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幻想帝都 神州御親領衛記  作者: ニュートリノ鈴木
二章 珠洲原陽鳥という女
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五十八話 許可の線


五十八話


58-1 許可の線



硯荒臣の執務室は、広いわりに歩幅を誤らせる。


物が多いからではない。少ないからでもない。机と棚と椅子の位置が、最短距離で歩く人間を少しだけ外すように置かれている。無意識に斜めへ流される。入るたびに「この人は人の動かし方まで仕事にしている」と思い知らされる部屋だった。


羽場桐妙子は扉を閉め、三歩進んだところで止まる。


荒臣は机ではなく、窓際の低い卓にいた。外套を椅子の背に掛け、片手で書類をめくりながら、もう片方の手で湯呑みを持っている。湯気はほとんど立っていない。冷めたものを冷めたまま飲む時の顔だった。


「国立景道院の件です」


羽場桐が言う。

荒臣はすぐに返事をしない。紙の最後の行まで目を通してから、湯呑みを置いた。


「相談未満か」


確認するように言って、視線だけ上げる。


「はい。正式照会ではありません。実習材倉庫の管理担当から、近衛へ直接ではなく、外の伝手を挟んだ打診です」

「外の伝手」

「高倉さんの市場線です」


荒臣の口元がわずかに動く。笑いではない。面白がった時の、筋肉だけの反応だ。


「よくできてる。公官が体面を守りたい時の投げ方だな」


羽場桐は頷く。


「こちらも正式案件として踏み込む段階ではありません。ですが、西部中継倉庫と工業区画の件と、手触りが似ています」


荒臣は卓の上にあった細い鉛筆を指で転がした。


「似ている、の中身は」


この人はいつもそこから聞く。結論でも印象でもなく、中身。羽場桐は短く整える。


「器材そのものの損失より、流れの撹乱が先に出る。現場の人間を誘導している形跡がある。記録の時刻だけが揺れる区間がある。そして、相談の上げ方が“線を増やしたくない人間”のやり方です」


言い終えて、羽場桐は紙を差し出す。荒臣は受け取らず、顎で机を示した。


「置け」


羽場桐が紙を置く。荒臣はその場で読まず、先に別のことを聞いた。


「紺野は」

「約束の範囲で反発しています」

「良い」


荒臣は即答した。


「反発しない方が怖い」


羽場桐は一瞬だけ目を瞬かせた。荒臣は鉛筆を止め、今度はちゃんと紙を見る。


「景道院に何を見せる」

「近衛の靴音は少なく」


羽場桐が答える。


「私。高倉さん。必要なら在籍側の顔を一人」

「綾瀬か」

「はい。身分の説明が短く済みます」


荒臣は書類をめくりながら、ふっと鼻で息を抜いた。


「宗一を付けない理由は」

「付けると守りは厚いです。ただ、相談未満の相手には厚すぎます。向こうが口を閉じる可能性があります」

「紺野は」

「今回は外します。今は“見える顔”が強すぎます」


しばし沈黙が落ちる。部屋の外の気配まで遠くなる種類の静けさだった。荒臣が無言になる時、周囲は勝手に息を浅くする。

やがて荒臣は紙を半分だけ読み、そこで止めた。


「許可する」


短いが、羽場桐は姿勢を崩さない。荒臣の許可は、通行証であって免責ではないからだ。


「条件を二つ」


荒臣が続ける。


「一つ。景道院相手に軍の顔を先に出すな。出すなら最後に出せ。一つ。珠洲原を主格に仕立てるためにこの線を使うな」


羽場桐の背筋がわずかに張る。


「……承知しました」


荒臣はそこで初めて羽場桐をまっすぐ見た。


「勘違いするな。庇っているんじゃない。順番の話をしている」

「分かっています」

「ならいい」


荒臣は冷めた茶を一口飲み、顔をしかめた。苦かったらしい。


「あと、帰りに東雲に言え。湯が薄い」


羽場桐は一拍遅れて「はい」と返す。執務室を出る直前、背中にもう一つ声が飛んだ。


「妙子」


呼び止められて振り向く。

荒臣は紙に目を落としたまま言った。


「人を動かす手順を盗む相手は、だいたい次に“止める手順”も盗みに来る。隊の普段を見せるな」


羽場桐は深く頷いた。助言というより、既に起きたことを言われた気がした。


58-2


国立景道院の実習材倉庫は、軍の倉庫より整っていて、民間の倉庫より息が詰まる。


棚の高さ、ラベルの角度、通路幅、返納台の位置。全部が「教えるため」に揃っていた。乱れを見つけやすくする配置だ。だから乱した側も、どこを触れば人間が慌てるかを選びやすい。


