表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄たちが求めるエンディング  作者: 岩ノ川
第2章 カナタ・タユーリ
87/96

第85話 再戦 カナタVSニーナ

諸事情により編集しました。

 盗賊役として私の前に現れた冒険者ニーナさんとの戦闘が始まった。お互い視界が暗い中、月明かりを頼りに目を光らせて剣を交える。さながらこれは武術の試験の再戦。しかし、あの時と今の状況は大きく異なっている。

 まずニーナさんの背後には3人の盗賊たちがいる。ニーナさんの指示で後方に待機してくれているが油断はできない。もし仮に、この戦いで私が勝ったとしても、残りの盗賊たちが戦いに挑んできて、連戦になることは目に見える。

 そしてもう1つ。こうしてニーナさんと攻防をしているうちに、私たちが経てた仮説は確証へと変わった。予想通り、武術の試験では冒険者はみんな、参加者に手心を加えていてくれたようだ。本気で闘ってはいなかった。今のニーナさんの剣の振る鋭さ、足の運び、体術、そして気迫の全てが今朝とは比べられない程に増している。


「あはははは!いいね!あたしはこういった正面での戦いが好きなんだ!もっとあたしを楽しませなッ!」


 純粋に楽しんでいる・・・悔しいッ。ニーナさんにとって私は所詮、いい感じに遊べられる程度の相手ってか。ヤバい・・・このままじゃ体力が尽きる!


 現在の戦況は、簡素にまとめると圧倒的に私の劣勢。休憩をとっていたのか元気、やる気、体力が満タンなニーナさんに対して、一切休憩をとっていない私が相手できるわけがない。言い訳になるけど、身体が重くて怠くて本気が出せない。

 お互いの装備は片手剣のみ。お互い交互に木刀を打ち合い、それを受け流し合う。今のところ魔法は発動していない。純粋な剣術と体術による闘い。一応は私からも攻撃を仕掛けてはいるけど、力が込められていない一撃など、受け流されるどころか簡単に避けられてしまい反撃される。


「そこッ!!」


「あらよっと。ほらほら、どうした?今朝みたいな元気と余裕がまるでないよ!」


「うわっ!?くぅ・・・。」


 ニーナさんの笑みに対して、私は表情こそ出さなかったが、心境はこの戦況に対する悔しさと相手の力量の高さに対する嫉妬だった。私の想定では、武術の試験の時の様に剣と剣でぶつけ合わせ続けて、何とか時間を稼ごうという算段だった。だけど私の考え方はあまかった。前もって相手の実力の方が数段上だと分かっていたはずなのに、この計算は誰が見ても分かるぐらい失敗だ。

 時間を稼ごうという余裕がない。これは攻め合いではない、私が何とか食らいついている程度。ニーナさんがその気になれば、この戦闘もすぐに終わってしまうだろう。そう頭では理解していても、私はこの戦闘から離脱しようとは考えず、真っ向から戦い続けた。

 襲い掛かってくる木刀の猛攻に対して、片手剣を両手握りで受けて力を流す。真横からやって来る蹴りに対して、一度大きく体勢を低くして後方へ逃げるように下がる。上手くいっているように見えるが、むしろ戦況は徐々に悪化していっている。現に何度もニーナさんの攻撃を受け止め続けている私の両手は、ぷるぷると僅かに震えて悲鳴を上げている。このまま続ければ体力が尽きる前に身体がボロボロになる。激しい攻防を一時中断するため、私は一度大きく後方へと下がった。


「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」


「あちゃ~。ちょっと大人気なかったかな?でもまあ、冒険者になったらこういう状況に出くわす事もあるんだし、文句は言わないでよ。」


 肩で荒く呼吸している中、ニーナさんは励ますようにそう語りだした。彼女の言っていることは正論。今まで私たちは、安全な街の中でぬくぬくと育ってきていたからあんまり実感はないけど、いざ冒険者になった時、外の世界で現状の様に盗賊に囲まれてしまう事もあるかもしれない。だから文句や反論をしようとはしない。むしろいい経験が出来たと僅かながら感謝の念がある。

 それにしても、ニーナさんの先の言葉は少し心外である。まるで“もう諦めなさい”と言っているようなものだ。少なくとも私はそう聞えた。どうやら彼女たちは、私の考えた策が“ただがむしゃらになって闘う”のだと思っているようだ。思惑がバレていなくて嬉しいのだが、そう嘲笑されていると考えるとやや腹が立つ。


 それにしても・・・何時になったら来るのッ!もういい加減に来てくれないと私、本当に負けちゃうよ!?もう1回『小花火(こはなび)』を使って場所を教え・・・いや、流石に何度も使えばバレてしまうかも。それに最悪、別に盗賊がやって来るかもしれないし、これ以上の派手な事は出来るだけ避けたい・・・。


