11話ドラゴンの死体タワー
騎士団に帰ると、リン以外の団員が発狂した。
「「なんでこんなに速いんだよ!?」。
「え?SSなんて雑魚じゃん。ヴァルトに凍らせてもらって、斬撃飛ばしたら倒せたよ!あ、死体は回収済み!」
「死体まで!?」
ボクがドラゴントリオ(勝手に名付けた)の死体を精霊界の収納に繋がっているブレスレットから取り出して、ドドーンッとタワーを作っていると、リンが走ってきた。
それに合わせてユラユラするドラゴンの死体タワー。
この次の展開は皆さん予想ができただろうか?
そう、リンのところに倒れたのだ!
幸いリンしかいなかったので、リンが下敷きになるだけで済んだ。
ボクって天才!?
話を戻そう。リンは身体強化の魔法を使っていたらしく、怪我はなし。
ただ、お怒りモードに入ったみたいだ。
「フィーナぁ?ドラゴンの死体でタワーを作るのやめようっておれ、前に言ったよね?危ないってわからないの?」
あ、、おわった、詰んだ。
「タワーにしたいんだよ、、!」
ボクの答えに呆れるリン。
「でも、おれが怪我したかもしれないんだよ?」
「そうだけど!」
そこに第三者が割り込んできた。
「まぁまぁ、良いではないか。」
ヴァルト!救世主様!
「黒赤、ドラゴンの死体タワーに押し潰されている様子は実に面白かったぞ。」
「お前!」
「黒赤、お前はフィーナの伴侶にはなれないと思うぞ。」
ん?ちょーっと待って?ヴァルトくん、君は何を言っているのかな?
ていうかこれってケンカになりそう?やばいかも、止めなきゃ!




