[第21話]念願の海
今は10時。待ち合わせの時間だ。
1番最初に来たのは俺。
その次にさくらが来た。
その後に友人Aと、その彼女が来た。
松本翔と神崎飛鳥はまだ来ていない。
俺は今、とても冷静になっていた。
理由はb「お待たせ〜」
「ごめんね!待たせて!」
「全然気にしなく大丈夫よ。今待ち合わせの時間になったばかりだもの」
「私は一条さくらよ。そして、こっちが飯田優太」
『よろしく』
「あなたが一条さくらさんなの〜」
「そうか!君が!」
「うちは神崎飛鳥だよ〜」
「俺は松本翔!」
「知っているわ」
『え?知り合い?』
「えぇ。そうよ。」
「うちら3人は、SNSで知り合ったんだよ〜」
「実はそうなんだよ!」
『へぇーそうなんだ。』
「それはそうと、早く行こ〜」
さくらに二人の名前を出した時に
動揺していたのは
知り合いだったからか。
知らなかった。
俺達は電車に乗った。
「ねえねえ〜。さくらちゃんってモテるでしょ〜?」
「そんな事無いわ」
「えぇ〜。嘘だ〜。」
「だって女子校だもの」
「そうなの!?」
「えぇそうよ」
「でもさ~さくらちゃんなら飯田よりもイケメンな人狙えたんじゃない〜?」
「飯田くんはイケメンって感じしないしね!」
なんか俺の顔が
馬鹿にされている気がするが
気のせいだよな…うん…
「もしかして眼鏡を外したところを見た事ないのかしら」
「うん。だって話したの今日が初めてだし〜。もしかしてイケメンなの〜?」
「気になる!」
『先に言っとくけど外さないから』
「え〜つまんない〜」
「でもどうせ泳ぐ時に外すよね!」
『ゲッ』
「アハハ〜」
「そういえば、二人はどうやって出会ったの!」
「うちも気になる〜。」
「幼馴染よ」
「そうなの〜?私も幼馴染が欲しかったな〜」
「飛鳥!君に幼馴染がいたら、僕が付き合えてなかったかもしれないだろ!」
「もう翔くんったら〜」
バカップルだな。うん。
そんな話をしているうちに目的地についた。
皆、服の下に水着を着ている為、着替えの必要はない。
友人Aと、その彼女は
別行動したいようなので、
12:00に海の家集合にする事にした。
「ねえねえ〜。うちらも別行動するね〜」
「えぇ別に構わないわ」
「またね!」
二人も別行動するようだ。