「ん~・・・眼つきは諦めていないんだよなぁ~。カナタちゃん、何か企んでいる?」


「さあ、どうでしょう・・・。私、かなりおバカな方なんで。」


「あっはっはっは!そういう事を言う奴に限って、本当は意外と頭が切れたりするんだよ!・・・まさかこの状況を一発逆転する策があるんかな?援軍かな?それともまだ披露していないスキルや魔法かな?」


 ニーナさんはまるで心を見透かすように質問攻めを始める。恐らく精神を揺さぶっているのだろう。先ほど“大人気なかったかな?”と言っていたくせに、私を不安にさせようにその口はベラベラと動かす。それ程、私を追い込ませたいと思う程の実力があると評価してくれたのだろうか。

 だとしたらニーナさんは人を見る目はある。彼女が言ったように確かに私にはまだ他にも企てている事がある。正直に言ってこれもこれで、かなり危険な策であった。だけどもう大丈夫、この策は無事に遂行できた。十分に“把握”出来た。これ以上、模索されると思惑もばれてしまうかもしれない。ある程度休憩でき、戦闘を再開しよう剣を構える。


「おっ、まだ闘うつもりかい?逃げる方が得策だと思うけど。」


「追いかけて捕まえるくせに何を言っているんですか。本当は人と戦うなんて乗り気じゃないんですけど・・・やるしかないじゃないですか。それに、最初から負ける前提で闘おうと思う奴は・・・いないでしょ?」


「・・・いい感じにやる気が噴出してんじゃん!夜は長いんだ、そう張り詰めずに楽しんでいこうさ!」


 最後にそう言い放つとニーナさん勢いよく切り出して、攻撃を仕掛けてきた。それに対して、私は受け流そうとせずに、彼女が剣を振ることによって出来る左脇腹に潜り込んで回避した。今まで受ける事しかできなかった彼女の攻撃を、初めて見極めて回避することに成功した。


「・・・ッ!?」


 自分の攻撃が悠然として躱された後、ニーナさんは周囲から分かりやすい程に驚愕する。一体何に対して驚いているのか大体予想が出来る。恐らく攻撃を回避された事ではなく、私の動きに動揺しているのだろう。そして彼女は私の方へ振り向き、硬直して何かを考え始める。


(・・・まぐれか?いや、狙って動いたようにも見えたけど・・・まさか見極めた?それに避けた後、何で攻撃をしなかったのかも気になる。あれは間違いなく今日一番の私のミスで、絶対的な攻撃のチャンスなはずだったのにどうして・・・?)


「どうしました?そっちが来ないなら、こっちから行きますよ!」


 当然そんな時間を与えない。今後は私から攻撃を仕掛けて思案を巡らす猶予を与えなかった。

 切りかかった私の攻撃に対して、ニーナさんは一度冷静になりそれを悠然と受け止める。やはり多少動揺してもあれだけでは攻撃を決めさせてくれないようだ。こうして手加減してくれているうちに出来るだけ体力を減らしておきたい。防がれた剣を引き戻し、その後、2撃目3撃目と攻撃をする。流石にここまで大胆な行動に移ったことで、ニーナさんも焦りを見せる。


「はあッ!せいッ!やあッ!」


(急に動きが変わった!?いや、変えたと言った方が近い。さっきまでの動きは・・・そう、攻撃的じゃなかった。この子の披露したエクストラスキルや魔法は明らかな戦闘向けのものばかり。十分なくらい間合いに詰められても、発動しようとする素振りが一切なかったのはおかしい・・・。一体何を考えて・・・。)


「そぅら、回し蹴りッ!」


「あうっ!?」


「戦闘中に考えなんて、随分見下してくれていますね?この調子だと、本当に私が勝っちゃいますよ?」


「・・・へぇ~。言ってくれるね。」


 よし、いい感じに炊き付けられた。これでもう1回、攻撃を仕掛けてくるはず。本当は人を怒らす様なことは言いたくなかったけど・・・勝つためだから仕方がないよね?

 それに、ネタがバレたら本当に不味いからね。多分バレたらすぐに対応されて私が負けちゃうし。このままバレない事を願おう・・・。


 私の言葉に癇に障ったのか、ニーナさんからも攻撃を仕掛けてくるようになった。尤も私が彼女の十分すぎる程近付き、大振りの一撃が決めづらく、小技の攻め合いをし続ける。強い一撃を撃って来ても構わない。そうした場合、また避ければいい。先は確認のため回避に集中していたけど、次は反撃させてもらう。


