第11話 今後についてのトーキング(4)
第10話のシーンの続きなので、投稿日は6月29日ですが、小説の世界では6月14日のままです。
ただ、途中から6月29日の日付になります。
また、今回の話では、実在するものが多く出てきますが、これはすべて、私の作り話です。現実ではないですので。
ナレーション:前話で、行き先の候補が10人の少女たちによって9通りあげられた。9通りの中から1つを選ぶため、くじ引きをすることとなった。それも、ソラやリク、ウミ、ナミが引くこととなった。そして現在、旅行先を決めるくじを引くシーンだ。
~候補地一覧~
① 北海道
② 沖縄
③ 京都
④ 大阪
⑤ 軽井沢
⑥ 日光
⑦ 広島
⑧ 伊勢+博多
⑨ 千葉(TDR)
十一夜ナミ・ソラ・リク・ウミ:せいの・・・・。
”3 京都”
十一夜ソラ:京都かーーー。懐かしい・・・。
七塚莉乃:京都。行ったばっかりだね・・・。でも、私の修学旅行楽しかったからよかった。
六原李奈:金閣、銀閣はもう一度見てみたいね・・・。
五崎吏沙:あたしは、二条城いったな・・・。
一毛利絵:京都なんて中学の修学旅行以来だな。ここにいる奴、たいてい?、いや、全員中学の修学旅行は京都じゃねーのか?
二宮リオ:あの楽しかった思い出がもう一度よみがえるなんて・・。私の希望のところが出てよかった。
十一夜リク:京都かぁ・・。俺もあと2年たったら行くのか・・。
十一夜ウミ:さぁどんな旅行になるのかな?。
十一夜ナミ:私は、学生のときからここに住んでるわけじゃないから、京都は生まれて初めてかな?
十一夜ウミ:えっ?、ママってここ生まれじゃないの?。
十一夜ナミ:違うわよ・・・。
十一夜ウミ:へぇー。そうなんだ。初めて知った。
十一夜リク:初めてって、それでも、お前は娘か・・。
四目璃子:まぁまぁ、リクさん落ち着いて。それより、修学旅行気分で行けるなんていいですよね。
七塚莉乃:ちなみに奈良のほうは行くの?
一毛利絵:いや、京都だけだ。リクの都合とかがあるし、お前ら受験生だろ?。だから、そんな長くいられねーんだよ。
九条里実:修学旅行の予習っていい感じだわ。
二宮リオ:まず、金閣や銀閣、清水寺は必須だね~♪。
六原李奈:やけに機嫌いいね・・・。
七塚莉乃:まぁ、いいか。
二宮リオ:そうと決まれば、旅行代理店へLet's go!
一毛利絵:お前にしては珍しくハイテンションだな。
八幡梨帆:ほんと、子供ね。あはははは。
~旅行代理店~
店員(イメージCV:葉月絵理乃):いらっしゃいませ。次のお客様どうぞ。
一毛利絵:はい。
店員:お名前と人数をどうぞ。
一毛利絵:一毛です。こちらの皆様は友達としてきておりますので、全員苗字も名前も違います。ちなみに、14名です。
店員:そうですか・・。お客様のご旅行先はどちらへ?。
一毛利絵:京都方面に行こうと思っているのですが・・・。
店員:日付と、手段を教えてくださいませんか?。
一毛利絵:手段は新幹線を使おうと思っているのですが・・。日付は・・。ちょっと、すみませんが、少しの間お待ちいただけないでしょうか?
店員:はい。
一毛利絵:リク、暇な日はいつだ?。
十一夜リク:暇っていうか・・。部活も塾もない日ということか?。
一毛利絵:できれば、3日あけてほしいんだが・・・。ちなみに終業式はいつだ?。
十一夜リク:7月19日土曜。えっと・・・。
一毛利絵:そうか・・・。私立だったんだ。みんなは18日の金曜で終わるんだよな。
十一夜リク:20日、21日、22日は部活も塾もないから。
一毛利絵:じゃあ、その3日で大丈夫か・・?。一応、他のやつに聞くんだった。
一毛利絵:お前らーー、7月20日、21日、22日は暇かぁ?。
ナミ以外全員:大丈夫だよ(ですよ)。
十一夜ナミ:平日が入るのね・・・・。ちょっと、なんだろう、有給は余ってるんだけど・・。まだ、何とも言えないわね。
一毛利絵:そうですか・・・。
店員:あのぅ・・・、お客様、大丈夫でしょうか・・・?。
一毛利絵:すみません。後日伺います・・・。
~カフェ~
一毛利絵:ナミさん以外は大丈夫なんだな・・・。あと、ナミさんが了承してくれれば、この日程で大丈夫なんだが・・。
二宮リオ:できるだけ早くいきたいね・・・。
七塚莉乃:どうなるんだろう・・・。
四目璃子:今度集まった時またはなしましょうか・・・。
一毛利絵:ナミさん、ちょっといいですか?
