現状整理と絆石(ハンセキ)
ブクマ変動118→121(多分)
数日ぶりの更新、そして120超え有難うございます、
一人から1円ずつ徴収したら販売機で缶ジュースが買えますね!
今後も気ままに宜しくお願いします、
52話or53話にて二章完結となるよう頑張りたいと思います。
つい1時間程前の10数分の間の話を話したのは
レックの体を依代とし、補助知能を装っていた元チェンジの使い魔のグエル。
「……そう、チェンジは肉体を乗っ取られた訳なのね……、解決策は……?」
「殺すか、屈服させて別の魂の器に移動してもらう他ないと思います」
カルラの問いかけに今思い当たる策という点での回答をするグエル
その問いかけに、知人を当てはめようとするジーク
「……もしかして、洗脳が必要になるか?」
「……あ……あの子は私苦手なんだけど……3番目ぐらいに……」
「確かに惑わせることも大きな対策でありますし、殺す以外の方法でお願いしたいです」
「そ、そうだな……じゃぁ、ふくろうと合流しつつ、他の対策や他の適任が居ないか考えながら移動ってのが良いか?」
カルラの提案、ジークとレック(グエル)が頷く
「……異論はない」
「承知しました」
「ぇーと……オイラもやれること頑張る!」
「……知識のある、そしてチェンジ様の相棒でもあるグエルが無事でいることも大事だ、俺のためにも前線はさけてくれ……レック」
そう言うと、ジークは、そっと手を伸ばしレックの頭を撫でた。
撫でられているレックは声を上げた。
「いやはや、本当に相思相愛なのですね、羨ましい……」
……
撫でられているものがそういうのは滑稽まではなくとも、少し変な光景だった。
カルラは、ほんの一瞬だけ笑みをこぼしそうになるが、今後のことを考えてかすぐに表情を曇らせた。
一方その頃……
(ふくろう視点)
長い夢を見ていた、いや、見ていたのだろうか? ただ 心がぽかぽかして落ち着いていた。
「おぃ……起きろ……」
そう言われて背中を擦られ、目を開ける。
目の前には、大きな黒い体と赤い鬣の龍こと赤黒龍、驚きかけたが、すぐに平常心になった。
差し伸べられた手を引かれ起き上がる。
「……あっ、ありがとうございます」
目を覚ますと、綺羅びやかで上質な絹製の布団に寝かせてもらっていたようだ。
「……それがお前の力だ、一部反射しておいた、心が安らいでおるだろう?」
「……嗚呼、そうなんですか、わざわざありがとうございます」
満面の笑みで丁寧にお礼を言うと、頬を染めたのかは分からないが恥ずかしそうに急に視線を逸らした。
「……ま、まぁ……お前という人間に凄く興味があるだけだ、いつでも遊びに来い…………一人……で」
最後のほうがうまく聞き取れなかった、でも相当に気に入られているのは分かった。
なんでこんなにも優遇されてるのだろう、もう会えないと思ったチェンジはふさふさの竜獣で、更には、一応恋人?のとても強いカルラちゃん、更には、シオンさんという女友達も出来た。
それから十数秒も経たないうちに、茶々とシオンさんが戻ってきた。
タイミング的に2人が帰ってくるまで寝かせてくれていたのだろうか?