「くっ・・・ヤバい、手が・・・。」


 剣を握る表が酷く痛み出した。小技とは言え大人の攻撃を受け続ければ必然的にこうなる。先の回避で少し調子に乗ってしまった。


「あらら~、悪いねぇ~。女の子の手を傷つけちゃったかな?」


「全然申し訳なさそうに見えないんですけど・・・。」


「あっはっはっは、私なりの気遣いみたいなものさ。それじゃあこれ以上痛まないように・・・これで終いさ!」


 堂々の勝利宣言。ニーナさんはそう言い放つと後ろに大きく一歩下がり、剣を後ろに振りかざして鋭い眼光で狙いをつける。彼女の視線は私の木刀、どうやら握力がなくなっているうちに、強い一撃をくらえて武器を弾き飛ばそうと言う算段のようだ。つまり彼女は、少なくとも本気に近い力で仕掛けてくるという事。

 非常に不味い。流石に怒らせ過ぎた。精神(なかみ)が例え大人でも見た目はまだ幼気な少女。偉そうに大人に口喧嘩を仕掛けるのではなかった。と、ニーナさんと闘い始めた私なら嘆いていたであろう。でも今は対応できる。何故なら、もうある程度ではあるけど彼女の実力を“把握”は出来ている。

 ニーナさんは私のもとに勢いよく切り込んだ。私の武器を奪うために。それに対して、私もニーナさんに向かって地面を力強く蹴った。つまり、自ら望んで正面衝突しに行った。


「・・・ッ!?」


 これには流石のニーナさんも笑えなかった。明らかに不可解な行動に、向かって来るその表情は驚いていた。

 正確には衝突しに行ったのではなく、この攻撃を避けるためにあえて向かった。お互いの右肩がぶつかる寸前、私は先に地面についた左足を軸に体を左回転させて、ニーナさんが剣を振りきる前に、彼女の前から離脱した。離脱することが出来たのだ。

 今回も何とか渾身の一撃から回避できた。正直に言って失敗するかのせいは十分あった。最悪、木刀ではなく私自身が食らう程の危険な賭けであった。いける見込みはただの自信しかなかった。だけど私は、そんな賭けに勝った。


 ヤバいヤバいヤバいヤバいッ!!うまくいって良かったぁ~・・・!超焦った、本気でやられると思った、心臓バクンバクンって言っているこれぇ~!


「・・・本当に驚かされるよ、君って子は。でも、やっぱり子供だね。」


 背後からそう背筋が凍るような声が聞こえると、首に何かが当たる。ニーナさんの木刀だ。もう既に彼女は体勢を立て直して、次の攻撃を始めていたようだ。そう理解した瞬間、私の思考はピタッと止まり冷汗が止まらなかった。

 完全に油断した。回転の勢いが強すぎて上手く体勢が立て直せなかった私に対して、ニーナさんは次の一手を考えていた。渾身の一撃を感激している場合ではなかった。もしこのまま彼女が攻撃を仕掛けていたら、確実にやられていた。


「さ~て、余計な事はしないように。身の安全だけは保障してあげるから。」


 本来の役を全うしようとニーナさんは盗賊風の口調で警告する。すると私から木刀を取り上げて、仲間の盗賊たちの方へ投げ捨てる。魔法を発動したら何とかなると思うけど、ここまで密接されたどうすることもできない。今は言う事を聞くのが得策のようだ。


「本当に惜しかったね。最後の最後に油断しちゃって。」


「全くです。パーティーメンバーに合わせる顔がない・・・。」


「あっはっはっは!そう悲観的にならないの!本当によく頑張った方だから、ここまで抵抗したのは君が初めてだよ。さてと、そのパーティーメンバーたちの居場所を聞き出す前に・・・ちょっと失礼。」


 ニーナさんはそう言いながら私の前髪を上げると、じっと眼を見つめ始める。


「・・・やっぱり、ね。通りで避けられたわけだ。君、『スキル:観察眼』を会得しているね?」


 この現状で私一人の力で打開する方法はない。ならばせめて、会話を弾ませて少しでも時間を稼ごう。


「・・・正解で~す・・・。」


「あっはっはっは!すごい憎たらしく答えるね!だとしたら色々と合点がいくわ。どうして頑なに魔法を使わなかったのか、とか。」


 『観察眼』とはその名の通り、出来事や現象の原因、相手の行動パターン等をよく観て、それらを察することが出来るスキル。今回に関してはニーナさんの“下半身の重心移動”と“上半身の構え方”を主に観察した。同じ片手剣を主体に戦い者だからこそ、この2つは重要だと気付いていた。

 しかしこのスキルにも弱点はある。このスキルは相手を観察し終えるためには、相手によってそれ相応に時間が掛かる。今回ニーナさんは早いように思えるけど、それは今朝の武術の試験があったから。実はあの時も、少しは役に立つかもしれないと『観察眼』で観ていた。

 そしてもう1つ弱点があり、先ほどニーナさんが言ったように、戦闘中魔法を発動しなかったのも関連している。このスキル、初見の技や魔法にはかなり弱い。観察中、別の事をされたら頭が混乱してしまうという事。しかも私の技量が足りないせいか、一度に2つ事までしか同時進行で観察することが出来ない。つまりは発展途上。