十一夜ナミ:なに?。
一毛利絵:今度、4人とも、うちにいる日っていつですか?
十一夜ナミ:私は基本土日はいるし、ソラは、自営業だから毎日いるし、ウミだって学校がない土日はいるし、リクは、土曜日も学校だし、日曜日も部活あるときあるし・・・。
一毛利絵:リクに聞いたほうが早かったか・・・。
六原李奈:そうだよね~。私が質問してきてあげる・・。
一毛利絵:なんか、こいつどうしたんだ。
二宮リオ:リク君のことになるといつもああなるんだから・・。
一毛利絵:余計な雑談するんじゃなーぞーーー。
六原李奈:わかってるってば。
15分後・・。
一毛利絵:ただ聞いて戻ってくるだけなのに、なんで15分もかかってるんだ?
四目璃子:そうですよね・・・。遅いですよね。
三橋理佳:どうせ、また余計な話をしてるんだよ。まぁ、あいつのことだから、何を言っても無駄だよ、あのお馬鹿さんに。
七塚莉乃:迎えに行ってみようよ・・。
三橋理佳:辞めたほうがいいと思うよ。なぜなら、階段を上がってるときに、オバケが出るかもよぉ?
七塚莉乃:きゃああああああ。やめてーーーーー。やめてーーー・怖い・・。
三橋理佳:やだなぁ、もう、冗談って何回も言ってるのに。もしかして、冗談が通じないのかなぁ?。
七塚莉乃:もう、オバケの話とかされると、もう周りが見えないからね・・・。
一毛利絵:そんなことより、様子を見てくるか。
~2階のリクの部屋~
一毛利絵:ふいっす・・・。
六原李奈:ねぇ、リク、身長何cm、友達何人いるの?、ねぇ、ねぇ・・?。
十一夜リク:なんでそんなくだらない質問ばっかりするんだよ。
一毛利絵:こりゃ、あいつに行かせて15分、いや20分損したな・・・。ちょっと、李奈、リクに、”家にいる日はいつか”を聞いたのか?。
六原李奈:いや、聞いてなかった・・。
一毛利絵:こりゃ、だめだ・・・。あたいが質問してくる。
一毛利絵:リク、今度、家にいる日曜日はいつか?、ようは部活がない日曜日ということだ。
十一夜リク:来週はテストあけるしあるんだよな・・・、再来週は・・・。空いてるけど、なんで?。また、くだらない質問か?。
一毛利絵:あたいがくだらない質問するわけないじゃねーか。もう一度、今日行った旅行会社を14人で訪れるために、いつが都合つくか、聞いてみたの。
十一夜リク:ふぅーん。それだけ?。
六原李奈:それだけじゃないよ♡。私と一緒に付き合ってくだs、あちょーーー。
一毛利絵:ほら、もどるぞ。
十一夜リク:それで何になるのか。
~解散前~
一毛利絵:ナミさん、すいません・・・。
十一夜ナミ:今度はどうしたの?。
一毛利絵:6月29日の日にまたお邪魔します。それまでに有給休暇が取れるか、調整していただければ嬉しいです。
十一夜ナミ:そうね・・・・。あと2週間あるからね・・・。なんとか頑張ってみるわ。たぶんできると思うけど。
一毛利絵:無理はなさらずに・・・。
十一夜ナミ:少し、交渉してみるわね。じゃあ、あなたたちもがんばってね。
二宮リオ:わざわざすいません・・・。
四目璃子:また、6月29日の日に来ますので、よろしくお願いいたしますね。
十一夜ナミ:はーい・・。それで、今日はもう帰るの?。
四目璃子:大分、お話しさせていただいたので、もう本日は帰ります。
十一夜ナミ:気を付けてね。
十一夜ソラ:じゃあ、楽しみに待ってるわ。
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~6月29日~
ナレーション:約束していた6月29日、ありのままに、10人の少女は集まっていた。
二宮リオ:今日の日を待ってました。ナミさんは、有給を取ることができたのか。