「こちらです」


案内に出てきたのは、景道院の事務主任補だった。年齢は四十前後、姿勢は崩れていないが、目だけが昨夜から寝ていない。正式相談にしたくない時の顔をしている。


羽場桐の隣で、高倉源三が帽子を脱ぎ、手に持ったまま周囲を見ていた。制服ではない。市場へ行く時のくたびれた上着だ。近衛の匂いを薄くするための服だが、高倉本人の空気が強いので、薄くなっているかは怪しい。


もう一人、護国綾瀬が少し離れて歩く。景道院の生徒用上着の上に近衛の帯を巻かない格好だ。身分の説明を短くするために連れてきたが、本人は「飾りではない」という顔を隠さない。

事務主任補が返納台の前で立ち止まる。


「数が合わない、という相談ではありません」


最初にそこを切るのは賢い、と羽場桐は思った。倉庫管理の人間は、まず自分の失点でないことを示したがる。


「実習材の箱に、返納物でないものが混じる。二週で三回。いずれも低位外象術式の授業日です」


羽場桐が頷く。


「混じる、とは」


事務主任補は言い淀み、綾瀬の顔を一瞬見る。生徒の前で言うべきかを測っている。

綾瀬が先に口を開いた。


「私、実習倉の規程は知っています。回りくどいと余計に時間が掛かります」


丁寧だが棘のある言い方だった。事務主任補は少しだけ眉を引きつらせ、それでも助かった顔をした。


「……返納箱に、耳当てみたいな小型受信機の残骸が入っていました。最初は学生の悪ふざけかと」


高倉が低く「ああ」と漏らす。


「西部と同じ匂いか」


事務主任補が目を見開く。


「やはり何か起きているんですか」


羽場桐は答えを広げない。


「類似物の相談を受けています。断定はまだしません。現物を見せてください」


案内された保全棚の中には、小さな封筒が三つ。景道院の封印テープが貼られている。綾瀬がそれを見て、わずかに鼻で息を吐いた。


「先生方にしては、ちゃんと保全してる」

「嫌味ですか」


事務主任補が言う。


「評価です」


綾瀬は顔色ひとつ変えない。

羽場桐が封筒を開ける。中の残骸は、西部中継倉庫で見たものより小さい。装着用というより、箱の底に貼る誘導子機に近い形だ。自壊後の割れ方が綺麗すぎるところまで似ている。


高倉が身を屈め、指を出しかけて止める。


「触っていいか」


事務主任補が頷く。高倉は手拭いで指先を拭いてから、残骸の外縁をそっと持ち上げた。


「安い作りに見せてる」


高倉が言う。


「でも、わざとだな。板の切り方が一箇所だけ丁寧すぎる」


羽場桐が視線を落とす。


「受信面」


「詳しい事は分からんが、そう言うとこだけは雑だと動かねえからな」


綾瀬は保全棚ではなく、返納台の位置と棚の距離を見ていた。


「この箱、誰が返したか追えますか」


事務主任補が首を振る。


「授業終わりは混みます。返納は班ごとで、個別確認は――」

「していない」


綾瀬が言い切る。


「規程上はしてることになってるけど、回らないから実務では落としている」


事務主任補は言い返さない。図星だった。


羽場桐は返納台の木口に手を添える。細かな傷が多い。最近ついた傷の上に、古い傷が重なっている。使い込まれた場所だ。だから外から混ぜるには都合がいい。人の手数が多い場所ほど、異物は「誰かの手癖」に見える。


「時刻記録は」


羽場桐が聞く。

事務主任補はためらってから、端末を差し出した。


「……監視記録の時刻印が少し揺れています。映像は残っているのですが、六分前後、前後して」


綾瀬が先に反応する。


「ここも」


羽場桐は端末を受け取り、表情を変えずに時刻区間だけ確認する。返納台から保全棚前へ人が詰まる時間帯。西部中継倉庫と同じだ。人の流れが最も濃く、記録の責任が最も薄くなる場所を選んでいる。