「君が魔法を使わなかったのは“私もその対応として魔法を使われたら困るから”、でしょ?一度いっぺんに沢山の情報を処理するなんて大変らしいからねぇ~。」


「はい。ニーナさんならずっと剣で攻めれば、無粋に魔法を使ってこないんじゃないかな~って思って。」


「なんだい、私の事を分かったつまりなのかい!?くぅ~、あながち間違っていないから否定できないねぇ~。」


「それに・・・純粋に剣術だけで闘ってみたかったんです。今の私はどこまで食らいつけるのかと。」


「へぇ~、良い向上心じゃん!いい経験になったでしょ?しかしまあ、よくそんなレアなスキルを手に入れられたね。」


「今朝の試験中で“友達と訓練していた”って話、覚えています?」


「あぁ~、そう言えば言っていたね。」


「友達と訓練していくうちに、その子個人の悪い癖を見つける様になってきたんです。そしてそれを指摘して改良してはまた新しいのを見つけての繰り返し。そうしていくうちに、いつの間にか会得していたんですよ。」


「・・・本当に君には驚かされるよ。そんな簡単に会得できる代物じゃないんだけどねぇ・・・。まあ体質的にも恵まれているっぽいし。」


「観察どうこう以前に、私自身が昔からよく色々と観ていたのは確かですけどね。例えば建物の間の硬貨とか、遠くに落ちてある硬貨とか、他の人が支払う際に見せる紙幣とか・・・。」


「あっはっはっは、スキルも使いようって事か!にしてもそれは笑えるわ!今後宴会の時、その話ししてもいい?」


「これは私のとっておきのネタなのでダメです。」


 おっ、いい感じに楽しきなってきたぞ。よし、このまま別のネタを・・・。“クアルくんがカッコつけて初めてコーヒーを飲んだ時、あまりにも苦くてそれを全部噴き出したら目の前にたまたまキーちゃんがいてコーヒーがかかり、その後の訓練でボコボコにされた”って話ならいけるかな?


「はぁ~・・・ガールズトークはその辺にしないか?そろそろ仕事を・・・んっ?」


「・・・おい、ニーナ。森から何か来るぞ。」


「これは・・・人だね。ここ真っ直ぐ向かって来ている・・・誰?」


 今まで静観し続けた他の盗賊役の人たちが何やら騒ぎ始めた。どうやらずっと『索敵』を発動し続けて周囲を警戒していたようだ。仲間たちの反応にニーナさんは、剣を私にスキルを使用する。


【スキル:索敵】


「・・・大きさからして子供、だね。しかも1人。何かに逃げているわけでもない、明らかにこっちに向かって来ている。」


 来た・・・ッ!!


 ニーナさんのその言葉で一筋の希望の光が見えた。間違いなく夜の暗闇に消えかかった明かりが、再び輝きだした。先ほど発動した『小花火(こはなび)』は無駄に終わらなかった。私は『索敵』で発見されたその子供を知っている。その者は森の中を真っ直ぐに掛け、草木の音など全く気にしなかった。そして暗い森の中、その者は月明かりの中へと足を踏み込み、私たちの前に姿を現す。


「やっほ~い、カナタちゃ~ん!遅くなってごめ~ん。」


 その者の正体は、ケマくんだ。この盗賊たちを何とかしてくれる、切り札だ。


「あぁ~、君の仲間・・・ぐへっ!!」


 ニーナさんがケマくんに意識を向けている隙に、彼女の溝に目掛けて肘内を入れる。いきなりの腹部への攻撃に流石の彼女の剣を下げて、拘束から逃れられた。

 やっと来た好機を逃すわけにはいかない。非道と思われるかもしれないけど、合格のためだから仕方がない。でもニーナさんに少し申し訳がないと少し罪悪感があるから後で誤っておこう。


「ケマくんッ!そこから魔法発動してッ!」


「えっ?何、いきなり?えっ??」


「私のことは気にせずに早くッ!!最大出力でッ!!」


「何かよく分からんけど、任されたッ!!」


 私を信じて命令を実行しようとケマくんはその場で大きく深呼吸をする。その吸い込む際に響く音は、とても12歳の少年のよるものではなかった。盗賊たちは止めようと彼の元へ走り出そうとするけど、距離的にも間に合わない。

 ケマくんに指示を出した後、私は被害に遭わないようにすぐさま川へと飛び込む。正直間に合うかどうか不安ではあったが、幸いにもすぐ傍にいたため無事に事が起きる前に入水。その瞬間、ケマくんの魔法が発動する。


【音魔法:獣の雄叫び】

不自然な点があれば、是非ご指摘してください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