七塚莉乃:楽しそうな旅行になるといいね・・・。
八幡梨帆:そうだね。だから?。
七塚莉乃:楽しい旅行に対して、”だから?。”っていうのは何なの?。そんなに自分の希望がかなわなかったことに対して妬むなら、あなたは来なくていいです。自分で好きなとこいけばいいじゃん。
三橋理佳:莉乃、キレたーーー。
七塚莉乃:別に怒ってないけど、正論を述べただけ。
八幡梨帆:自分が良かったからってそんなこと言わないでくれるかしら?。
七塚莉乃:だったら何なの?、そんないやなら、”来なくていいよ”って言ってるんだけど?。というより、あなたもくじ引きを選んでたよね?、利絵さんが、”くじ引きだと公平に決まるが、好きなところになる可能性も少ないぞ”と言ってたの覚えてないの?。
八幡梨帆:だったら何?。僕の案はつぶすし、あんたらいったい何なの!?。わがままなのはあんたじゃないの。
四目璃子:梨帆さん、いい加減にしてください。莉乃さんはさっきから、”もう決まったんだからわがままを言うな”と仰せられましたよね?。今のあなたの態度だと、京都以外のところが当たってもそうなったのではないでしょうか?。わがままは大概にしてくださいよ!!。
七塚莉乃:そうです。璃子さんが言ったとおりです。私はこれが伝えたかっただけです。
八幡梨帆:ちっ・・・。
三橋理佳:とりま、ナミさんが大丈夫かどうか聞こう。
二宮リオ:そう来なくっちゃ。
一毛利絵:ナミさん、
十一夜ナミ:何?。
一毛利絵:確か、2週間前にも話したと思いますが、有給休暇は取れたのでしょうか?。
十一夜ナミ:とれたよ!!。一日くらいなら、部長も”いい”と仰せられましたよ。
一毛利絵:なぜ、最後だけ敬語?。
十一夜ナミ:一応、私より立場は圧倒的に上なので。
十一夜ソラ:私も3日くらいなら店も閉めれるし、リクもたまたまこの期間は塾や部活がなかったし、ウミは、ずっと暇だし。
十一夜ウミ:なんか、楽しみになっちゃった・・・。早く、この日が来ないかな・・・。
十一夜リク:というか、あれから2週間たったから、もう新幹線の座席が取れなくなっちゃったりしてないか?。
十一夜ウミ:もー。お兄ちゃん、夢のないこと言わないでよ!!。
十一夜リク:ごめんごめん・・・。といっても、遊びに行くんじゃないんだからな。そこは大本から勘違いしないでくれよな。
十一夜ウミ:はいはい・・・。
二宮リオ:とりあえず、旅行代理店へ、Let's go again
九条里実:また始まったわね。
~旅行代理店~
一毛利絵:2週間ほど前に、貴店に訪問させていただいた一毛です。
店員:あっ、はいはい・・・・。
一毛利絵:唐突で申し訳ないのですが、京都旅行について、2週間前にお話しさせていただいたんですけど、現時点では新幹線の座席は空いていますか?。
店員:ちなみに、日付はいつにされますか?。
一毛利絵:出発が7月20日で、帰りが7月22日でお願いしたいんですが・・・。
店員:自由席ですか?、指定席ですか?。
一毛利絵:できれば、指定席でお願いしたいんですが、もし無理なら自由席で・・。
店員:えっと・・・。14名様でしたっけ?。
一毛利絵:そうです。
店員:便はどの便にされますか?
一毛利絵:○:×□、東京駅発でお願いします。
店員:確認してまいりますので、少しお時間をいただけないでしょうか?。
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数分後・・・。
店員:長らくお待たせさせてしまってすいません。空席状況ですが、○号車と△号車は空いていますが、どのあたりがよろしいでしょうか?
