[第10話]衝撃の事実
★ここまでの流れ★
橋本姫乃に告白した→7/1(水)
いじめが始まった→7/2(木)
いじめが続いた→7/3(金)〜
幼馴染のさくらに相談→7/11(土)
作戦会議→7/12(日)
リア充アピール開始→7/13(月)
噂が流れ、友達ができる→7/14(火)
様々な噂が流れる→7/15(水)〜
橋本親衛隊以外敵が無くなる→7/20(月)
今日は何故か橋本姫乃に呼び出された。
橋本姫乃親衛隊も文句を言ってこないということは、話しても大丈夫なのだろう。
呼び出されたのは、人が全くいない
屋上だった。
うちの学校の屋上は立ち入り禁止で、
鍵がかかっているはずだが、
屋上に呼び出したということは、
何かしらの方法で鍵を入手したのだろう。
屋上は、鍵が開いていた。
そして、橋本姫乃はすでに来ていた。
『こんなところに呼び出してなんのようだ…?』
「おっせぇなぁ」
「いつまで待たせんだよ」
『えっ…?』
橋本さんがめちゃくちゃ怖い…
喋り方もいつもと全然違うし
声もいつもより低い
「おい、飯田」
『何?』
「なんであんな噂が流れてんだよ」
『ど、どの噂のこと…』
「俺が男性恐怖症じゃねぇってことだよ」
『俺…?』
一人称が「俺」になっている事に違和感を感じた俺は、思わず聴き返してしまった。
『なんで一人称が俺なの』
「あ?男だからに決まってんだろ」
『え?』
「だから俺は男なんだよ」
『えぇえぇええええぇええぇぇぇえええ!?!?』
『ジャ、ジャアダンセイキョウフショウッテイウノハ』
「男から告白されたらキモイから男性恐怖症っていう設定にしてんだよ」
「だから、男性恐怖症じゃないっていう噂が流れんのは困るんだよ」
「なんでそんな噂流したんだよ」
『え、いや俺が流したわけじゃないし』
「じゃあなんで流れてんだよ」
『いや、俺には彼女がいるから、
本当は俺が橋本さんに告白したんじゃなくて、橋本さんが俺に告白したんじゃないのかっていう噂が流れて、それなら橋本さんは男性恐怖症じゃないんじゃないかって』
「マジかよ…」
『そもそも、俺が告白したって事を言いふらさなきゃよかったんじゃ…』
「あ?俺はてめぇに告白された事は言いふらしてねぇぞ」
『え、じゃあ誰が…』
『もしかして、橋本親衛隊…ってそんなことよりもなんで男なのに女のふりしてんの?っていうかバレないの?』
「話すと長くなるぜ」
『あ、なら結構です』
「いや、聞かなくていいのかよ」
『うん。だって長くなるんでしょ』
「いや、それでも聞くもんだろうが普通は」
『男に告白したというショックで長話してる心の余裕がなくなった』
「じゃあ、お前彼女がいんのになんで俺に告白したんだよ」
『うーん…なんていうか』
「なんだよ」
『それは俺の彼女から聞いたほうがわかりやすいと思う』
「いや、俺お前の彼女と知り合いじゃねぇし」
『じゃあ、今日の放課後彼女くるから、橋本さんも一緒に来て』
「あ?めんどくせぇな」
『聞きたいんでしょ』
「(・д・)チッ わかったよ」