高倉が棚の下段を覗き込みながらぼそりと言う。


「物を盗んでるんじゃねえな」


羽場桐が視線だけ向ける。


「何を」


高倉は立ち上がり、帽子を膝で叩いた。


「人の並び方。どこで詰まって、誰が手を離して、何を後回しにするか。倉庫屋にとって一番面倒なとこだけ、毎回つついてる」


事務主任補の喉が鳴る。理解した時の音だった。被害が軽いと思っていた相手ほど、この手の説明は効く。

綾瀬が返納台から一歩離れ、棚列の死角を指差す。


「ここ、学生なら自然に入れます。教師は入りにくい。見つかっても“落とし物を拾った”で通る」

「貴女はよく見ていますね」


羽場桐が言う。

綾瀬は視線を外さない。


「学校なので。先生は見ているつもりの場所しか見ません」


棘のある言葉だったが、今日の仕事には正しかった。

その時、羽場桐の端末に短い通知が入る。研究局からの照合速報。珠洲原陽鳥の署名が最下段にある。


西部中継倉庫残骸と景道院保全物、外縁加工痕一致率高

自壊信号は簡易式、受信部のみ選択保護

低出力ノイズ源としての運用痕あり


羽場桐は通知を読み終え、端末を伏せた。

綾瀬がその動きを見て、何も聞かない。聞かないが、羽場桐の沈黙の長さで内容の重さを測っている顔だった。


「事務主任補」


羽場桐は声を落とす。


「これはまだ正式案件にしない方が、学校のためにも良い段階です」


相手の顔が強張る。隠蔽を勧められたと思う顔だ。 羽場桐は先に切る。


「ただし、返納動線を今日から変えてください。班単位返納をやめて、一列。受領札を回収台の前で一度切る。混雑は出ますが、六分の死角は消えます」


事務主任補が戸惑う。


「授業が回らなくなります」

「一週間だけです」


綾瀬が横から言った。


「回らなくなるのは授業じゃなくて先生の手間です。やってください」


事務主任補は苦い顔で頷いた。学生に言われる筋合いではないと思っているが、言っている内容が正しい時の頷き方だった。


倉庫を出る前、高倉が事務主任補へ名刺でもない紙片を渡す。八百屋の店先の番号だ。景道院の人間に渡す連絡先としては場違いだが、場違いな連絡先ほど使われることがある。


「正式にしづらい相談なら、こっちに落としてからでいい」


高倉が言う。


「ただし“今日じゃなくてもいい”と思った時ほど、先に寄越してくれ。後で来ると高くつく」


事務主任補は紙片を見て、困ったように礼を言った。


綾瀬は校舎へ戻る生徒の流れを一度だけ目で追う。誰もこちらを気にしていないようで、何人かはちゃんと気にしている。学校という場所の視線の細さを、彼女はよく知っている。


「中尉」


帰り際に綾瀬が言う。


「これ、外からだけじゃないです」

「ええ」


羽場桐は頷く。


「学校の中の“面倒を増やしたくない人”の手つきも混ざっています」


綾瀬の口元が硬くなる。景道院の話になると、彼女はいつも少しだけ声が冷える。だが今日はそこから先を言わない。仕事に必要な怒りの線だけ残して、黙ることを選んだ。


58-3


紺野健太郎は、人の足を描くのが下手だった。


逃走路なら描ける。潰すべき角度も、詰める順番も分かる。だが「誘導された側の足」を図に起こせと言われると、どうしても途中で怒りが混じる。そこで押すな。なんでそっちへ行く。止まるな。声に出さなくても、線が太くなる。


「太いな」


護国宗一が言った。


本部の小会議室。机一枚に、工業区画と西部中継倉庫の見取図が並ぶ。紺野の鉛筆線は何本か書き直され、紙の表面が少し毛羽立っていた。護国は向かいで、自分の細い線を重ねている。二人の図は同じ現場のはずなのに、性格が違った。


「文句あるならお前が全部描け」

「描きますよ。ですが、紺野少尉の線の太さは情報です」


護国は本気で言っている顔だった。


「どこで苛立ったか、つまりどこが“人間の不自然”として目に残ったかが分かる」


紺野は舌打ちを飲み込む。


「羽場桐中尉みたいなこと言うな」

「便利なので」


そこへ扉が開き、羽場桐、高倉、綾瀬が戻ってくる。東雲が遅れて湯呑みを持って入り、部屋の空気を一度だけ生活へ引き戻した。


「景道院はどうだった」


紺野が先に聞く。

羽場桐は返答の前に、景道院の簡易図を机へ置いた。返納台、保全棚、棚列の死角、監視記録の時刻揺れ区間。必要なものだけが描かれている。


「六分前後の時刻揺れ。低位外象術式授業日の返納箱に小型受信機残骸。西部中継倉庫の残骸と加工痕一致率高」


紺野の目が細くなる。


「学校までか」

「正式案件ではまだありません」


羽場桐が言う。


「ただし、無関係と切るには揃いすぎています」


綾瀬が自分の見た死角を指で示す。


「返納動線の詰まり方を使って混ぜています。学生なら自然に入れる場所です」


高倉が続ける。


「倉庫屋の嫌がる順番ばっか触ってる。荷じゃなく、人の後回しを抜いてる」


部屋の中が静かになる。誰もすぐには言葉を足さない。情報の形が、ようやく一つの名詞に近づいてきたからだ。


紺野が机の図を見比べる。工業区画、西部中継倉庫、景道院実習倉。場所も人間も違う。だが線の太くなった場所が似ている。人が「急いでいるつもりで、実は選ばされている」箇所だ。