一毛利絵:そうですね・・・。なるべく前のほうがいいので、前から詰めていく感じでお願いします。
店員:では、○号車の1列目と2列目を全部ということでよろしいですね?。(たしか、1列7人だった気がする。)←これは作者の記憶ですので、正しいかどうかわかりません。
一毛利絵;そうですね。予約、していただきたいです。
店員:了解いたしました。登録いたしますので、もうしばらくお待ちいただけないでしょうか?。
一毛利絵:はーーーい。
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数分後
店員:長らくお待たせしてしまってすみません。登録が完了しました。こちら、新幹線のきっぷになります。なくさず、保管なさってください。
一毛利絵:はいーー。
店員:ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
~カフェ~
一毛利絵:はー。これで予約もできたし、一段落したな。
四目璃子:次は、ホテル決めですか。京都にはたくさんホテルあるみたいですからね。
七塚莉乃:だからといって甘く見れないよ。5~6月よりはかなり減ったものの、修学旅行生はまだいるからね。
五崎吏沙:そろそろ、高2で来る学校とか出てくるよな。まぁ、うちの学校は違うけど。
三橋理佳:まくら投げとか楽しいよね・・・。当てられたときは痛くなかったし、当てたときは、みんな痛がってたし。なんだろう、これって、三橋理佳ちゃんのボールが強いからかな?。
六原李奈:自分で自慢するな。
四目璃子:さっそく、パソコンを貸してもらいましょうよ。
五崎吏沙:えっ?、スマホじゃダメなの?。
四目璃子:パソコンのほうが調べやすいかなぁっと思いまして。
四目璃子:ソラさん、ナミさん、パソコンを貸していただけませんか?。
十一夜ソラ・ナミ:いいよーー。宿の予約するんでしょ?。2階のリビングにあるからどうぞ使ってちょうだい。
四目璃子:ありがとうございます。
~2階のリビング~
四目璃子:よし、パソコンを・・・。
一毛利絵:ちょっと、待って、お前がいじるとわからなくなるだろ?。あたいがやるよ・・・。
四目璃子:そうですね。人の所有物なんですからね。←理系だが機械音痴。
一毛利絵:えっと・・・・・。えっと・・・・・。京都 旅館 って検索・・・。
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一毛利絵:えっと・・・・。ここは、空いてない・・。
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一毛利絵:ここは3人部屋が4つだけあるんだけど、人数が足りない。
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一毛利絵:ここはちゃんと空いてるけど、高すぎて泊まれない。
七塚莉乃:ちなみに、二日とも同じホテル・旅館に泊まるの?
一毛利絵:そうしているつもりだが、ダメだったら替えるしかないよな・・・。
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一毛利絵:えっと、ここは・・・。空いているけど、高い。
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一毛利絵:ここは空いてない・・・。
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一毛利絵:うわぁぁーーーーー。どこにすればいいんだよ。どこもかしこも空いてないじゃないか、空いていても高いじゃないか!!。
四目璃子:こだわりすぎですよ・・・。
六原李奈:あの人、経済学部だからお金のことにはケチってるかもね・・・。
二宮リオ:そうだね。
一毛利絵:けちってねーわ!!。
六原李奈:あっ!!
九条里実:な、何よ!!。行き成り大きな声出さないでよ。
五崎吏沙:もー。びっくりするな・・。なんだよ。
六原李奈:ホテル○△。ここは値段もリーズナブルだし、14人分空いてるよ。
↑○△っていうのはもちろん偽名です。
一毛利絵:本当か?。どれどれ・・?。
一毛利絵:5人部屋が1つ、4人部屋が2つ・・・って、これじゃあ13人じゃねーか!。つか、ここビジネスホテルじゃねーか・・。
六原李奈:計算間違えたぁ!!。
三橋理佳:やっぱり、相変わらずのお馬鹿さんだよねーー。
一毛利絵:そうだよな・・・。
六原李奈:えっ?。
一毛利絵:いや、三橋理佳だ。
三橋理佳:なんで?。
一毛利絵:人は間違えをすることをあるんだ。それくらい、わかるだろ?。
三橋理佳:うん。
一毛利絵:でも、それをいつまでも、責めてたら、ろくな大人にはなれないんだ。人の間違えを嘲笑するのは、最低だ。そこを優しく教えてあげるのが、大人なんじゃないかとあたいは思うんだ。
一毛利絵:はぁ・・・・。ここもダメか・・・・。
四目璃子:あのぅ・・・。交代しましょうか?