「クワッ! クゥー」
茶々が堂々と敬礼、おっきいチョコ○に似た鶏が可愛く敬礼、寝起きにコレはズルい……。
「依頼の品頂戴させていただきまし……」
シオンさんの言葉をまたずに、茶々に抱きつく。
「クワッ!! クーゥ……」
我慢できずに抱きつくと、相変わらず一瞬おどろくと同時にとろけているような幸せな声が漏れた。
「ご苦労であった、シオンとやら、ある程度調査はさせてもらった、けしてむやみな殺生に巻き込ませないでやってくれ」
「はっ、はい……承りました」
獣好きでも空気は読める、そっと茶々を開放し、シオンの横について 赤黒龍に視線を合わせる。
開放して2秒経ってから茶々は我に返り、赤黒龍の側に行く。
「おぅ……ようやった、また後でな……」
そう言って赤黒龍は茶々の頭を撫でると、茶々はコクリと頷いて、奥に行った。
それから、赤黒龍は友好関係と今後呼び出しをするかもしれないとボクの方に何も変哲もなさそうな石をくれた。
持っているだけでリンクすることが出来、必要があれば、呼び出しの伝令書を携えた使い魔を向かわせたり
ギュッと握れば、ピンチの時少し時間がかかるが助けにきてたり、念話をすることが出来るらしい。
こういうのって普通は綺麗な宝石では? と疑問に思ったのだが。
あえて何の変哲もなさそうな見た目にしているのだと。
ついでに言えば、上級の識別・鑑定不可の結界も貼ってあり
普通の鑑定眼鏡や魔法でチェックをしてもタダの石ころという扱いになるらしい。
それの話を聞いた時、シオンさんは理解したみたいだった。
「なるほど、宝石だったら族に盗まれることはあるかもしれませんが、ただの石ころだったら……」
「……そういうことじゃな、信頼の証だから自分で持っておいてくれたら助かる、シオンにもやろう……どうしてもピンチか、ふくろうが危うい時は、お前がこの石をギュッと持ち、助けを願え」
「……え……宜しいのですか?」
「何かの縁ということにしておいてやる、ただふくろうが危なくない時のお前の救済の場合は、別途、供物を頂くからな」
赤黒龍の目が一瞬いやらしい目に感じた気がした。
「……分かりました、自分の命や仲間よりも大切なものは、ありませんから、なんなりと……」
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アイテム: 赤黒龍との絆石
赤黒龍との絆を示す物、見た目はそこらに転がる石ころのようだが
ギュッと握ることで念話や助けを求めることが出来る。
赤黒龍が特定の魔法を使うことで、絆石を持つものの場所を探知することにも役立つ。
許可された所有者のみこの石が他の石と混ざっても判別がつく。
レアリティー 不明 状態 擬態&識別不可
↓
アイテム: 石ころ
何の変哲も無い大小形様々な石の一つ、投擲にも使える。
レアリティー ランク G (一番下) 状態 なし
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それから赤黒龍に直々に見送ってもらい、絆石とのリンクが正常かをチェックするから……と
シオンを10秒ほど抱きしめ、 その後に20秒近くボクも抱きしめられた。
「……うむ……問題はない、いつでも呼べ、伝令や手紙を飛ばすこともあるかもしれんからその時は、石を握ってわしと念話をしてくれ」
その問いかけにコクリと頷き、ボクは赤黒龍の縄張りを後にした。
帰り道の中、何をされたかの話を聞かれた、適当に誤魔化しつつ(『内密に頼む』的な)
話しても大丈夫そうな話である、コボルトのコボという 人間が余り好きじゃない種族に力を試したら有効だった
というのと、お礼にチーズを貰ったという話をした。
シオンちゃんはそこまでチーズが好きではないということだが、好きじゃないボクですら絶品だった、と言うと
『では、ワインでも買って一緒に飲むか、クエストも済んだし』 と提案をしてくれ それに応じることにした。
赤黒龍様の住処にそんなに長い時間居た気がしないのだが、麓の村についたのは日が沈みかけてからだった。
話を聞く限り、シオンさんは、3時間ぐらい採取作業をしていたらしい、となると2時間以上寝ていたということになる。
友達が居るっていうのや、自分が特別っていうのは、凄く充足していて、楽しくて
その充足感でもっともっと色んな事を頑張れそうな気がした。
早く、カルラちゃんとチェンジと合流して4人で楽しく……
なんて日を思ったのだが それが叶うのは相当先になるのだった。
それをなんとなく理解するのは、そう遠くない日だった。
久々のふくろう視点のお話いかがだったでしょうか
RT宣伝の協力や ブクマ 本当に有難うございます。
ガチで人生迷走中で色々めげちゃっているのですが
この物語をかき、少しでもブクマ数が変動して増えていることが私の楽しみでも有り励みでもあります。




