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風の家紋(かぜのかもん)—僕が日本へ向かうまで—  作者: 和泉發仙


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第201話(エピローグ1)「橋をかける者」

小さな交流会


 数か月後、ユウタは町の公民館で開かれた日米交流会に参加していた。

 テーブルには寿司やたこ焼き、ハンバーガーやアップルパイが並び、子どもたちが楽しそうに行き来している。

 ユウタは緊張しつつも、スピーチを任されていた。


 「僕はアメリカで生まれ、日本にルーツを持っています。旅を通して学んだのは、国の違いより、人と人のつながりの方が大事だということです」


 会場から拍手が湧き起こり、老人も子どもも頷いていた。



家族の輪


 ユウタのアメリカの両親と、日本の親戚が初めて同じテーブルについた。

 英語と日本語が入り混じりながらも、笑顔が絶えない。

 「ソロバン? Oh, amazing!」

 「ハンバーガー、大きいね!」

 拙い言葉でも、互いの文化を面白がり、受け入れていく姿に、ユウタは胸が熱くなった。



ノアの視線


 隅の椅子に座ったノアが、静かに彼を見守っていた。

 「……ユウタ、お前はようやく“道”を形にし始めたな。

  橋は石でなく、人の心でかけるもんや。今日、お前はその第一歩を示した」


 ユウタは頷き、まっすぐ返した。

 「この道を、もっと広げていきます」



ノアのノート

•Step Two Hundred One: Epilogue.

•「橋は大きな工事から始まるのではない。笑顔の挨拶、食卓の分かち合い、その小さな一歩から始まる。」



→ いよいよ 第202話(エピローグ2) が最終話です。

•旅の仲間たちがそれぞれの道へ進む

•ユウタが次世代へ託す姿を描き、静かな余韻で物語を締める

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