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過去も異世界も含めればこんな人たちがいた!……きっと  作者: 夕暮れの家


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天国への手紙

 秋の気配が待ち遠しい今日このごろ、お健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。


 あなたが旅立って随分の時が経ちました。


 最近では友達にあなたの悪口が言えるようになりました。


 聞いてましたか?


 文句があるなら、夢に出てきてくれてもいいんですよ?


 人間は一晩に10本近くの夢を見ているらしいですね。


 もしかして、あなたはもう頻繁に会いに来てくれていたのかな。


 だとしたら、お願いです。


 私が朝起きたとき、ちゃんと覚えていられる夢に出てきてください。


 本当はね、わかってるんです。


 あなたが一度も夢に出てきてくれない理由。


 私を悲しませないように。


 私が前を向いて歩いていけるように。


 余計な未練を残さないよう、そっと遠くで見守ってくれているんですよね。


 悪口を言えるようになったのは、強くなったからじゃなくて、


 あなたとの思い出が、笑って話せる温かい記憶に変わり始めたから。


 今日も私は、あなたが好きだった季節の風を感じながら、元気に生きています。


 だから今夜は、安心して夢に出てきてください。


「よくがんばってるね」って、一言だけ、聞かせてください。

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