー:)塵芥と成り果てやがれ。」
「ミラクルレベッカ」の聖なる光により弾き返した。「Mレベッカ」には、融合素材となった仲間のチカラを使う特殊能力がある。今こそ「ミント彩香」の隠された究極奥義「オメガ・ザ・ハンド」を試すときだ。
「(レベッカ:)ミント彩香、君の究極奥義を使わせていただくよ。オメガ・ザ・ハンドォォォ!!!!!」
拳を一秒間握り、エネルギーを溜め、掌を開くことで超巨大なエネルギー体が形成されるもの。しかも両手というオマケ付きで、「テリー」を押さえつける。両者とも互角で繰り広げていくなか、「Mレベッカ」は次の仲間のチカラを2点借り、炎と氷の合体技「クロスファイアバースト」で「テリー」を凍らせたり焦がしたり、また仲間のチカラを借りて繰り返し、壮大な戦いが長引くたびに両者のエネルギーが減少していく。
「そろそろ限界なんじゃろ、マトリョーシカ戦法で畳み掛けようや」って「Dr.デカボット」はそう告げ、「Mレベッカ」は彼の言うとおり、潮時だなと「Dr.デカボット」を吸収し、そのまま突撃。「テリー」の無数の攻撃を受けながらま分離する形で7人『リサなな、ハーヴ、ヘルバタ、ジャズ賢一、クラベス鈴菜、カラダデカイ、白之助』に背中押され、5人『アンジー楓、モグ、マリア愛美、ヒメ、ロドゆい』、3人『アイス早苗、ミント彩香、ミコ』と、マトリョーシカのように、分離しながらエネルギーの核まで接近。「Dr.デカボット」の能力「構造の把握」を借りてコアの位置を把握。その後、融合解除で2人に戻したところで「Dr.デカボット」に投てきされ、攻撃を受けて壊されたジェットパックをパージし、そのまま突撃。「イカヅチパンチ」でコアを打ち砕いた。「レベッカ」の神器「マトリクス」のチカラで、封印を試みる。
「(レベッカ:)私のマトリクスよ、大いなる邪気がもう溢れ出さぬよう封印せよ。」
「マトリクス」が「イレギュラーエネルギー」をひとつ残らず吸収する一方、「Dr.デカボット」は密かに「イレギュラーエネルギー」を採取。
こうして、長きにわたる「テリー」との戦いに決着が着いた。最上階に残っている「アレグロ雪郎達」は、「レベッカ達」の帰りを待っていた。ゆっくりと降りてくる「レベッカ」と仲間達、「Dr.デカボット」も。
「(アレグロ雪郎:)終わったんだな。何もかも。」
「(レベッカ:)でも、テリーはいつか、また私たちの前に現れるだろう。...その時はその時ということで。」
...突然「テリー城」が揺れ始める。
「(アレグロ雪郎:)どうやら最後のチカラで、この場の俺たちを皆殺しにする気だ。あんたら、脱出するのだ!!」
約3分の間、「レベッカ達」は脱出を試み、その途中で「ハイテクロボット」2体と戦うことになるものも「レベッカ」の「プラズマビーム」で撃破。残り時間1分をかけて脱出。「テリー城」は跡形もなく崩壊した。
「(アレグロ雪郎:)今度こそ終わったな......。」
そこで「Dr.デカボット」は、「マイケル」が共同で開発されたAIの話を持ちかける。「イレギュラーエネルギー」を解析し、形成されたAI「アルターエゴX」を「レベッカ達」のおもちゃにするという魂胆だ。というか、既に実行しているようだ。
「(ドクター:)さあハルミとやらよ、何か言いたいことあんじゃろう?ぶつけてみいよ。」
「ハルミ」はAIにこう言う。
「(ハルミ:)やっぱり正義は、卑怯な手を使うのではなく、周囲の人に危害を加えるのでもない。仲間を一つにまとめた方が大切なのよ。わかる?」
立て続けに、「アレグロ雪郎」も。
「(アレグロ雪郎:)あのな、ネットの中だからって、どんなことをしてもいいと思ったら大間違いだ!!今回のことを含めて、迷惑行為を世間で晒すべきではないってのに、これらのどこがおかしいというのだ?」
その問いに対するAIの答えはこの通り。
「(アルターエゴX:)自分らがバカだなんて全然気づかないんだね?これだけ言っても大体からお前らみたいな糞の集まりに心配されるほど今の秩序は腐っちゃいない。だから善悪なんて存在しないんだよこの世界にはもっと文献を広く見ろよ、アニメでもなんでもいいから。俺の知ってるアニメどっちも自分は正義、敵は悪と言ってる。完璧な善悪なんてないんだよ、わかった? 」
AIの答えに「アレグロ雪郎」は呆れるだけ。
「(アレグロ雪郎:)...話にならんな。お前がやってきたことは悪に他ならない。自己満足のためにレベッカや原作者を亡きものにしようと暴れおって。少しは反省したらどうだ?」
「(レベッカ:)貴様の知っているアニメといえば...うん、銀時はどっちでもないな。悪を潰すことが貴様の正義?...そんなこと間違っている。確かに兄貴はイタズラ好きで、ユーザーに迷惑をかけた。銀魂のCMと称して、あのゲームのCMを投稿した。そう怒るのも無理はない。でも、たったそれだけで消えろ消えろって。普通の人間にしては、いささかやりすぎじゃないか?それだからイレギュラーは。」
「(ドクター:)レベッカよ、このへんにしとき。原作者がケリをつけねばならんけん。...なにぃ案ずることはない。わしの発明品にはセーフティ機能がついとる。さぁ、思う存分謝罪するなり好きにするんじゃ。」
