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第九話 推薦を受けて

（柚葉side）　by　菜須よつ葉

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　相楽《さがら》さんの呼《よ》びかけに真《ま》っ先《さき》に手をあげたのは、光《ひかる》だった。

「佐藤君《さとうくん》、どうぞ」

　相楽さんに指名《しめい》され光が立ち上がり

「斎藤《さいとう》がいいと思います」

　光が、果桜《かおう》を推薦《すいせん》した。

「えっ？　わたし？！」

　果桜が驚《おどろ》いている。まぁ、そうだろうな。長内が黒板《こくばん》に果桜の名前を書く。

　柚葉《うずは》が果桜をみてうなずき声をかける。

「果桜班長《かおうはんちょう》についていきます！」

「えぇーーわたし？　本当に私なの？」

　クラスの話し合いは続いていて、ほぼ仲良《なかよ》しメンバーで決まっていく。

「匠君《たすくくん》……楽しもうね」

　柚葉が匠に上目使《うわめずか》いでささやく。

「最高《さいこう》の思い出にしような！」

「うん」

　果桜を班長に副班長《ふくはんちょう》に匠が決まり光と柚葉のいつものグループになった。

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班長に果桜。意外でしたか？

それとも納得！　でしたか？

この続きを楽しんでもらえるように、あんちゃんと楽しく書かせていただきます。

ｂｙ　菜須よつ葉