一毛利絵:お前の場合、失敗するだろうからな・・・。
四目璃子:あれ、さきほどまで、あなた、”人は間違えをすることをあるんだ”と仰せられましたよね?。
一毛利絵:間違えにはしても良い間違えと、してはいけない間違えがあるんだ。具体的に言えば、次に気を付ければいいものと、そうでないものだ。わかったか?。
四目璃子:人のもの壊したら、”次は気を付けます”では済まされませんからね・・。
五崎吏沙:じゃあ、あたしやるよ・・・。スマホもいっぱい使ってるし、こういう能力は人一倍長けてるんだ。
一毛利絵:お前なら大丈夫そうだな。
五崎吏沙;えっと・・・・・。
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五崎吏沙:ここは、満員だし・・・。
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五崎吏沙:ここは会員制かよ・・・・。
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五崎吏沙:ここは高い・・・。
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そして、2時間・・・・、3時間・・・・、4時間と時間ばかりが過ぎていき・・・・・。
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五崎吏沙:ない・・・。
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ついに5時間経過。
五崎吏沙:はぁはぁ・・・。ない・・・。どこもかしこもねーよ。
※注意 これは私が勝手に作った話です。6月29日時点の京都旅館の予約がほとんど埋まっているっていうことはまっかな嘘です。くれぐれもお気を付けください。
・・・・・
一毛利絵:しゃーないな・・・・。もう、あきらめよう・・・。あの、○△ホテルに13人として予約するか・・・。1人は、雑魚寝だな。
七塚莉乃:雑魚寝やだぁ~~~。
六原李奈:私も。
一毛利絵:そりゃぁ、みんな嫌だろう・・・・。とりあえず、もう予約するぞ。異議ある奴いないか?。
八幡梨帆:ちゃんと探してよ。
五崎吏沙:5時間やったのに見つからねーんだよ。あんた、5時間パソコンいじってねーからそんなことがいえるんだろ?。文句があるならいじってから言えよ。
一毛利絵:ほら、ほかのやつは大丈夫なのか?。
他全員:異議なし。
一毛利絵:じゃあ、予約するぞ・・・・。
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一毛利絵:えっと・・・・。名前、宿泊日数、・・・・。それで・・・・。
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一毛利絵:はぁ~。予約完了。これで宿舎は完全決定だぞ。
四目璃子:ちなみに、十一夜家の皆さんには賛成意見はもらったのですか?
一毛利絵:げっ、忘れてた。やべぇっ。でも、お前らは梨帆以外、反対しなかったから、たとえ、十一夜家が全員反対しても、これが可決してたな。
七塚莉乃:それで本当にいいのかな・・・・。
九条里実:なんか心配な予感がするわ。
六原李奈:というより、だれを雑魚寝にするか決めないと・・。
八幡梨帆:もちろん、リク。
一毛利絵:なんでだ?。
八幡梨帆:うぜーから、雑魚寝しろっつーの。
一毛利絵:そんな不純な理由で通用すると思ってんのか。
二宮リオ:そうだよ。そんな不純な理由では通らないよ。
八幡梨帆:リク雑魚寝、リク雑魚寝、リク雑魚寝。
四目璃子:なぜ、そんなに、リクさんを雑魚寝にしたがるのでしょうか?。正当な理由がないなら、ただのわがままでしょうか?。本人が聞いたら顔を真っ赤にして激怒してくるでしょうね。
八幡梨帆:とりあえず、リク雑魚寝、リク雑魚寝、リク雑魚寝。うぜー奴は雑魚寝だ。そんな、ヘタこいた言い訳が通ると思ってるの?。リクは雑魚寝。もし、それを止めるのであれば、あんたも雑魚寝だよ。もし、これに対して、素直に従えば、あんたらは雑魚寝にならなくて済むのよ。
六原李奈:だいたい、ちゃんと最後まで探さないからこうなったんじゃないの?。
五崎吏沙:だったら、お前も5時間パソコンで宿探してみろや!!。
八幡梨帆:とりま、リク雑魚寝。リク雑魚寝。リク雑魚寝。それ以外はベットで寝よう。
十一夜リク:おい!!
雄叫びが、ヘア全体に響いた。
三橋理佳:うわぁ、びっくりした!!。
七塚莉乃:え~~ん・・・・泣)。
十一夜リク:”リク雑魚寝、リク雑魚寝”ってさっきっからうっせんだよ!!。あとさ、”ウザいから雑魚寝”ってなんなんだよ、全然理由になってねーじゃんかよ!!。
八幡梨帆:あっ、もーーー、ちょーうぜーーーーー。うるさいから、黙ってくれない?。
十一夜リク:おい、おめぇ自分勝手すぎるぞ。”うぜーから”ってなんなの?。ウザいって思ってるのは全然かまわないよ。でもなぁ、”うぜーから雑魚寝しろ”って、何それ、だったら、おめぇが雑魚寝してこいや!!
八幡梨帆:それで?