「(アレグロ雪郎:)お互いに謝罪しあえ。もし、それでも無駄だった場合は、そん時はそん時ってことでいいよな?レベッカ。」
「(レベッカ:)ええ。」
「原作者」は、まごころをこめて、AIに謝罪を表す。
「(原作者:)テリーよ。色々、ごめんな。それ以外余計なこと言ってないけど、許してくれるかな?」
「原作者」の謝罪の意に対するAIは......。
「(アルターエゴX:)許すわけないじゃん、馬鹿じゃないのお前? 」
わかりあえないとわかっていて謝罪を試みたものも、結果は決して変わることはなかった。
「(アレグロ雪郎:)あ"ぁ"?...皆の衆よ、聞いたか?どうやら奴とは、もうわかりあえないらしいぞ。某動画利用者とはそういう奴だ。原作者に仇なす奴を信用するんじゃない。よって、鉄槌を下す。」
「アレグロ雪郎」はラップトップごとAIを壊そうとする。だが彼に代わり、「レベッカ」が蹴るなり踏むなり破壊。
「(ドクター:)ちょ!!お主!!」
「(アレグロ雪郎:)レベッカ!!あんた...。」
「レベッカ」らしかぬ行動に皆は引いた。
「(レベッカ:)...ちょっとばかりか、腹立ったんでね。...もう終わったことだし、帰ろう兄貴。」
「レベッカ」は帰ろうと戦艦「鬼ヶ島」に乗る。「Dr.デカボット」は「レベッカ」に発明品の隠し機能を伝えそびれる。
「(ドクター:)装着者の手をつなぐことで、テレポートが容易だのによぅ。」
「(アレグロ雪郎:)俺たちも帰るとするか。さぁ、乗った乗った。伯爵よ、不本意ながらも俺たちとの協力に感謝する。いつかその借りは返すからな。」
「ニューニコチュウ」との戦いは終わった。「アレグロ雪郎」はラップトップごとAIに鉄槌を下すつもりが、「レベッカ」の個人的な感情によって跡形もなく粉砕。こうして、「ニューニコチュウ」の脅威は去り、一時的な平和が迎えた。「テリー」の真意は不明のままだ。その後、「テリー」の影響による事件が数々相次いでいる。翌年(2011年)以降の戦いはまだ続くことになるだろう。
戦艦「鬼ヶ島」に世界中の仲間達が並んでいた。「ロバート」、「レジーナ」、「ランドルフ」、「アレックス」、「メグミ」、「マイケル」、「アイ」、「晃樹」、「雅史」、「ルイザ」、「黒史郎」、「中東2人」、「スフィア3人」、「エリートガード」の皆様。共闘お疲れさま。未来人3名の姿がないようだが「雅史」は、なにか心当たりがあるようだ。
「(雅史:)戦いが終わった後の話で、『勇気があれば未来だって変えられる。』っていう言葉を口にしまして、あの3人はほっとした顔をして消えたよ。まるで思い残すことはないかのように...え?どういう意味だろう......。」
未来人が消える条件は、「テリー」の介入による改変、内戦を2015年まで先延ばし、それ以外に何があるというのだろうか。しかし、「ミント彩香」をはじめ、「ジャズ賢一」や「クラベス鈴菜」のような本来の時間軸の未来人は、少し改変されたといえど、まだ消えていない。だが長くはいられないだろう。「原作者」はこう言った。
「(原作者:)消えていないということは、まだ未練が残っているかも。あくまで仮説だが。ま、とにかくだ。帰ろう、我が家へ。」
「原作者」に言われるまま戦艦「鬼ヶ島」に乗り、帰路につく。
海上での戦いについて色々話していた。「レジーナ」は無人と化した敵艦で左右の敵艦を一掃したらしい。狙撃能力を活かした砲撃した「マイケル」、司令塔としての能力を発揮した「雅史」、持ち前の銃器で戦った「中東2人」、援軍として戦ってくれた「エリートガード」、最後の最後で奮闘したロバート、レベッカ達のために戦ってくれた仲間達、これはもう感謝しきれないほどだ。新潟県中越到着後、ワープゾーンで世界の仲間達はそれぞれ自分の国へと帰っていく。「レベッカ」も「原作者」とともに我が家へ帰った。
......年末、「テリー」が懲りもなく悪をおこなうとにらんだ「アレグロ雪郎」は、ケカル帝国電子掲示板を確認した。
『年末だから一言言いに来てやった。お前らは年明けてもクズには変わらないから。十分クズ野郎だ。』
この書き込みに対するアレグロ雪郎は、全世界にこう伝える。
「(アレグロ雪郎:)聞いたか?この書き込みはテリー本人のものだ。同時にあんたらに対する煽りだぜ。...もう一度シメてやりたいと思わないか?あんたらをクズ呼ばわりする輩を何とかしない限り、また同じことの繰り返しだぜ。これから起こしうる『奴の影響による事件』がある限り、この世界は救われない。ブログに土足で上がり込み、人に原作者の事を吹き込んだ。それは奴の脅威を知らぬ犠牲者がいるってもんだ。あんたらの中にテリーが紛れ込んでいる可能性は否定できない。要するに人狼ゲームだ。もう一度言っておく、対処を怠った場合は、奴の餌食になる。それだけは忘れないでくれよな。...この話の最後に、やられたらやり返すのが原作者のモットーだったよな。よし、散々このように罵った一言いうぞ。『なかなか死なないニコチュウのテリー』」
Rebecca The End of Story - END




