前へ目次 次へ 44/354 幕間『命の大精霊』 命の大精霊は、若い精霊たちに話す。 この世界には最初は何もなかったんだ。 本当に何もない、無の世界。 その無の世界に光が生まれ、同時に闇が生まれた。 光と闇の間は徐々に広がっていき、その間に風が生まれたんだ。 風は、光に近い所で火を作り、闇に近い所で水を作り、 火と水との争いをおこした。 火と水の争いはもの凄く長く続いてね。 火と水の間に土が生まれたんだ。 土は光、水、火の力を受けて、命を作り出し、 命は、風に乗り、多くの命を作ったんだ。