十一夜リク:”それで”じゃねーだろ!!、おめぇさぁ、自分がやってることも理解してねーのか、おめえの感情で世の中で成り立つと思ってんのか、この野郎!!。言われてる方の気持ちなんて、何にもわからない、ただただただただ、自分だけの気持ちを押しつけて、もしおんなじことをおめぇがされたらどうなんだよ!!。
八幡梨帆:いやだよ。
十一夜リク:じゃあ、なんで嫌なのに、俺にはやるんだよ!!。それ、おかしくねーか?。平等じゃねーじゃねーかよ。何、人の気持ちを無視してさぁ、自分ばっかり、こっちにも人権があるんだぞ!!。ああっ!!。なんか、俺おかしいこと言ってるか!?。
八幡梨帆:うん。
十一夜リク:だったら、言ってみろや!!。
八幡梨帆:嫌だ。言わない。
十一夜リク:なんでだよ、言えっつってんだろ!!。
八幡梨帆:何で言わなきゃいけないんですか?
十一夜リク;さっき、俺が、”なんか、俺おかしいこと言ってるか!?。
”っていったら、おめーが、”ある”っつっただろうが、だから、どこがどうおかしいか言ってみろや!!。何がおかしいか、俺を納得させてみろっつってんだよ!!。
八幡梨帆:は~。もう、付き合いきれないわ・・・。帰りましょう・・。
一毛利絵:お前が言ってることは間違ってるけど、”帰りましょう”には説得力があるな。
五崎吏沙:疲れたし・・・。あたしなんか・・・。もう、付き合いきれないね・・・。
七塚莉乃:さようなら・・・。
十一夜リク:”付き合いきれねーじゃねーだろ!!。なんなの、おめぇのその態度、バカにしてんの!!。平気でひとをなめてんじゃねーよ!!。マジで殴るぞ!!
八幡梨帆:やっべぇ、殴られる前に帰んないと!!。
十一夜リク:おい、おい、まだ話は終わってねーぞ!!。
一毛利絵:また、あいつがリクのこと怒らせちゃったけど、今日はありがとうございました。
十一夜ソラ:うーんうーん。全然。むしろ、ホテルまで決めてもらっちゃってごめんね。
十一夜ナミ:ちなみにホテルはどこだか決まったのかしら?。
四目璃子:○△ホテルっていうところになりましたが、5人部屋が1つ、4人部屋が2つしか空いてなかったんです。 だから、1人だけ雑魚寝になる人が出てきちゃったんですよ。そして、この、梨帆さんが、ウザいからという理不尽で不条理な理由で、リクさんを雑魚寝に強制決定させてしまったことで、彼は怒ってしまいました。
十一夜ナミ:そうなの・・・。詳しく話してくれてありがとう。
十一夜リク:まだ、話は終わってねーぞ・・・。
十一夜ウミ:お兄ちゃん、もう少しちゃんと話そう。次回来たとき、みんなでちゃんと決めようよ・・・。
十一夜リク:俺は、ウザいという理由だけで決めたことに対して腹が立っている。
十一夜ウミ:今度話そうよ・・・。
十一夜ソラ:前も話したように、もう一度彼女たちと話して解決しようよ。
十一夜ナミ:今回の理不尽なことはちょっと怒ってしまうこともあるけれども、もう少し、話し合えば差別がなくなるかもしれないじゃない。
十一夜リク:ぜったい、あいつらのことだからそんなのないと思う・・・。
四目璃子:私たち、かなり疑われちゃってますね。
七塚莉乃:私たちが彼を怒らせたのは3回目だからね。
十一夜ナミ:あなたたち、もう帰るんだよね?。気を付けて帰りなさいよ。
一毛利絵:お邪魔しました。
六原李奈:ありがとうございました。
~アフターストーリー~
五崎吏沙:あー。あんな理不尽なことされたら怒るわな・・・。
一毛利絵:なんだろうな・・・。あたいとお前は今日は頑張ったな・・・。
三橋理佳:自分で頑張ったとか言っちゃってさ・・・。
二宮リオ:えっ、がんばってたじゃん。2人とも。
九条里実:やるときはやるんだね・・・。
七塚莉乃:今回はちょっとやりすぎだね。あの、”リク雑魚寝”コールは私は許せない。もう一度、彼と私たちで話して、仲直りしよう。
四目璃子:そうですね。早期解決したいですもんね。
八幡梨帆:だってウザいんだもん。
四目璃子:とにかく、何がウザいのか、今までの関係をおさらいしていきましょうよ。
一毛利絵:あと、行程も作らなきゃいけないのか・・・。
ナレーション:八幡梨帆の発言のせいで、10人の少女間やリクなどと関係に亀裂ができてしまった。早期解決はできるのか!?、そして、行程は決まるのか!?。
※ちなみに、旅行の話は第14話に放送する予定です。




