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十話 聖地巡礼

「それでは、判決を言い渡す。」


蓮が重みのある声で言った


「はい。」


裁判員のE、H、Iが言う。


「決まりました。」


「有罪」


「没収」


「死刑」


三人がそれぞれに言った。


「お前等本当にひでえな。」


迅のドロップキックが蓮の後頭部に当たった。



「はい!パワハラで・・・」


「るせえ。黙れ。」


迅の眼下には正座している男子生徒が並ぶ。なかなかに見物である。


「さてと、お前らに悲報だ。」


「?」


「修学旅行ディズニー行くぞ。」


「・・・京都って言ってなかった?」


「察しろよ。京都のディズニーはUSJだろ。」


「お前大阪馬鹿にしてる?」


「安心しろ。もちまろ菓は買ってやる。」


「飛び込みおじさんいないかな。」


「お前たち話聞いてたか?カップルの聖地USJだぞ。そこらへんに抱き着いてるやついるからな。」


「教育に害があると思います。」


「そんなんいったら迅先生がここにいる時点で害になってるだろ。すみません。」


「教育委員会はセイシの奴らと何にも変わらねえ。」


「若さひがんでるもんね。」


「・・・お前等発狂しない自信あるの?」


「大丈夫さ。デスパシート聞くから。」


「そっちの方が教育に害あるだろ。」


「まあ、いいじゃん。」


「・・・班決めするぞ。」


「きたきたきたきた!」


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