「……盗まれてるの、器材だけじゃないな」


紺野が言う。

羽場桐は頷いた。


「ええ。たぶん“手順”です」


護国が補う。


「もっと正確には、人を動かす手順と、記録を信用しすぎる場所の手順」


東雲が湯呑みを置きながら言う。


「それを集める相手は、次に何をしたいんでしょうね」


問いの形だが、考えは皆同じ方向へ向いている。小さな撹乱を積んでいるだけではない。積んだ先で使うつもりの手つきだ。


紺野の指が、景道院の返納台の位置で止まる。


「低位の連中まで触ってる」


綾瀬が視線を上げる。


「“触ってる”じゃない。試してる」


きっぱりした言い方だった。

宗一が妹を見る。止めない。綾瀬がこういう断言をする時、感情だけで言っていないのを知っている顔だ。


「どういう意味だ」


紺野が聞く。

綾瀬は机の縁に指を置き、言葉を選ぶ。


「低位の実習倉は、出来ることが限られているから、反応の差が見やすい。誰が焦るか、誰が指示に従うか、誰が勝手に触るか。……授業は、癖が出ます」


部屋の空気が一段冷えた。学生の実習を「癖を見る場」と言い切る発想自体が、景道院の中に長くいる者の言葉だったからだ。

高倉が低く唸る。


「胸糞悪ぃが、商売なら分かる理屈だ。人の癖分かりゃ、次は並ばせ方まで決められる」

「商売にするな」


志摩がいれば言いそうな台詞を、紺野が代わりに吐いた。高倉は肩を竦める。


「してねえよ。例えだ」


羽場桐が紙束を揃える。疲れが出ているのに、指先の速度は落ちない。


「ここから先、隊内線を一段上げます」


全員の視線が集まる。


「ただし、まだ広げません。相手が盗んでいるのが“こちらの普段”なら、こちらから見せる普段を減らす必要があります」


荒臣の言葉と同じ方向だった。羽場桐がそれを口にすると、命令ではなく手順になる。


「具体的には」


護国が問う。


「出動記録の共有範囲を切る。現場到着時刻の扱いを統一しない。警察照会線と研究局照合線の窓口を分ける。それから――」


羽場桐は一度だけ紺野を見る。


「紺野少尉の単独行動を、しばらく表向き増やします」


紺野が眉をひそめる。


「は?」


高倉が先に笑う。


「囮か」

「囮、という言い方は乱暴ですが」


羽場桐は否定しきらない。


「紺野少尉は目立ちます。相手が人の流れを見るなら、見たくなる顔です。見せる顔をこちらで選びます」


紺野は反発しかけて、止めた。約束を守る、と自分で言ったばかりだ。だが止めても不機嫌は顔に出る。


「……勝手に突っ込むなって言っといて、今度は餌か」

「単独で動かすとは言っていません」


羽場桐の声は静かだ。


「あなたには“単独に見える仕事”をしてもらいます。護国少尉が裏で付きます」


護国が何も驚かない顔で頷く。たぶん既に読んでいた。そういうところが時々腹立たしい、と紺野は思う。

東雲が湯呑みを手にしたまま、柔らかく挟む。


「いいじゃないですか。いつもより少しだけ、表で荒れても許される」

「許される範囲が問題なんだよ」


紺野が言うと、綾瀬が珍しく口元を少しだけ緩めた。


「兄さんが裏にいるなら、たぶん死にません」

「たぶんを付けるな」


宗一が即座に返し、部屋の空気がわずかにほどける。

その空気が残っているうちに、羽場桐は最後の紙を机に置いた。陽鳥からの照合速報の写しだ。必要事項だけを抜いた簡略版で、余計な注釈は削ってある。

紺野の目が、一番下の署名欄で一瞬だけ止まる。


珠洲原陽鳥。


名前そのものに罪はない。仕事が早いことにも罪はない。だが、七分の空白のあとに見ると、どの紙でも「先に届いている」感じが付く。そこが厄介だった。


羽場桐はその視線を見て、あえて何も言わない。言えば今は話がずれる。ずらさないために黙るのも、副官の仕事だった。


「今夜は本部内で動きます」


羽場桐が締める。


「図と記録を合わせる。明日の朝までに、こちらから見せる普段を組み直す。相手が盗みに来ているのが手順なら、まず盗ませる手順を変える」


扉の外で、廊下を走らない足音が二つ通り過ぎた。誰かが笑って、すぐに声を落とす。日常はまだ続いている。

続いているからこそ、変えるべきなのは非常時の顔ではない。普段の顔だ。


紺野は自分の描いた太い線を見下ろし、鉛筆を取り直した。次に引く線は、犯人の足ではなく、見せるための足になる。

気に入らない。気に入らないが、たぶん今はそれが正しい。


紙の上で、秒針の癖を真似るように、線が一本だけ細くなった。


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