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なんとなく書いたものの詩集  作者: 仲仁へび


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01 幻想世界



 薄色の光 ぼんやり揺れる

 空の色に手を伸ばして はるか遠く

 ガラスのように奏でる音色

 落ちた涙がどこにも届かないで


 瞬く星の光 儚く いつか消える

 かすれた声 綴った歌 声も

 みずみずしい果実を齧った 虫食い

 夢をにじませて 覚めない眠り

 深く 深く 沈んでいく


 泣き声を聞いて 木の実が落ちた

 水たまりに 波紋 指でなぞる

 砂が落ちる音だけ 世界に響く

 時計は時を刻まない ただあるだけ


 薄色の向こう 空の彼方から

 光が降り注ぐ 花びら一緒に

 砕けた星のかけら 小さく

 手の中に 落ちてくる



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